GW、人気旅行先の東京で快適に過ごすには?
2018年ゴールデンウィークの人気国内旅行先で第2位(JATAゴールデンウィーク旅行動向調査)にランクインした東京。どこもかしこも混みそうですがせっかくの東京滞在、今話題の人気スポットや新名所に行ってみたいですよね。そこで、東京の中でも普段から人が集まる“超”人気スポットを厳選し、見どころやGW期間中の特別イベントをまとめました。加えてそのスポットを知り尽くしている各施設の広報スタッフに「GW中の混雑回避方法」をインタビュー。事前に情報を頭に入れておけばGWの混雑ももう怖くありません。それではお目当てのスポットにLet’s go!
GINZA SIX 「カフェ併設ショップが狙い目」
銀座への来街者・銀座駅の乗車人数の増加、そして地価上昇にも影響を与えたと言われる『GINZA SIX』の開業。国内外から大勢が来場し、特に中央吹き抜けの草間彌生さんのアートは銀座の新名所として話題となりました。
現在は吹き抜けアート第2弾として、50年以上に渡り特徴的なストライプを基調とした作品を発表しているフランス人アーティスト、ダニエル・ビュレンの新作が登場。フォトジェニックなアートなので、GWには訪れた人のSNSに画像が沢山投稿されそうです。また施設内に『観世能楽堂』があることから能関連のイベントも開催されます。
<広報からの耳打ち!アドバイス>
混雑が予想されるので、6階まではエレベーターよりエスカレーターでの移動がおすすめです(車椅子・ベビーカーはエレベーターをご利用ください)。
飲食はどこも行列ができそうですが、一見会員制レストランにも見える13階の『THE GRAND GINZA』には広めのラウンジスペースがありカフェ・レストラン利用が可能。また『JOTARO SAITO』や『JOSEPH』はカフェ併設のアパレルショップなので、他のカフェが混んでいたら行ってみる価値ありです。
銀座エリア最大の屋上庭園はランチ後~夕方くらいが混雑しますが、実は朝7時から入れるので10:30の物販開店前に立ち寄るのがおすすめ。
そして銀座駅と地下2階のフードフロアを結ぶ地下連絡通路が開通したので、雨の日も快適にお越しいただけます。
東京タワー「夜景なら最終日の17時以降に」
今年開業60周年を迎える『東京タワー』。高さ250メートルに位置する特別展望台の大改修が終了し、3月から特別展望台の名称をトップデッキと改め、事前予約制の体験型展望ツアー「トップデッキツアー」がスタートしました。(トップデッキに上れるのはツアー参加者のみ)ちなみにGWは毎年大勢の来場者があるため、混乱が起きないよう東京タワー敷地内での大型イベントは開催しないそうです。
<広報からの耳打ち!アドバイス>
GW中は昼夜問わず大変混雑しますが、今年は暖かくなるのが早かったので夜景を楽しまれるお客さまがより多いと思います。例年最終日の17時以降は混雑が和らぐので、夜景を見たいなら6日(日)の夕方からが狙い目でしょうか。
「トップデッキツアー」はwebでの事前予約をお願いいたします。当日ツアーに空きがありましたら、当日券を購入することも可能です。またエレベーターが混雑しているときの裏技が“外階段”。階段だと待たずに、心地よく風を感じながら景色も楽しめ、約15分でメインデッキ(旧大展望台)に到着します。到着すると認定証がもらえますよ。
1階正面玄関前ではタワーの高さにちなんで333匹の鯉のぼりを飾り付けていて、東京タワーとのコラボ写真がインスタ映えすると今人気です。このエリアは無料で楽しめますので、混雑を気にせずぜひ遊びにいらして下さい。
六本木ヒルズ「6日(日)は比較的ゆったり」
開業15周年を迎え六本木のランドマークとして不動の人気を誇る『六本木ヒルズ』。GWはヒルズ内にあるラジオ局・J-WAVEとともに、六本木ヒルズアリーナで華やかなイベントを繰り広げます。
5月3日(木・祝)と4日(金・祝)は、J-WAVEナビゲーターによるフリーマーケットとJ-WAVEリスナーがファッション・雑貨・フードなどのショップを約80出店する「J-WAVE LISTENER’S MARKET 2018」。5月5日(土)、6日(日)は毎年恒例のフリーライブイベント「TOKYO M.A.P.S2018」が開催。今年はプログラム・オーガナイザーに水野良樹さん(いきものがかり)を迎え、14組のアーティストが登場予定です。
<広報からの耳打ち!アドバイス>
連休最終日の5月6日(日)は、例年人出が落ち着く傾向にありますので、比較的ゆったりとショッピングやお食事、アート鑑賞などをお楽しみいただけます。『森美術館』は火曜日を除き22時まで開館しているので、夜の展覧会鑑賞もおすすめです。
