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ハンドメイドが売れるアプリおすすめ5選【2019年】

ハンドメイド(手作り、クラフト)の商品を売るには、どのアプリが良いでしょうか?今回は2019年のおすすめアプリをご紹介。特徴や手数料、ユーザー層や匿名配送システムの有無などで比較をして、自分にとって売りやすいアプリをみつけましょう。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

 

ハンドメイド商品が人気の理由はオリジナリティや価格の安さ

ハンドメイドのアプリおすすめ

人気急上昇中のハンドメイド業界

ここ数年でハンドメイドの市場が拡大しています。リメイクやDIYなどが話題になったこともありますが、ハンドメイドには既製品にはない特徴やメリットがあるからです。

一番のメリットは「かぶりがない」ことでしょう。たとえば子どものお稽古バッグは、既製品だと同じ物を持っている子がいるかもしれません。それを嫌がるママさんなどが1点物のハンドメイド商品を買っています。

他には価格です。人気ハンドメイド作家の商品になると、デザインも出来も手作りとは思えないほどのクオリティです。それでも既製品よりも安い価格で販売されているので、人気になるのもうなずけます。

<目次>
 

ハンドメイド商品を売るメリット:趣味を活かしてお金を稼げる!

次は作り手からメリットを見ていきましょう。自分が作った商品を売ることで、お金が稼げるのは言うまでもありませんが、趣味を活かせるという点も見逃すことはできません。もともと裁縫が得意、手先が器用で物を作るのが好きという人ならば、制作も苦にはならないでしょう。趣味が仕事になるのは理想の形かもしれません。

次からは、実際にハンドメイド商品を売るアプリやサイトを見ていきます。
 

"ハンドメイドおすすめアプリ1. Creema(クリーマ)
月間300万人以上が利用"

たくさんのクリエーターが集まるクリーマ。見た目も非常に素敵な印象

たくさんのクリエーターが集まるクリーマ。見た目も非常に素敵な印象


Creemaは月間300万人以上が利用し、700万点以上の作品が出品されているサイトです。リアルなイベントが開催されたり、ルミネ新宿 ルミネ2、二子玉川ライズ、札幌ステラプレイス、サクラマチ熊本、誠品生活日本橋には店舗があります(2019年7月現在)。期間が決められていますが、ここには登録したクリエーターの作品が出典されます。Creemaのクリエーター登録は無料でできます。サイトに表示される作者名は本名でなくてもOKです。

・手数料
売れたときには成約手数料がかかります。作品や素材の場合は手数料は10%(税別)で、フードが14%です。また、台湾と香港サイトもあり、そちらでの販売の場合には、一律16%(税別)です。加えて取引ごとに40円の決済手数料(税別)がかかります。

・売上金
作品が売れたら発送をして、購入者の受取完了通知がきます。これによって受取状態になり、売上金がクリエーターに入ります。もし受取完了通知がなくても、発送完了通知をしてから2週間たてば自動的に受取完了状態となります。評価は任意です。

売上金は、振込申請をすることで指定の金融機関の口座に振り込まれます。振込は申請した翌月末日です。合計金額が3万円未満は172円(ジャパンネット銀行の場合は54円)で、3万円以上だと270円(ジャパンネット銀行の場合は54円)です。

■Creema(クリーマ)
アプリのダウンロードはこちらから>iOSAndroid
公式サイト:https://www.creema.jp/
 

2. minne(ミンネ):登録している作家は50万人以上

ハンドメイド商品販売のアプリとしては、規模が大きいミンネ

ハンドメイド商品販売のアプリとしては、規模が大きいミンネ

ミンネはハンドメイドマーケットとして規模は大きく、作家さんは50万人以上。これまでの作品は1,000万点にのぼります。洋服や雑貨、食器など作品は様々で、食品の販売も可能です。ただし、食品の場合にはミンネへの登録だけではなく、特定商取引に基づく表記の登録、身分証の提示・食品販売申請が必要です。ミンネが確認の上承認されれば販売ができるようになります。

・手数料
登録料や月額利用料は無料ですが、販売手数料は10.8%(税抜)かかります。作品や売上金によっての変動はありません。

・売上金
ミンネで販売した作品の売上金は、月に1回振り込まれます。月末〆の翌月末払いです。振込には手数料172円がかかります。また、売上金が1,000円に満たない場合には翌月に繰り越しになります。

■minne(ミンネ)
アプリのダウンロードはこちらから>iOSAndroid
公式サイト:https://minne.com/
 

3.ヤフオク!:フリマ形式、オークション形式が選べる

ハンドメイド専門ではないけれど、出品数は多い

ハンドメイド専門ではないけれど、出品数は多い

日本最大のオークションサイトです。オークション形式とフリマ形式の両方が使え、どちらで出品するかは出品者の判断によります。フリマ形式でもオークション形式でも、月額498円のプレミアム会員にならなくてもいいのですが、落札されたときの手数料に違いがあります。

