「春アウター」にはジャケット・Gジャン・ブルゾンがおすすめ!
まだ肌寒い日が多い春先にはそこそこの防寒性を備えたアウターが手放せません。お天気が不安定な時期でもあり、脱いだり着たりが自在の羽織り物が頼れるお供になってくれます。ジャケット、Gジャン、ブルゾンという、性別にとらわれない「ジェンダーレス」系は春アウターのベスト3なので、上手に着回していきましょう。春アウター1:金ボタンの「紺ブレ」
アメリカの良家学生ルックを思わせるネイビーブルーのブレザー(紺ブレ)は人気が復活しています。育ちのよい東部学生テイストは女性の装いに持ち込んでも、グッドガールの雰囲気。きちんと感が伝わるので、着て行く場面を選びません。紺ブレの目印とも言える金ボタンが正統派イメージを印象づけてくれます。手持ちの白シャツやジーンズと合わせても、きれいめルックに仕上がる「まとめ力」は紺ブレならではです。
春アウター2:オーバーサイズの「Gジャン」
ラフなイメージのあるデニムジャケット(Gジャン)ですが、アレンジ次第では雰囲気をぐっと大人っぽく変えられます。ポイントは靴。ハイヒールやチャンキーヒールで合わせれば、レディーライクなたたずまいに。さらに、すっきりシルエットのクロップドパンツにすると、ストリート感が薄まります。主役のGジャンは少しオーバーサイズの寸法を選ぶのが賢い判断。ゆったり感が出て、余裕も漂います。着丈が長めのトップスを着込んで、裾をウエストアウトすれば丈違いレイヤードが縦長イメージを引き出してくれます。
春アウター3:スポーティーな「ブルゾン」
スポーティーな着映えのブルゾンは若々しさや元気感を帯びるから、フレッシュな装いにスイッチしたくなる春先に重宝します。脱ぎ着が簡単で、肩掛けや腰巻きにもしやすく、微妙な温度調節にも役立ちます。ボーイズっぽく見えるのが気になるなら、フェミニンな表情のプリーツスカートとのマッチングを試して。つやめきを宿したメタリック系生地を選べば、さらにたおやかなムードに仕上がります。イエローがジューシーな、オープントゥのチャンキーヒール靴を添えれば、足元からキュートさもプラス。寒くない日は袖を少しまくると、軽やかに映ります。
「買い」の春アウター、3アイテムそれぞれのメリット
・紺ブレは、きちんと感と正統派イメージが両立・Gジャンは、ゆったりレイヤードで細感を強調
・ブルゾンは、着脱簡単で若々しいルックに
春アウターは冬コートほどにはかさばらないので、多彩なスタイリングが楽しめます。前を開けてのレイヤードをはじめ、テイストミックスや肩掛け、袖まくりなども組み合わせて、自分好みに着回していきたいものです。
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◆宮田理江 公式サイト「fashion bible」
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