4つのエクササイズで、金運をキャッチしやすい“体質”になりましょう!
いくら頑張ってもお金が貯まらない……。そんなあなたに朗報です! 宇宙や自然の力を体に取り込むことで、幸運や金運を引き寄せやすい体質になると言うのです。そのための4つのエクササイズを、占星術・神秘研究家の小泉茉莉花さんに教えてもらいました!(第5回インタビュー、『2018年幸運カラーの財布&金運アップの縁起物でお金と縁を結ぶ!』より続きます)エクササイズ1 太陽の光を浴びてエネルギーを充電!
太陽の光を浴びると、元気がみなぎってくるのを感じますよね。特に朝日には、体を目覚めさせ、心のスイッチをオンにする、素晴らしいパワーがあるそうです。「朝起きたら、すぐに窓を開けて太陽の光を浴びましょう。それを習慣にすると体調が整うだけでなく、ポジティブ思考にもなれるので、いつの間にか幸運を引き寄せやすくなっているはずですよ」
一日の始まりに、朝日を浴びるだけで開運につながるのですから、ぜひ続けたい習慣ですね。また、散歩がてら日光浴をしたり、日向ぼっこをしても“幸運指数”が上がるそうです!
エクササイズ2 月に宿る神秘の力を借りて、願いを叶える!
月占術の研究家としても著名な小泉さんは、月の満ち欠けのサイクルをうまく利用することも、開運につながる秘訣だと言います。「月は平均29.5日のサイクルで、新月から次の新月を迎えます。“月が満ちていく”新月から満月までの約14.8日の間に、願い事や、大事なことを実行すると良いでしょう。その中でも、※月齢7の上限の月と満月の日はラッキーデー。貯蓄にもツキがあります」
逆に、“月が欠けていく”満月から次の新月に向かう間と、月食の日は、願い事や投資などに向かず、日光浴もNGです。この期間は、お金の使い方を見直してムダを省いていくと吉。ただし、月齢16、月齢25はラッキーデーに当たるのでお金が貯まりやすいとのこと。
ちなみに、2018年5月は、新月になる瞬間は15日20時48分頃、月齢7は22日、満月になる瞬間は29日19時36分頃です。月に願いをかけるなら、新月から満月になるまでの間に!
※月齢とは、新月(朔)を0.0とし、新月から何日経過したかを表したものです。各年・各月の月齢は、『理科年表』や、国立天文台HP「こよみの計算」の「月の満ち欠けカレンダー」などで調べられます。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
2018年、2019年の新月(朔)、満月(望)、月齢7(上弦の月)の日については、「暦要項」の「朔弦望」で確認してください。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/
エクササイズ3 金運を司る星にお金に関する願い事をする!
太陽と月のほかにも、あなたの金運を後押ししてくれる星があります。「金星は“愛と美”を司る星として知られていますが、西洋占星術では、お金の運も司ります。夕方、西の空に宵(よい)の明星(一番星)を見つけたら、お金に関する願い事をしてみてくださいね」
ちなみに2018年の宵の明星は、9月21日頃までは日の入り後に見ることができます。9月下旬以降は見えづらくなり、10月下旬からは明けの明星として、日の出前の南東に位置するようになります。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/
エクササイズ4 “ラッキーフード”をいただいてパワーアップ!
縁起物を身につけてツキを呼び込む感覚と同様に、ラッキーフードを意識して摂ることで、金運を引き寄せやすくする方法があります。「イチオシは、フィナンシェという焼き菓子です。フランス語で“金融家”などの意味を持ち、形も金塊に似ているので、金運アップを願う人に最適です!」
フィナンシェは古くからある洋菓子で、現在の姿になったのは19世紀。パリの菓子職人が、金融家に向けて発売したのが始まりだそう。パリのお金持ちに愛されてきたことを考えると、試してみる価値がありそうですね!
また、「かつて、お年玉としていただいたお餅や、豊穣を意味するパン、金運の象徴である魚を食べることも、金運アップにつながります」と小泉さん。身近な食べ物の中にもラッキーフードがあるとはうれしい限りです。
小泉さんの言う通り、お餅は近世の庶民にとって、年玉(金銭、扇など)の代わりでした。家族分の小餅を作って年神様に供え、それを“年玉”(年魂)としていただくことで、1年の霊力・活力を授かれると考えられてきたそうです。パワーの源・お餅をこのようにしていただくことで、強力な引き寄せ効果が期待できるかも!?
あなたもぜひ、太陽、月、金星のパワーと、自然の恵みを余すところなく体に取り込んで、幸運&金運を引き寄せる体質になりましょう
教えてくれたのは…
小泉茉莉花さん
占星術・神秘研究家。大学時代に偶然に手にしたタロットカードが神秘の扉を開き、タロットカード、西洋占星術、月占術、魔法など、神秘の研究を開始する。多くの雑誌でレギュラー連載を持つほか、『運が良くなる 日本のしきたり』(三笠書房)、『夢占い』共著(実業之日本社)、『幸運と魔法の月星座占い』(梧桐書院)など、著書多数。また、CD-ROMや家庭用ゲームソフトも手がけ、マルチメディアでも活動を展開している。
取材・文/望月裕美子