アジア初開業! ハイアット セントリック 銀座 東京
2018年1月22日(月)、世界に名だたる超高級ブランドが軒を連ねる銀座・並木通りに日本初上陸となるホテル『ハイアット セントリック 銀座 東京』がオープンします。今回開業するのはハイアットの新しいライフスタイルブランド・ハイアット セントリックのアジア第一号となるホテル。ハイアット セントリックは2015年に北米で誕生し、現在シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミなどアメリカの主要都市やリゾート地を中心に18軒を展開していて、“旅の目的が例えビジネスであっても、その街の個性と魅力を肌で感じるエキサイティングな経験”の提供を大切にしています。
さてさて日本での第一号店はどのような内容になっているのでしょう。内覧会でその全てを見てきましたのでご報告しましょう。
イマドキの東京らしさが詰まった客室
銀座6丁目の並木通り沿いに建設された地上12階建ての建物は、1階 エントランス
3階 ダイニング&バー 「NAMIKI667」
4階 レセプション、ライブラリー、フィットネスジム
5階~12階 客室
地下 駐車場
というシンプル、かつ、わかりやすい構成です。
客室は164室で、
スタンダード(35平方メートル)
デラックス(47平方メートル)
スイート(77平方メートル)
ナミキスイート(127平方メートル)があります。
国内外のホテルや商業施設などを手がけるデザイン設計会社・ストリックランドが作り出した空間は、ビビッドな色使いや、思わず笑みがこぼれる遊び心のあるしかけがホテル中に散りばめられていて、客室も落ち着く雰囲気の中にイマドキの東京らしいポップさがあります。
銀座とは思えない45平方メートルの広々としたテラスや、キッチンダイニング、スパにあるかのようなスタイリッシュな浴室が備えられた「ナミキスイート」はもちろん素敵ですが、ホテルの中で最もコンパクトなスタンダードの部屋も大変魅力的。
壁の一部にはキュートなイラストで東京の“街”を表現。
そして部屋の中央に設えられた存在感のある「マルチファンクションテーブル」は、蓋を開けると洗面台、閉めるとデスク、引き出しにはアメニティ、タオル、なんと冷蔵庫やミニバーまで収納されていて、まるで“からくり机”のよう! デザイン的にも東京らしいおしゃれさで、地価の高い銀座のホテルという限られた空間をいかに有効活用するかという配慮が詰まっている、東京らしいインテリアが導入されています。
東京づくしのダイニング&バー「NAMIKI667」
宿泊しなくてもハイアット セントリック 銀座 東京らしさを味わえるのが3階の「NAMIKI667」。約630平方メートル・ワンフロアまるまるレストランとなっていて、バーエリアやショーキッチン、個室など、中に入ると次々雰囲気の違うスペースが現れる、目にも楽しいダイニング&バーです。ホテルの場所が朝日新聞社東京創業地ということにちなみ、出版印刷業をモチーフにしたアートワークやインテリアデザインが、ホテルのいたるところに表現されています。NAMIKI667では活版文字をモチーフにしたアートがとにかく存在感大。「インスタ映えスポット」となるのも時間の問題でしょう。
そんなNAMIKI667の自慢はオーブン料理ですが、食材が東京づくしなのも注目ポイント。江戸東京野菜や築地から仕入れた新鮮な魚介などはもちろん、東京都産黒毛和牛の秋川牛や、東京産のワサビ、江戸甘味噌、檜原村の柚子胡椒、東京湾の海苔の佃煮などなど、「え?東京にそんなものがあるの?」と驚く東京産の食材がこれでもかと使われているのが大変個性的です。
日本にあるハイアットグループのホテルの中では『パーク ハイアット 東京』と『アンダーズ東京』、『グランド ハイアット 東京』、その下に位置づけられるというハイアット セントリック 銀座 東京。同じライフスタイルホテルでもアンダーズよりはカジュアルということで、イマドキの東京の魅力を、スタイリッシュかつ可愛く、そして身近に表現したホテルと言えそうです。
<DATA>
ハイアット セントリック 銀座 東京
住所:東京都中央区銀座 6-6-7
電話:03-6837-1313
アクセス:東京メトロ『銀座』駅より徒歩3分