2018年に入ってから、ドル円相場ではドル売りが止まりません。3月23日には節目となる1米ドル105円を割り込み、1米ドル104円台まで円が買われています。これからドル円相場はどう動くのか、ドル円相場の動向を考えてみました。

ドル円相場の現状を把握

ドル円の2017年9月以降の日足チャートを見てみましょう。
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ドル円チャート。会社四季報オンラインより

2018年1月以降は、一貫してドル売りが継続していることがわかりますね。

為替の方向性を見極めるトレンドライン分析

わかりやすいように、本欄ではドル円で解説していきますが、基本的にどの通貨も同じであり、株価についても考え方は同じです。

個人的には、株も為替も、チャートを利用することは、負ける回数を減らす、いわゆるリスクを低減するために必須の活用ツールだと考えています。

さて、ドル円は、上昇と下落を繰り返しながら動きます。そのため、ドル円が現在どのような方向性にあるのかを分析して、今後どう動くのかを分析する方法のことを「トレンドライン分析」と言います。

トレンドは3つに分けられる

トレンドライン分析では、ドル円がドル売り(=円買い)なのか、それともドル買い(円売り)下落なのか、もしくは横ばいなのか、ドル円の方向性=トレンドを分析します。一般的に、動きにトレンドが発生すると、一定期間トレンドは継続し、転換するまで続きます。 

方向性(=トレンド)としては次の3つがあります。
  1.  上昇トレンド、
  2.  下落トレンド、
  3.  横ばい(もみ合い・ボックス)トレンド

トレンドライン分析では、上記の3つのトレンドのどれに当てはまるのかを分析します。

トレンドライン分析では、「トレンドライン」を引いて分析を行います。トレンドラインとは、高値や安値を結ぶことで引くことができる線のことで、上値抵抗線(レジスタンスライン)と、下値支持線(サポートライン)があります。トレンドラインをひくことで、方向性と転換点を分析することができます。そして、トレンドに合わせて、トレンドに寄り添うトレンドフォロー戦略で売買を行います。

トレンドラインでドル円の動向を分析

ドル円のチャートにトレンドラインを引いてみましょう。
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ドル円チャート。会社四季報オンラインより

簡単な戻りは時折ありますが、短期的に一貫してドル売りが継続していることがわかりますね。つまり、ドル売りトレンドが継続しているということです。

今後の動きはどうなる?

3月23日に節目の1米ドル105円を割り込んでしまいました。チャートを分析する限りでは、トレンドが転換した様子は見られません。つまり、さらなる円高がもしまだ続くのであれば、安易にドル買いに入れば損失が発生するわけです。

戻りはあるでしょうが、トレンド転換するまではドル売りトレンドに即した戻り売り、もしくは逆張りの短期売買がよいのではないでしょうか。

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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