日本だけじゃない!お花見が楽しめる世界の桜スポット
ストックホルムの王立公園/スウェーデン
毎年春の訪れを祝う桜まつりが開催されたくさんの花見客が訪れますが、休日となると混雑必至なので日本のように早くから場所取りをしておいたほうがいいでしょう。ストックホルムのお花見はベンチに腰掛けて眺めたり、家族連れでやカップルで桜の下をゆっくり散歩するスタイルが一般的です。
また2018年はスウェーデンと日本の外交150周年を記念して世界文化遺産に登録された文学人形劇や文化、武術のワークショップ、食べ物の販売など例年より規模の大きい祭りになります。
■Kungsträdgården
住所:Jussi Björlings allé 5, 103 91 Stockholm, スウェーデン(Googleマップ)
ヘルテ渓谷/スペイン
La Fiesta del Cerezo en Flor Jert Valley スペイン
Jerte Valleyの桜の楽しみ方は車やハイキング、乗馬などで眺めるのが一般的ですが、この地域にある11の街を縫うように蛇行する道を常に傍らに桜を感じながらの旅は大人の贅沢といえます。
また桜が満開になるのは10日間程なので桜が見頃の時期にはLa Fiesta del Cerezo en Florという桜の祭りが開催されます。期間中はこの地で作られているワインの試飲会、チェリーミュージアムの見学など桜にまつわるイベントが目白押しです。
■ヘルテ渓谷
住所:Valle del Jerte, Cáceres, スペイン(Googleマップ)
オレゴン州のセーラム/アメリカ
Photo by Edmund Garman
古くは1903年に桜祭りを開催し、4年後には太平洋岸協会からチェリーシティの名を授かりました。1913年以降は毎年桜の日を開催しようとしましたが叶わず、約100年後の2015年に念願が叶い、以降は街を上げて毎年桜まつりを開催しています。
また桜は1986年に川越市と姉妹都市関係を結んだ友好の証でもあります。セーラムでは桜の日に開催される祭りや開花したタイミングでベンチに座って眺めたり、写真を撮る人で賑やかになります。現地の日本人たちによる花見文化を広める活動により、近年では地面に座って食事をしながら桜を見上げるという日本式の花見が広まってきました。
■オレゴン州会議事堂
住所:900 Court St NE, Salem, OR 97301 アメリカ合衆国
Bloesempark アムステルダム オランダ
Bloesempark アムステルダム オランダ
アムステルダムセ・ボス公園内にあるBloesemparkには2000年にオランダ日本人女性会より400本の桜が寄贈されました。400本全てに名前があり、そのうちの200本はオランダ人女性の名前、もう200本は日本人女性の名前がつけられています。
開花期間中は様々なイベントが企画されますが、開催日は天候や桜の状態により変更になる場合があるので注意が必要です。
■アムステルダムセ・ボス
住所:182 DA Amstelveen, オランダ
ハンブルグのゲルテン・デア・ヴェルト/ドイツ
Garten der welt ハンブルグ ドイツ
この祭りには華麗な花火、「桜のプリンセス」の選出、日本の食文化の紹介、武道演劇、教育展、コスプレなど多才な日本文化を紹介するイベントが開催され、特にコスプレをしながら庭園を散策したり、桜と一緒に写真を撮ったり、持ち寄った料理を桜の下で食べたりと、みんな思い思いの方法で桜を楽しんでいます。
■ゲルテン・デア・ヴェルト
住所:Blumberger Damm 44, 12685 Berlin, ドイツ(Googleマップ)
■今回、世界の桜スポットを紹介してくれたのは……
酒井 彩さん
マルチ拠点フリーランサー、Webライターとして活動中。世界中を拠点として旅をしながら暮らしている。
【出典】
https://www.smithsonianmag.com/travel/where-see-best-cherry-blossoms-around-world-180949961/
https://travel.usnews.com/gallery/10-places-to-see-cherry-blossoms-around-the-world?slide=4 他