「TOKYO M.A.P.S」の期間中は、ヒルズのいたるところで<旬の音楽の生音>が耳に届くと思いますので、会場はもちろん、新緑の『けやき坂通り』を散策したり、『毛利庭園』の芝生で自然を満喫しながら、のんびりと過ごしていただけると思います。
東京スカイツリータウン(R) 「屋外の2つのガーデンが穴場」
敷地内に775匹、隣接する北十間川に225匹、合計1000匹ものこいのぼりが群泳するGWの『東京スカイツリータウン』。
連休中には東京スカイツリー(R) 公式キャラクターのソラカラちゃんたちと踊れるダンスプログラムや、連載開始50周年を記念した「あしたのジョー展」、東京スカイツリーを見上げながら楽しむヨガプログラム「Sola-YOGA」などが開催されます。
<広報からの耳打ち!アドバイス>
東京スカイツリーに上るのなら、事前の日時指定券購入をおすすめします。混雑した場合は当日券購入のための整理券の配布がありますが、日時指定券をお持ちの方は待ち時間なくスムーズに入場できます(東京スカイツリーHP、セブンイレブンで購入可能)。当日券での入場の場合は比較的空いている朝がおすすめ。朝8:00から営業していますし、朝のほうが空気も澄んでいることが多く視界が良好です。
東京スカイツリータウンでは8階の『ドームガーデン』や、すみだ水族館の隣にある『ファームガーデン』が穴場スポット。屋外で子どもたちが自由に遊びまわれるスペースで、館内が混みあっていても比較的のんびりできます。館内で販売されているアイスクリームNo.1を決める「東京ソラマチアイスクリーム総選挙」も4月23日(月)から5月6日(日)まで実施されるので、アイスをテイクアウトしてガーデンで楽しむのも気持ちがいいですよ。
サンリオピューロランド「公式アプリで待ち時間が一目瞭然」
女子中高生が行きたいインスタ映えスポットとして人気の高い『サンリオピューロランド』。現在はマイメロディとウィッシュミーメルが主役のイースターイベント「ピューロイースター」が開催中です。
おなじみのキャラクターたちが繰り広げるショーが、館内のあちこちで行われているのもピューロランドが人気の理由ですが、3月にスタートした歌舞伎を取り入れた新作ミュージカル 「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎」は、なんと松竹全面監修、市川笑三郎さんが演技指導、中村獅童さんが声の出演、坂東巳之助さんが映像出演とあってかなり本格的! サンリオファン、歌舞伎ファンが詰めかけ人気を博しています。
<広報からの耳打ち!アドバイス>
各アトラクションやレストランの待ち時間がチェックできるサンリオピューロランド公式アプリを利用すると大変便利。館内で行われるショーの開始時刻などもひと目でわかります。
また「一般の方よりも先に館内へ入場できる」「アトラクション優先入場」「パレードの場所確保」などが可能な『PUROPASS(ピューロパス)』を購入しておくと効率よく回れるので、事前にHPなどで内容をご確認下さい。夕方は午前中に比べると混雑が緩和されることが多いので、15時入場でお得に楽しめる『アフタヌーンパスポート割引』(大人:2000円/小人1700円)がおすすめです。
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東京ミッドタウン日比谷「予想を上回る来場者数ですが……」
3月末の開業日には1日だけで入場者数10万人以上を記録した今大注目の新スポット『東京ミッドタウン日比谷』。GWに重なる4月26日(木)から5月20日(日)まで、開業後初のエリアイベントとして、日比谷から世界へ発信する観劇の祭典「Hibiya Festival」が開催されます。
歴史あるエンターテインメントの街・日比谷にふさわしく、ミッドタウン内の『日比谷ステップ広場』では、期間中「Hibiya Step Show」という観劇ステージが公演され、連日オペラ、ミュージカル、音楽などを無料で楽しむことができます。また館内や他の周辺施設にもストリートパフォーマーが随時登場予定。今まで演劇やストリートパフォーマンスなどに触れたことがない人には、素晴らしい“観劇入門”の機会になりそうです。
<広報からの耳打ち!アドバイス>
おかげさまで開業以来予想を上回るペースでお客様にお越しいただいており、GWの混雑も予測できない状況ではありますが、今までの傾向から最終日の夕方以降は少し混雑が和らぐかと思います。「Hibiya Festival」などの屋外でも楽しめるイベントや、周りに日比谷公園などもありますのでぜひお散歩気分でいらして下さい。
以上、「東京・人気スポットのGWの見どころ」と「とっておきの混雑回避術」でした。参考にして快適で楽しいGWをお過ごしくださいね。