6月オススメ優待銘柄その1 「日本マクドナルドホールディングス」<2702>
【業務内容】日本マクドナルドを傘下に持つ持株会社です。【単元株数】100株
【最低購入金額】515,000円(2018年4月13日時点)
【権利確定月】12月末、6月末
【配当利回り】0.58%(2018年4月13日時点)
【優待内容】バーガー類、サイドメニュー、飲み物、3種類の商品の無料引換券が1冊になった優待食事券シート6枚
・100株および200株:1冊
・300株および400株:3冊
・500株~:5冊
同社優待は、おなじみのファーストフード「マクドナルド」で利用できる食事券です。全国に店舗展開しているので利便性が高く、優待食事券を使うことで、ハンバーガー・サイドメニュー・飲み物などを受け取ることができます。その魅力的な優待内容から人気が高く、優待権利確定日に近づくにつれて投資家の注目が集まり買いが入りやすいと考えられます。では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をした場合、株主優待は取れませんが、売買益によるパフォーマンスを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 87.50 %
勝ち数: 14 回
負け数: 2 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 11,070 円 平均損益(率): 5.54 %
平均利益(円): 13,248 円 平均利益(率): 6.62 %
平均損失(円): -4,178 円 平均損失(率): -2.09 %
合計損益(円): 177,121 円 合計損益(率): 88.56 %
合計利益(円): 185,476 円 合計利益(率): 92.74 %
合計損失(円): -8,355 円 合計損失(率): -4.18 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 22.199
平均保持日数: 47.56 日
検証結果を見てみると、勝率は87.50%、1トレードあたりの平均損益は5.54%です。勝率が高く平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早めに注目しておくことで、高値掴みして、優待権利落ち後に損失を被るリスクが低くなるでしょう。
6月オススメ優待銘柄その2 「かんなん丸」<7585>
【業務内容】「大庄」や「イズ・プランニング」のフランチャイジーで、埼玉県を中心に「庄や」「日本海庄や」などを展開しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】190,800円(2018年4月13日時点)
【権利確定月】12月末、6月末
【配当利回り】0.84%(2018年4月13日時点)
【優待内容】
・100株~:2,500円相当の優待券または産地直送商品
・500株~:5,000円相当の優待券または産地直送商品
・1000株~:10,000円相当の優待券または産地直送商品
同社の優待内容は優待券(食事割引券)もしくは産地直送商品です。関東圏を中心に出店しているので、その他の地域にお住まいの方は産地直送品を選ぶと良いでしょう。人気が高いことから、優待権利確定日に近づくほど注目を浴び、買いが入りやすくなる傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスが得られるか検証してみましょう。今回は同社株を4月末に購入し、6月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益によるパフォーマンスを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 85.71 %
勝ち数: 12 回
負け数: 2 回
引き分け数: 1 回
平均損益(円): 6,092 円 平均損益(率): 3.05 %
平均利益(円): 9,274 円 平均利益(率): 4.64 %
平均損失(円): -9,955 円 平均損失(率): -4.98 %
合計損益(円): 91,380 円 合計損益(率): 45.69 %
合計利益(円): 111,289 円 合計利益(率): 55.65 %
合計損失(円): -19,909 円 合計損失(率): -9.95 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 5.590
平均保持日数: 47.53 日
検証結果を見てみると、勝率は85.71%、平均損益は3.05%です。勝率が高く、平均損益もプラスのため、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価が上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。6月は優待権利が確定する銘柄が105銘柄ありますが、今回ご紹介した優待銘柄の他に「B-R サーティワン アイスクリーム<2268>」や「小僧寿し<9973>」といったおなじみの食品関連銘柄もあります。今のうちから好優待銘柄を先回りして購入しておいてはいかがでしょうか。
株の売買を行うに際して今回のように簡単な検証を行うと、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
【期間限定】今回の検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください。
(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)