株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

チャートで分析!マザーズ指数の今後の動きは?

個人投資家に人気の高い新興市場や中小型株。その代表的な指数である東証マザーズ指数は冴えない展開を続けています。夏に向けて株価は今後、どう動くのでしょうか。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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今の東証マザーズ指数をチェック

まずは東証マザーズ指数のチャートを見てみましょう。
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東証マザーズ指数。会社四季報オンラインより

1月24日につけた1,367.86ポイントを天井に株価は下落を続けていることがわかりますね。日経平均株価も株価が下落していたことを踏まえると、地合いの悪化といえるかもしれません。

ボリンジャーバンドとは

チャートを移動平均線からボリンジャーバンドに変更してみましょう。
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東証マザーズ指数ボリンジャーバンド。会社四季報オンラインより

ボリンジャーバンドとは、ミッドバンドと呼ばれる移動平均線(オレンジ色の中央の線)を中心に、上下にプラス・マイナス1σ青、プラス・マイナス2σ赤、プラス・マイナス3σ緑、計7本の線(バンドと言います)で表示される株価チャートが一般的です。

バンドは株価の動きに合わせて、広くなったり、狭くなったりします。バンドが一定の幅で水平な時期はボックス相場、いわゆる横ばいであるとみなすことができます。そして、バンドは上下どちらの方向にも広がる可能性があり、バンドが広がった場合にはその方向のトレンドが発生したと考えることができます。

一般的に、ミッドバンドよりマイナスは売られすぎとされ、買いのタイミングとされています。反対に、プラスは買われすぎとされていて、売りのタイミングとされています。そのバンドの方向性に沿って株価が動くことを「バンドウォーク」と言います。

東証マザーズ指数の今後は

ボリンジャーバンドは現在、バンド幅が狭い状態ですが、少しずつ広くなりそうな形になっています。株価はミッドバンドより下に位置してて、売られすぎの状態にあると言えます。

マイナスに株価が位置しているので売られすぎではありますが、必ず上昇するとは限らず、バンドの方向性に沿って下落する可能性もあります。今後、バンドがどのような広がりを見せるか、そして、株価がどう動くのかで、売買タイミングを判断していけばよいでしょう。


※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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