ヤフオク!のユーザー層は30代~40代の男性が一番多いと言われています。そのため男性向けの商品もかなり多いのですが、ヤフオク!のカテゴリに「ハンドクラフト、手工芸」があるのでハンドメイド商品も活発に取引されています。

・手数料
プレミアム会員になるならば毎月498円かかりますが、落札されると落札金額の8.4%がシステム手数料になります。一方、非会員の場合は10%です。自動車やオートバイは料金体系が異なるので、必ず確認をしておきましょう。

・売上金
ヤフオク!も他のサービスと同じように、落札者が受取連絡をした後で出品者に支払われます。もし落札者が連絡をしないときでも、14日後には売上が確定されるので出品者の売上となります。

ヤフオク!
アプリのダウンロードはこちらから>iOSAndroid
公式サイト:https://auctions.yahoo.co.jp/
 

4.メルカリ:フリマアプリとしての知名度が高い

女性向け商品が多い中、ハンドメイド商品も人気

女性向け商品が多い中、ハンドメイド商品も人気

フリマアプリといえばメルカリというくらい知名度が高く、ユーザーも多いです。ユーザー層は20~30代の女性が多いので、女性向けの衣類や小物も出品が目立ちます。他にもエンタメ・ホビーなど趣味に関する商品もたくさん出品されていて、男性向けの商品も少なくありません。もちろんハンドメイドの商品も多数あり、イベントや季節によって色々な物が出てきます。

商品の手渡しは禁止行為になっているので、必ず送ることになります。そのときの送料は出品者が負担することが多く、もし購入者負担にするならば着払いで送ります。また、値下げ交渉が盛んに行われるので、値段を付けるときには送料と手数料、そして値下げ分を考慮すようにします。

・手数料
販売価格の10%が手数料となります。

・売上金
購入者が受取評価をして、お互いに評価をし合った段階で出品者に売上金が入ります。購入者からの受取連絡がない場合、一定期間が過ぎると専用フォームが表示されて、メルカリ事務局に問い合わせることができるようになります。事務局で確認をすれば受取評価となり、売上金が入ります。

■メルカリ
アプリのダウンロードはこちらから>iOSAndroid
公式サイト:https://www.mercari.com/jp/
 

5.ラクマ:ユーザーは若い女性が多い

メルカリ同様女性ユーザーが多い。ハンドメイド商品専門ではないが、出品されることも多々ある

メルカリ同様女性ユーザーが多い。ハンドメイド商品専門ではないが、出品されることも多々ある


メルカリ同様にユーザーは女性が多く、しかも年齢も若目です。送料は出品者負担になることが多いですし、値下げ交渉も行われます。

・手数料
商品が売れたときの手数料は販売価格の3.5%です。

・売上金
購入者が受取評価をし、お互いに評価をした段階で売上金が入ります。メルカリの場合、受取評価がないと専用フォームからの問い合わせになりますが、ラクマには専用フォームがありません。問い合わせから事務局に連絡をします。事務局で確認のうえ評価がされて売上金が反映されることになります。

■ラクマ
アプリのダウンロードはこちらから>iOSAndroid
公式サイト:https://fril.jp/
 

アプリによっては出品者の情報は相手に伝わることも

これらのアプリでハンドメイド商品を売るとき、あくまで作家としての名前があるかもしれません。それは画面上に表示されて誰でも見ることができる名前です。ペンネームやアカウント名として使うので本名ではない場合が多いです。でも、特定商取引に関する法律によって情報を記載する場合もあります。

ヤフオク!やメルカリ、ラクマでは匿名配送が使えるので、相手に情報が伝わることもありません。(ラクマの場合は、日本郵便のサービスのみ匿名配送可能)レターパックや定形外郵便など匿名配送に対応していない方法の場合には、お互いの情報が伝わることになります。
 

ハンドメイド商品を売る際には権利の侵害に注意

ハンドメイド商品を売る際には権利の侵害にも注意が必要です。たとえば人気のキャラクターを使ったバッグや小物です。こういった商品は売りやすいのは確かですが、著作権や肖像権があるはずです。また有名ブランド品の一部を使ったりするのも違法になることがありますし、ほどんとのアプリでは出品禁止物にしています。たとえばメルカリでは、知的財産権を侵害するものとして出品を禁止しています。

他にも素材やデザインに権利があったりもします。有名どころではマリメッコやソレイアード、SOU・SOUでしょうか。これらの布を使って製品化して販売することは禁止されているので、もし出品をしても取り消される可能性が高いと思います。
 

許可や免許が必要な場合もある

食品の場合には、食品衛生法や食品表示法などいくつもの法律が関係してくることもあって、許可や免許が必要になることが多いです。また、作る場所も、住居として使う施設と壁や板などで区画する必要があります。そのため趣味として家のキッチンで作ったケーキやクッキーなどは、基本的には売れないと思っていた方がいいかもしれません。食品を作って出品したいのであれば、保健所の営業許可をとってきましょう。

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