5月にオススメの株主優待銘柄
株主優待が人気の企業は、権利確定日に向けて優待目的の買いが入りやすくなります。早いうちに株主優待銘柄に注目することで、株主優待と値上がり益が期待できるでしょう。今回は、今のうちに買っておきたい5月優待銘柄をご紹介します。5月オススメ優待銘柄その1「大光<3160>」
【業務内容】東海地区を中心に業務用食品卸事業・業務用食品スーパー事業を展開しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】8万3600円(2018年3月20日終値時点)
【権利確定月】5月末日、11月末日
【配当利回り】0.83%(2018年3月20日終値時点)
【優待内容】クオカードまたはアミカ商品券
・100株以上…クオカード500円分またはアミカ商品券1000円分
・500株以上…クオカード1000円分またはアミカ商品券2000円分
・1000株以上…クオカード2000円分またはアミカ商品券4000円分
・2000株以上…クオカード3000円分またはアミカ商品券6000円分
大光<3160>の優待内容は、クオカードまたは業務用食品スーパー「アミカ」で使用できる商品券です。アミカ店舗が近所にある場合は日常の買い物に利用できますし、店舗が近くにない場合でも、書店やコンビニなどで利用できるクオカードを受け取ることができます。その魅力的な優待内容により、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を3月末に購入し、5月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 75.00 %
勝ち数: 6 回
負け数: 2 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 18,404 円 平均損益(率): 9.20 %
平均利益(円): 26,587 円 平均利益(率): 13.29%
平均損失(円): -6,145 円 平均損失(率): -3.07 %
合計損益(円): 147,234 円 合計損益(率): 73.62 %
合計利益(円): 159,523 円 合計利益(率): 79.76 %
合計損失(円): -12,289 円 合計損失(率): -6.14 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 12.981
平均保持日数: 47.38 日
検証結果を見てみると、勝率は75.00%、1トレードあたりの平均損益は9.20%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日前の早い段階で優待銘柄に注目することで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなります。
5月オススメ優待銘柄その2「小津産業<7487>」
【業務内容】江戸の紙問屋を発祥とし、旭化成との共同開発で不織布を展開しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】22万1400円(2018年3月20日終値時点)
【権利確定月】5月末日
【配当利回り】0.77%(2018年3月20日終値時点)
【優待内容】クオカード、ティッシュペーパー・トイレットペーパー詰め合わせ
・100株以上:クオカード1000円分
・200株以上:ティッシュペーパー・トイレットペーパー詰め合わせ2500円分
・500株以上:ティッシュペーパー・トイレットペーパー詰め合わせ5000円分
小津産業<7487>の優待内容はクオカード、ティッシュペーパー・トイレットペーパー詰め合わせです。クオカードはコンビニ以外にも、ファミリーレストランや薬局、書店など様々な場所で使えますし、ティッシュペーパー・トイレットペーパーは日常生活の必需品ですので、優待内容の利便性が高いと言えるでしょう。その魅力的な優待内容により、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は、同社株を3月末に購入し、5月権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 73.68 %
勝ち数: 14 回
負け数: 5 回
引き分け数: 1 回
平均損益(円): 13,489 円 平均損益(率): 6.74 %
平均利益(円): 20,934 円 平均利益(率): 10.47 %
平均損失(円): -4,658 円 平均損失(率): -2.33 %
合計損益(円): 269,787 円 合計損益(率): 134.90 %
合計利益(円): 293,075 円 合計利益(率): 146.54 %
合計損失(円): -23,288 円 合計損失(率): -11.65 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 12.585
平均保持日数: 47.25 日
検証結果を見てみると、勝率は73.68%、1トレードあたりの平均損益は6.74%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早いうちに注目しておくことで、高値掴みして優待権利落ち後に損失を被るリスクを抑えられるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価は上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。5月は、優待権利が確定する銘柄が1年の中でも比較的少ない月です。数が少ないぶん、優待狙いの買いが集まりやすく、今回ご紹介したような人気優待銘柄ほど株価が上昇しやすい傾向があります。早いうちに好優待銘柄に先回りすることで、お得に優待銘柄を獲得することが出来るでしょう。
今回の検証は、あくまでも過去の株価データを用いた検証であり、未来の結果を保証するものではありません。しかし、株の売買を行なう際に今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って行っています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でして頂くようお願いします。)