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元カノとどうやって別れたのか気になる? 気にならない?

彼の過去の恋愛

彼の過去の恋愛が気になる


大人になってから知り合ってつきあい始めたら、お互いに過去の恋愛のひとつやふたつあって当たり前。つきあい始める段階で、それをどこまで知っておいたらいいのか、あるいはどこまで気にしたらいいのかと戸惑う人たちがいる。

 

1年つきあった頃、「元カノが出産した」と告げられ……

彼の過去の恋愛

過去の修羅場から、過去を聞くようになった


「私はつきあう前に、元カノとどのように別れたかを聞きます」

そう言うのはアミさん(30歳)だ。半年ほど前からつきあっている1歳年下の彼がいるのだが、つきあうと決める前に、彼に尋ねたそうだ。

「ちょっとイヤそうでしたけど(笑)、それを聞くことであなたのことがよりわかるからと言って。自然消滅だったみたいです。そもそも大恋愛の経験がないらしい」

元カノとの別れを新しい彼に聞くようになったのは、以前、ひどい目にあったからだという。

「大学を出て就職した会社でつきあうようになった同期の彼がいたんです。1年くらいつきあったところで、『実はこのあいだ、元カノがオレの子を産んでさ……』という話になって。私とつきあう時点で、彼は元カノが妊娠していることも知っていたんですって。それをヘラヘラしながら世間話みたいに……ひどいヤツでしょ? そんな男を好きだと思った自分が情けなかった。

だからそれ以降、別れ方を必ず聞くんです。別れ方そのものより、それを話しているときの彼の表情などを観察しているという感じです」

人には過去があるものだからこそ、その過去をどう整理しているのか、あるいは過去をまだひきずっているのか。そこが問題となりそうだ。

 

トラウマや過去があるからこそ、「聞かない」派も

彼の過去の恋愛

あえて聞かない優しさもある


人には過去がある。だからこそ何も聞かないという女性もいる。

「相手が話してくれば別ですが、わざわざ聞き出すことでもないんじゃないかと思います」

ユウカさん(34歳)はそう言う。相手が話したくなれば話すだろう、わざわざ聞かなくていいと思っているそうだ。

「ただ、この年になって思うのは、相手が過去を話してきたときの自分の対応も重要だなということですね。せっかくカミングアウトしてくれたのに、それにあわてふためいていたら彼も話さなければよかったと思うでしょうし」

ここ3年ほどつきあっている2歳年上の彼には、前の恋愛で深いトラウマがあったのだという。つきあって1年ほどたったとき、初めて聞かされた。

「話しておきたいことがあるんだ、と言われて。いつになく真剣な表情でした。彼の元カノは、彼のおにいさんと関係を持ち、そのままふたりで駆け落ちしてしまったんだそうです。今は居場所がわかっているけど、当時はわからずに大騒動だった、と。自分の彼女が自分のきょうだいと逃げちゃったなんて、二重のショックですよね。今もふたりのことを恨んでいるのか尋ねたら、『恨んではいないけど、気持ちはまだ整理できていない。でもユウカとつきあうようになってから、また女性を信じてみようという気持ちになった』って……」

その瞬間、聞いたほうはある種の重荷を背負わされた気持ちになりかねない。だからこそ、ユウカさんは自分の態度が重要だと思ったのだろう。

「私は絶対裏切らない、とかそんな口先のことを言っても意味がない。そのとき私は、彼を抱きしめて『話してくれてありがとう』と言いました。本当にそういう気持ちだったから。

今も複雑な感情はあるでしょうけど、彼の過去は彼の過去だと割り切るようにしています。私がその重荷を一緒に背負う必要はない。そう思わないとふたりの関係がおかしくなるから」

 

お互いを尊重するのが大人の恋愛の始まり

相手の過去を聞くのは、彼を好きであればあるほどむずかしいことなのかもしれない。
 
いくら好きでも、相手のすべてを共有することはできない。彼の過去を知りたい派も知らなくていい派も、結局は相手との距離感をどう測っていくか、どう保っていくかが重要になっていく。

「20代のころは好きな人とは同化したいと思っていたんです。彼が感じるように感じ、彼と同じようにものごとを考えたい、と。でも、もともと別の人間だから、それは無理。同じものを見て『きれいだね』と言っても、おそらく彼の思う『きれい』と、私の感じる『きれい』は度合いも色合いも違うと思うんです。

だからこそお互いを尊重する、ということが大事になる。同化できないんだと思うとさびしいけど、違う人間だからこそ、この組み合わせで何がプラスされるかと考えたら、それはそれで楽しい。そこからが大人の恋愛の始まりなのかなと最近は思っています」

ユウカさんは、彼の過去を聞いてからものの考え方が変わってきたという。懐の深い彼女の笑顔が印象的だった。
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