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男性会社員のお小遣い額が低下!パパは月3万円!?

新生銀行が2017年4月に行った『2017年サラリーマンのお小遣い調査』によると、男性会社員の小遣いが月平均3万7428円となりました。前年比で445円減少し、1979年の調査開始以来、37年間で過去2番目に低い水準とのこと! 詳しく見ていきましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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男性会社員の小遣いが過去2番目の低さに!?

新生銀行が2017年4月に行った『2017年サラリーマンのお小遣い調査』によると、男性会社員の小遣いがまたダウンしました。その水準は、1979年の調査開始以来、なんとワースト2の低さだそうです。
小遣い

パパもがんばる

 

男性会社員の小遣いまた下がる!

同調査によると、男性会社員のお小遣いは3万7428円。前年比では445円減少で、1979年の調査開始以来、過去2番目に低い水準となりました。ちなみに、女性会社員の平均は3万3951円で、男性より低めです。

<男性会社員の小遣い(平均)>
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平均 3万7428円(対前年445円減)
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年代別で見ると、30代、40代が低くなっています。子どもがいれば教育費がかかる年代です。

<男性会社員の小遣い(年代別)>
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20代   3万5377円 
30代   3万4785円
40代   3万5475円 
50代以上 4万4040円 
--------------------------------------
 

未婚4.4万円、パパは3万円!?

「男性会社員」には、既婚も独身も含まれます。既婚でも子どもの有無や妻の働き方によって、家計の余裕度も違ってきます。

家族構成別の平均額では、未婚者やDINKS世帯(既婚で共働き、子どもはいない世帯)の男性会社員の小遣いは4万円を超えています。独身や子どものいないDINKS世帯は自由になるお金が多いようです。

その一方で、子どものいない専業主婦世帯や、子どもあり世帯では3万円前後となっています。やはり、子どものいる世帯でのパパのお小遣い事情には、厳しさがにじみます。

<男性会社員の小遣い(家族構成別)>
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未婚  4万3716円

既婚・子どもなし・共働き    4万693円 
既婚・子どもなし・妻が専業主婦 2万9860円

既婚・子どもあり・共働き    3万23円
既婚・子どもあり・妻が専業主婦 3万2939円

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(アンケート概要)
・会社: 新生銀行
・実施:2017年4月7日~4月9日の3日間
・対象: 会社員 男性1252名、女性789名、パート・アルバイト 男性415名、女性258名

 

ランチ代も節約

お小遣いの使い道の1つであるランチ代には、いくらくらい使っているのでしょうか。やはり切り詰めている人が多く、平均ランチ代は590円(未婚は589円)。

「ランチはワンコイン」はもはや当たり前の時代のようです。筆者の知り合いにお小遣いをたばこ代に使いたいがために、ランチは食べないという方もいます。体を壊さないでほしいものです…
 

飲みに行くのは週1回以下

飲み会はどうでしょうか。全体平均では、1回あたりの飲み代は平均で5286円。頻度は月2~3回。つまり、10日に1回行くかどうかです。

20代では2.0回、30代では2.3回、40代では2.3回、50代では2.5回。年代が上がる程、飲みに行く回数も上がっています。前年に比べ、特に20代で、平均2.6回⇒2.0回と回数が大きくダウン。若年層ほどゆとりがないからでしょうか。
 

小遣いが足りない時はどうしてる?

小遣いが足りなくなった時は、「我慢する」が最も多い答えでした。正しい答えですね。次いで多い順に「預貯金を取り崩す」、「家計から捻出する」、「クレジットカードなどを利用する」。中には「アルバイトをする」という答えも見られました。

お小遣いが足りなくて欲しいものが買えない時、クレジットカードなどで月の予算を超えて使ってしまうと、つけがどんどん後ろに回ります。すぐに返せない分は使いすぎないようにしていきたいものですね。
 

パパはがんばっている!

普段の業務で家計を拝見していても、子どもが1人生まれると、パパの小遣いが5000円、1万円の単位で削られることがあります。子どもの養育・教育のために、ぐっとこらえるパパの姿が目に浮かびます。

でも、この平均額だけを見て、「パパはつらい」「小遣いが削られて好きなことができないなら子どもなんていらない」と思うのは早計です。小遣いを削ってでも大事にしたい存在ができるわけですから、それは素晴らしいことなのでは? それに、戦友(ママ)だってがんばってますからね。

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