ケアンズ/ケアンズ基本情報

ケアンズのエリアガイド(2ページ目)

世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフと太古の熱帯雨林という2つの世界遺産に囲まれた街ケアンズ。南国ムード満点のケアンズの気候と特徴、おすすめシーズン、主な観光スポットを5エリアに分けてご紹介します!

執筆者:平野 美紀

ケアンズ エリア案内 - ケアンズ市内中心部(CBD)

ケアンズ市内中心部はCBD(Central Business Districtの略)と呼ばれ、半径約1~1.5km程度の範囲に主なホテルやレストランが集まっています。お店などがずらりと立ち並ぶエリアだけなら半径600~700m程度と十分歩ける範囲です。

CBDの東側は海が広がり、グレートバリアリーフへのクルーズ船が発着するマリーナもあります。ただ、CBD前に広がる海には、残念ながらビーチはありません……。ですが、ケアンズ市が整備したきれいなラグーンプールがあり、誰でも無料で利用できます。

また、このラグーンの近くでは毎日曜日8~17時にマーケットが開かれ、お土産探しにもってこい! また、お土産探しなら、毎晩夜になるとオープンするナイトマーケット(エスプラネード側とアボット通り側の2つ入口あり。オープン時間は17~23時頃まで、店舗によりまちまち)もありますので、日中ツアーなどに参加していて買物する時間がない人にもおすすめ。

その他の市内マーケットでは、金~日曜日にシェリダン通りとグラフトン通り付近で開かれるラスティーズマーケット(金曜日は5~18時、土曜日は6~15時、日曜日は6~14時)があります。こちらは野菜や果物、日用品などが中心で、どちらかというと地元向けのマーケット。ですが、いかにも南国!といった感じのトロピカルフルーツなどがずらりと並び、見て歩くだけでも楽しいものです。

ラグーンプールのあるマリーナ付近からは、海沿いにきれいな遊歩道が作られており、朝夕は散歩やジョギングを楽しむ市民の姿も。ピクニック&バーベキュー設備もあるので、のんびりとした時間を過ごすのにもおすすめです。

CBDの中心部には、シティプレイスと呼ばれる歩行者天国になった場所があり、ここから各方面へのバスが発着しています。このシティプレイスからさらに西へ350mほど歩くと、ショッピングセンターと一体化した駅ビルのようになったケアンズ駅があります。観光列車キュランダ鉄道は、ここが始発です。

ケアンズ エリア案内 - ノーザンビーチズ

ケアンズ空港よりさらに北には、ノーザンビーチズと呼ばれる美しいビーチが連なるエリアがあります。リゾートホテルも立ち並び、その中心となる町がパームコーヴ。レストランやカフェ、ショップも多く、リゾートムードを満喫したいならココに滞在するのもおすすめ。

パームコーヴ以外にもヨーキーズノブ、トリニティ、クリフトン、ケワラ等、いくつものローカルビーチがあります。レストランやカフェなどはパームコーヴに比べると少ないですが、より地元っぽくてのんびりとしたビーチライフを満喫できます!

こうしたビーチエリアでひとつだけ注意したいのは、ときおり現れるクロコダイル。海水も淡水も泳いで移動できる凶暴なソルトウォーター・クロコダイル(地元ではソルティと言う)がビーチで昼寝していることも……。頻繁に出没するわけではありませんが、ビーチには「クロコダイル注意」の看板も立てられていますので、くれぐれもご注意を。

ノーザンビーチズへは、シティプレイス発着のバスで、約30~45分程度(行き先によって異なる)。また、ノーザンビーチズ方面へ向かう途中、空港の手前を左へ入るとフレッカーズ植物園、空港を超えてさらに北へ向かうとスカイレールの乗り場とジャプカイ・アボリジナル文化パーク、そしてパームコーヴ近くには、ケアンズ・トロピカル・ズー(ケアンズ動物園)などがあります。
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