ローソンの看板スイーツ「プレミアムロールケーキ」が、発売以来2度目の刷新!
黄金比のクリームと、スポンジの一体感が魅力のロールケーキ。
「プレミアムロールケーキ」と言えば、コンビニスイーツがヒットするきっかけともなったローソンの看板スイーツ。商品サイクルの早いコンビニスイーツ業界にあって、2009年の発売以来、リニューアルはなんと1度だけというエピソードからも、ローソンがいかにプレミアムロールケーキを大事に考えてきたかがわかります。
人気のロールケーキとチーズケーキがリニューアル!
「来年、ウチカフェスイーツは10周年を迎えます。プレミアムロールケーキは、長い間お客様に支持されてきた商品ですが、定番商品としていつも販売しているため、最近は逆にあまり食べていない、というお客様もいらっしゃると思います。そこで、お客様にもう一度、おいしいプレミアムロールケーキを食べていただきたい、という想いが強まり、今回の刷新に至りました」
「プレミアムロールケーキ」が初めてリニューアルしたのは、2015年6月。クリームに使用する砂糖を、雑味がなく優しい甘みの北海道産ビートグラニュー糖に変更し、すっきりとした味わいに。またスポンジにはきめが細かい北海道産小麦粉を使用し、生地の焼き目をなくすことで、より口どけがよく、クリームとの一体感が味わえる仕上がりになりました。
はちみつ&卵黄で生地の存在感がアップ!
左が従来品、右が新商品。生地の焼き目が復活しています!
「プレミアムロールケーキが発売された当時は、たっぷりのクリームを味わうロールケーキが人気でした。しかし、最近人気のあるロールケーキを食べ比べてみると、生地のおいしさが際立つお店が多いように感じました」(田口さん)
そこで、人気の高いクリームの質はそのままに、クリームに負けない生地の開発に専念。卵黄の量を増やし、さらにはちみつを加えることで、カステラのようにしっとり、香り高い生地に仕上がりました。また、以前のリニューアルでなくなった生地の焼き目が復活しているのも特徴です。
濃厚な生地の香りも、リニューアル後の特徴です
以前の商品は、クリームと一体になって溶けていくような軽い口どけが魅力でしたが、今回は生地のおいしさとクリームのコクをしっかりと味わえる商品になっていると感じます。
クリームチーズ比率68%!超濃厚なベイクドチーズケーキ
超濃厚!リッチな味わいに大満足のチーズケーキ
濃厚、と謳っているだけあって、驚くべきは使用しているチーズの割合。なんと68%(※クッキークラム部を除く割合)という贅沢な数字に驚きです。
「シンプルなだけに素材の味がはっきりと出るため、チーズの種類や配合を20回ほど試作しましたが、なかなか思うようなチーズの味が出せずに苦戦しました。最終的にシンプルなクリームチーズに落ち着き、2種類のクリームチーズをブレンドしています」(田口さん)
濃厚なチーズの味わいのアクセントになるのが、シチリア産レモンの果皮。時折弾けるレモンの爽やかな風味が、後味をすっきりとさせてくれます。
クリームがファミマ史上最大量に!卵にこだわったシュークリーム
120円という手ごろな価格も嬉しい。「クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー」
2018年度のコンビニスイーツの動向を取材したインタビュー中でも、「定番商品のブラッシュアップを図っていく」と回答していたファミリーマート。
「今回のシュークリームは、『おいしいカスタードクリームをたっぷりと楽しめるシュークリーム』をコンセプトに、カスタードクリームの原料の卵にこだわり、指定農場で生産された卵のみを使用しているのが最大の特徴です」と語るのは、ユニー・ファミリーマートホールディングス・広報室の田中将彦さん。
ファミリーマートで販売されている「コクと旨みのこだわりたまご」を使用
「今回はさらに卵の風味豊かなカスタードクリームに仕上がっています。また乳製品は、生乳のみを原料とした濃縮された乳原料を使用。生乳本来のおいしさを生かし、添加物の削減も実現しました」(田中さん)
手に持つとずっしり!生地の香りもアップ!
「たっぷりのクリームを支えるべく、生地はしっかりしたグルテンが特長のデュラム小麦を使用することで、歯切れがよくさっくりとした食感に仕上がっています」(田中さん)
断面から溢れるほど、濃厚なカスタードクリームがたっぷり!
味わい的には確かに卵のコクがしっかりと感じられ、バニラの風味とのバランスもよいリッチな味わいに仕上がっています。このボリュームと品質で税込120円は、かなりのコストパフォーマンスの高さです!
生クリームが入った「大きなカスタード&ホイップシュー」(税込138円)も発売に
今後はどんな定番スイーツがリニューアルされるのか、引き続き、要チェックです!