不吉な数字や物を見た時の対処法
黒猫が目の前を横切った、鏡が割れた、4や9など不吉な数字が目についたなど、不幸の前触れを感じることはありませんか? 何かイヤなことが起こるかもしれない、伝統的なジンクスの意味を見直してみましょう。
<目次>
1.黒猫が前を横切ったら不吉?
こんな言い伝えを聞いたことはありませんか? まるで悪魔の化身のように捉えられていますが、実は、黒猫は幸運のシンボルなのです。正確には、「幸運が目の前を横切って、遠ざかったから」不吉というわけ。ですから、恐れることはなにもありません。幸運が歩んで行った方向に、あなたも進むべきです。黒猫を見た日は、黒猫が進んで行った方向に、ツキがあると考えて。右へ向かった日は、迷ったら右を選べばよいのです!
2.鏡が割れたら不吉?
私たちは鏡を使って、客観的な判断を下します。顔つき、顔色は悪くないか、見えない場所でおかしなことは起こっていないか、などなど……。ですから、鏡が割れることを警告と感じるのは、ごく自然な感覚といえます。運命が大きく変わるデリケートな時期に差し掛かっています。割れた鏡は速やかに処分して。また、危険を避けるなど、注意深く過ごしましょう。悪縁、悪習慣を断ち切るなど、7つ何かを手放すのも、有効な厄除けに。
3. 「4」や「9」など、縁起の悪い数字を見たら不吉?
4と9は、悩ましい数字です。4は、「し」とも読み、死に結び付けられています。9は、「く」とも読み、「苦」を連想させると言われています。遠い昔からの言い伝えで、この2つの数字を忌み嫌う人も多いでしょう。でも、読み替えてみるとどうでしょう?4の「し」は、幸せの「し」に。最近では、9の読み方は「く」よりも、「きゅう」がポピュラー。「急」でも、「休」でも、その時のご気分にあった漢字に置き換えて受け取って。
4.ゾロ目の数字を見たら、幸運?
ふと、時計を見たら「1時11分」、数字が揃っていた、何気なく引いた数字がゾロ目だった……、そんな経験は、どなたにもあると思います。繰り返し、同じ数字の並びを目にする人もいらっしゃるでしょう。何かある? その直感は、当たっています。ゾロ目を目にするのは、準備完了のサイン。「もう始めていいですよ」という意味です。繰り返し、同じ数字を見るのは、念押し、後押しです。ためらいを捨てて、何かを始める、変える必要があります。
5.数字の「13」や「666」を見たら、不吉?
西洋では、13は忌み数とされています。嫌われる背景は宗教的な背景など諸説ありますが、12進法では、13はひとつ余計な数字ということになります。このため、魔につけいられやすいなど、ネガティブなイメージが重ねられたのでしょう。666は、新約聖書の中で、「獣の数字」とされています。いずれも、キリスト教との結びつきが強い概念といえます。信仰を持つ人は、注意を払うべきですが、それ以外の方は、荒々しい変化のサインと受け取りましょう。
人生では、よいことも、悪いことも起こります。始まりがよくても、結果がよくない、始まりが悪くても、結果的によかった……など、一筋縄ではいかないケースもあります。ジンクス、迷信として言い伝えられていることは、多くの場合、予期せぬ急激な変化への警告です。心の準備をすることで、ショックを和らげ、的確に対処する心のゆとりを作るのです。いたずらに恐れず、その意味することを考えて、うまく活用していきましょう。
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