ポイントカード、何を持つ?
買い物をすると、お会計の度に「ポイントカードはお持ちですか?」と訊かれるほどに、今やポイントの時代と言っても過言ではありません。言われるたびにポイントカードを作っていては、すぐにお財布の中がパンパンに。ガイド記事「ポイントカードの取捨選択のコツ&整理収納法」でもご紹介しましたが、「年間いくら分のポイントが貯まる」等、自分で一定の基準を設けてポイントカードを取捨選択するのもひとつの方法です。
おすすめの共通ポイントカード!ポイントが貯まりやすい!
そんなポイントカードが氾濫している世の中ですが、おすすめなのが「共通ポイントカード」。異業種でも、いくつものお店をまたがってポイントを貯めることができるポイントカードのことです。複数のお店で利用することができるので、ポイントが貯まりやすく使いやすいというのが、おすすめの理由です。
代表的な共通ポイントカードを3つ、ご紹介します。
■Tポイント
カルチャー・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営しているTポイントカード。提携先企業も多く、飲食店、ホテル、旅行会社、新聞社など。またネット通販のサイトでも登録できるところが多く存在しているので、気づいたらあっという間にポイントが貯まっているということもあるポイントカードです。≫≫ Tポイントの提携先
■楽天ポイント
ネット通販モールの大手である楽天市場の楽天が発行しているポイントカードが楽天ポイント。こちらも楽天市場や楽天トラベルなどの楽天関連以外の企業も多く提携しています。マクドナルドやくら寿司、しゃぶしゃぶ温野菜などチェーンの飲食店や、紳士服コナカ、ビックカメラほか多数。≫≫ 楽天ポイントの提携先
■dポイント
docomoが運営しているdポイントカード。スマートフォンなどをdocomoで契約している人のポイントカードと思われがちですが、実はdポイントカードも使える店が複数ある共通ポイントカードです。こちらもローソンやマクドナルド、ノジマや高島屋、飲食店も複数あります。≫≫ dポイントの提携先
この他の共通ポイントカードとしては、三菱商事が運営しているPontaカード(ポンタ)が有名ですね。今はポイントカードの時代というより、共通ポイントカードの時代と言ってもいいでしょう。
また現在、少しずつですが共通ポイントカードがスマホアプリで使えるようになってきています。スマホに表示させた二次元コードをお店に読み取ってもらいポイントが貯まる仕組みです。これが普及してくれれば、共通ポイントカードでさえもお財布に入れなくてよくなりますね。
企業コラボカードも多い共通ポイントカード
動きが盛んな共通ポイントカードだけあって、企業やアーティスト、映画作品などとのコラボカードも多く登場しています。好きなカードを作る楽しみというのも出てくるかもしれません。共通ポイントカードでポイントの二重取り三重取りも可能な場合も
お店独自のポイントカードを発行しつつ、共通ポイントカードも提携している場合は、1回の買い物でポイントの二重取りをすることが可能な場合もあります。また支払いをクレジットカードにすることでクレジットカードポイントもつきポイントの三重取りに。さらに一例として、マツモトキヨシではポイントの四重取りも可能です。航空会社であるANAやJALのマークがついているクレジットカードは、通常のクレジットカードのように支払い額に応じてポイントがつきますが、一部「マイル特約店」として提携しているお店ではさらに直接マイルが加算されます。
マツモトキヨシはお店自体のマツキヨポイントカードがあり、共通ポイントカードのdポイントとも提携しているため、両方のポイントを貯めることができます。さらにANAもJALもマイル特約店となっているため、ANAやJALのクレジットカードで支払うとクレジットカードポイントと、マイルを貯めることができ、1回の買い物でポイント四重取りが可能なのです。
共通ポイントカードの提携先や、最後にご紹介したマイル特約店は時期により変わる可能性がありますが、いずれにしても共通ポイントカードはポイントを貯めやすく使いやすいものです。ポイントカードをたくさん持つのはいやという方には特に、共通ポイントカードがおすすめです。