ネットスーパーの利用で買い物を時短
家にいながら注文できるので買い物時間を大幅短縮
食品配達は以前から生協などでも行なっていましたが、業者によっては食材の発注期限が早かったり、配達のタイミングを自由に決めらなかったりとワーキングマザーには利用が難しいケースも。
対して最近のネットスーパーの場合には、スーパーの実店舗の売り場に並んでいる商品を担当者がカゴに詰めてそのまま家に宅配するという形式をとるため、商品の売り切れのリスクはありますが、発注や配達のタイミングが比較的フレキシブルに指定できます。
献立アプリをネットスーパーと併用し夕食準備を時短
またネットスーパーとぜひ併用したいのが、献立管理アプリです。例えば、コンダッテというアプリでは毎日の献立と買い物リストの管理から、レシピ検索を同一アプリ内で行うことができます。ネットスーパーとの併用であれば、購入した食品を画面上で一元管理できるので、食材の使い忘れやうっかり賞味期限が切れてしまうという事態が避けられるという声も。仕事から帰って急いで夕食を作るという慌ただしい夜の時間において、その日の献立が予め決まっているだけで夕食作りがかなり楽になります。夕食準備の中で、「食材を用意する」「献立を考える」という作業を比較的時間のある週末に先取り、そして平日は食材を調理するのみという流れであれば、平日の夕食準備時間が大幅に短縮できます。
ラクなのに手抜きに見えない!技ありミールキットを利用
食事の用意が格段にラクになります
最近では、有名料理人やレストランが監修したミールキットも登場しており、簡単にプロの味を再現できるとして人気を集めています。さらに、食材はメニューに合わせた分量が用意されています。手間がかかる下ごしらえが済んだ状態で届く食材もあり、短い作業時間でクオリティの高い食事を用意することができます。食材の下処理やカットまで済ませた状態で時短ができるキットから、お料理教室気分で凝った料理に挑戦できるキットまで幅広いニーズに応えるサービスが登場しているので、気分に合わせて試してみるのもいいでしょう。
例えば食材宅配サービスで知られるオイシックスでは、kit oisixというミールキットを提供しています。メニューには5種類以上の野菜が含まれており、化学調味料無添加、材料は有機野菜中心ということで、子供のいる家庭にも人気があります。調理が20分で完結するというのも、忙しいワーキングマザーに嬉しいポイントです。
また、TastyTableというサービスは、「おうちをレストランに変える」がコンセプトのミールキットを提供しています。慌ただしい毎日の中では献立がワンパターンになったり、毎日の食事が時短料理に終始しがちですが、このミールキットでは有名レストランやシェフが監修した本格メニューを再現することができます。キットには通常家庭であまり扱わないような高級食材が入っていたり、手順書に記載のある調理法も手間がかかるものだったりするので、平日夜の時短には正直向きません。しかし、週末に家族で特別な気分を味わうとき、パーティーを行う場合などには重宝します。こちらのサービスは「料理を楽しむ」という感覚を改めて味わえる、お料理教室気分で料理の腕を上げられるとして、一種のレクリエーション感覚で楽しむ人が増えています。
プロにお任せ!家事代行サービス
ほとんどの家事をお願いすることができます
多忙な生活の中で家事の時間が捻出できない、そんな場合には家事代行サービスがおすすめです。最近では家事代行サービスを提供する事業者もどんどん増えてきており、ニーズに合わせて選択の幅が広がっています。
例えば家事代行サービス大手のベアーズでは掃除から料理、洗濯からパーティー準備や役所での手続きなど、家事のほとんどをお願いすることができます。スタッフは家事はもちろん、挨拶や身だしなみからマインドまで幅広い研修を受けています。また、スタッフとの守秘義務契約や身元確認も含め、大手企業としてサービスのレベルを保証してくれる安心感が人気を集めています。
また、シェヴはバイリンガルサービスを提供しており、都心部のタワーマンションや外国人向けサービスアパートメントなどで広く利用されています。外国籍のハウスキーパーも多数在籍しており、フルタイムの家政婦の紹介も行っています。また、最近では英語でのベビーシッティングサービスも好評です。子供に英会話を習わせたいけれど時間が取れなかったり送迎が難しいという場合には、ネイティブのベビーシッターのレッスンは一石二鳥のサービスともいえるでしょう。
また、最近では家事マッチングサイトも増えてきています。これはサイトに登録されているスタッフの中から条件にあった人を探すというもので、利用にあたっては希望の条件に合う人を見つけ出すことが重要です。例えば最近テレビ番組でも話題の家事マッチングサイトタスカジには『タスカジさん』と呼ばれるスタッフが多数登録されており、それぞれが希望時給や得意分野を設定しています。
こうした家事マッチングサイトではスタッフの自己紹介を見て依頼を決めるため、事前にある程度の人となりがわかる安心感がありますが、その一方、選択作業が手間になるという声もあります。料金や仕事内容の交渉も利用者とスタッフの間で直接行うため、料金相場は家事代行業者より安いことが多いです。しかし家事代行業者のようなスタッフ向けの研修を義務付けていないところが多く、サービスの質にばらつきがあることもあります。
数あるマッチングサイトの中には、身元確認ができていなかったり、家財道具の損壊などについて損害保険に加入していないケースもあるとのこと。費用を抑えられる一方、利用者による見極めが重要になってきます。
他にも自治体で提供しているものや、企業の福利厚生の一環として利用できる家事代行サービスもあります。自宅にスタッフを入れるということに抵抗がある方もいるかもしれませんが、忙しいワーキングマザーの生活を助けてくれるサービスとして、検討してみてはいかがでしょう。