ヨーグルトメーカーはさまざまな発酵フードを作れる調理家電
発酵フードが手軽に作れるヨーグルトメーカーいろいろ
ヨーグルトメーカーの仕組みは至ってシンプル。基本は、一定の温度を数時間キープできる機能があれば良いので、必要な機能は「温度設定」と「タイマー」の2つ。あとは各製品によって、細かな仕様が異なってきます。
シンプルな調理家電ではありますが、ヨーグルトの他にもさまざまな発酵調理ができるため、最近とても注目されているのです。そこで今回は、最新の売れ筋製品をいくつかご紹介します。ご自分にとって使いやすいタイプを見つけるための参考にしてください!
牛乳パックのまま作れるヨーグルトメーカー3種
発酵フードを作るには「菌を培養する」ことになるため、雑菌はご法度。そのため、容器や使う道具を煮沸することが必須です。しかし、毎回容器を煮沸するのは、なかなか手がかかるもの。そこで人気なのが、牛乳パックのまま作れるタイプ。煮沸の手間がなく、清潔にできるのがメリットです。■飲むヨーグルトもできる!
アイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー」
新製品は「プレーン・カスピ海・甘酒・塩麹・飲むヨーグルト」の自動メニューボタンが搭載されています。特に「飲むヨーグルト」ができるのは珍しく、しかもボタン1つでできるのはとっても便利。タイマー設定しておけば保温は終了しますが、お知らせ音は鳴らないので、スマホなどで終わる時間をセットしておくのがおすすめです。温度は25~65℃まで1℃刻み、タイマーは1~48時間まで1時間刻みで設定可能。
※参考:メーカー製品サイト/ニュースリリース
■99時間までのタイマーで天然酵母も作れる!
ビタントニオ「ヨーグルトメーカー」
この製品は、70℃と少し高い温度設定まで可能なのが長所。発酵調理は、25~40℃はヨーグルトなど乳製品、25~50℃は漬物・ピクルス・ビネガー、~60℃は甘酒・発酵食品、60~70℃は温泉卵やローストビーフと、作るものによって適した温度帯が違います。タイマーが99時間まで設定でき、時間のかかる天然酵母作りもできるのが魅力。終わるとブザーでお知らせしてくれるのも便利。付属の容器が500mlなのも使いやすく、ジャーボトルのようなデザインもおしゃれです。オリジナルのレシピブックには31のレシピがのっており、いろいろな調理が楽しめます。温度は25~70℃まで1℃刻み、タイマーは30分~99時間(※30分以降は1時間刻み)で設定可能。
※参考:メーカー製品サイト/ニュースリリース
■出したままにしたくなるデザインが人気!
イデアレーベル「発酵フードメーカー」
ベージュと赤の2色展開で、出したままにしても生活感が出ないデザインが人気の製品。500ml~1Lの牛乳パックがそのまま入れられるタイプ。ヨーグルト以外の発酵フードは、付属の専用容器に入れて作ります。付属品は、専用容器2つ・撹拌用スプーン・計量カップと充実。ヨーグルトの他にも、カッテージチーズ・西京味噌・醤油麹・塩麹・サワークリーム・甘酒・ワインビネガーなど、16の専用レシピが掲載されているレシピブックもついてきます。レシピに従い材料を投入して温度と時間を設定したら、あとはボタンを押して待つだけ! 温度は25~65℃まで1℃刻み、タイマーは1~48時間まで1時間刻みで設定可能。
※参考:メーカー製品サイト
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