徳島ならではの郷土料理、新たなご当地グルメも続々
徳島県南部で人気の産直レストラン『odori』のウミガメバーガーの「赤カメ」(左)と「青カメ」。売上の一部は日和佐うみがめ博物館カレッタに寄付されます。
定番にとどまらない、徳島ならではの最新グルメが味わえる旅プランをご紹介します。
インパクト大! 阿波尾鶏と海部野菜の「ウミガメバーガー」
2017年7月にデビューした、ウミガメバーガーの「黒カメ」は、味やボリュームはもちろん、インスタジェニックなご当地ハンバーガーで人気急上昇中。
看板商品の「ウミガメバーガー」は、ウミガメの甲羅をイメージしたデニッシュ生地のバンズを使ったご当地バーガー。阿波尾鶏のハンバーグと地元農家が手掛けた海部野菜をはさんだジューシーな味わいの「赤カメ」、チキンカツと海部野菜であっさり味の「青カメ」、そして2017年7月20日(ハンバーガーの日)に登場した「黒カメ」は阿波尾鶏の照り焼き風ハンバーグと阿波尾鶏の卵を使った目玉焼きに加えて海部野菜をはさんでいます。
特に、黒カメは竹炭を混ぜたバンズで、見た目も味もインパクト抜群。直径12cm、重量約250gでボリュームもあります。ウミガメバーガーは各1200円(季節野菜のサラダ、ポテト、ドリンク付き)
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阿波尾鶏と海部野菜の食べられるお店odori
■所在地:徳島県美波町山河内なか2-1
■アクセス:徳島ICより車で約60分
■営業時間:11:00~17:00、金~日は11:00~20:00
■定休日:木曜日
■TEL:0884-70-1217
https://odori.kitchen/
居酒屋から生まれた新・徳島ラーメン「鯛塩ラーメン」
新しい徳島ラーメンとして話題の「鯛塩ラーメン」。あっさり塩味はやみつきになる美味しさでリピーターも多いです。
鯛塩ラーメンが生まれたキッカケは、深夜24時からオープンする居酒屋『堂の浦 栄町本店』で提供されていた、知る人ぞ知るメニューだったのが、あまりの人気で徳島駅前に出店したことです。
『堂の浦 駅前店』の店内。カウンター席とテーブル席があり、営業時間中は客足がずっと途切れない人気ぶりです。
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堂の浦 駅前店
■所在地:徳島市寺島本町西1-45-1
■アクセス:JR徳島駅から徒歩3分
■営業時間:12:00~14:00(売り切れ次第終了)、18:00~23:00
■定休日:なし
■TEL:088-652-5112
フレンチシェフによる「鳴門金時ぜんざい」と「阿波金時豚」グルメ
徳島県鳴門市の地産地消スポット『THE NARUTO BASE』。レストラン、直売所、工房があり、徳島の食の魅力をここから発信しています。
徳島のご当地スイーツとして誕生した「鳴門金時ぜんざい」。地元産の鳴門金特や鳴門の塩、和三盆など徳島の味がぜんざいで楽しめる逸品です。
『THE NARUTO BASE』のレストランでは「阿波金時豚」を使った料理もリーズナブルな価格で楽しめます。
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THE NARUTO BASE
■所在地:徳島県鳴門市撫養町黒崎松島125
■アクセス:鳴門ICから車で約6分
■営業時間:11:00~23:00(最終入店22:00)
■定休日:不定休
■TEL:088-602-8882
http://www.qoopa-market.jp/
絶景の海カフェで「藍」スイーツ、藍染め体験やショップも
カフェ「i cafe」で味わえる藍の実と地元の藻塩を使ったマカロンとスコーン。藍の種茶とともに海を眺めながら食べるのがおすすめ。
サーフィンのメッカとして有名な徳島県海陽町に、2017年4月にオープンした藍染スタジオ&カフェ『in Between Blues』。海岸沿いにある一軒家には、子供服やTシャツなど人肌にやさしい藍染めアイテムが揃うショップ、手ぬぐいやTシャツなどの藍染め体験ができるスタジオがあります。海陽町で育ち、自らサーフィンの選手でもあったオーナーの永原レキさんの藍に対する情熱と思いがこのスタジオで体現されています。
日本が誇る「藍」を発信する藍染スタジオ&カフェ『in Between Blues』。ショップではさまざまな藍染めアイテムを販売しています。
カフェ「i cafe」では、藍の実と、地元の海部産藻塩を使った藍色のマカロンやスコーン(各250円)、自家焙煎したという藍の種茶「i tea」(400円)も味わうことができます。テラス席もあって美しい海を眺めながらのんびりと過ごせます。
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in Between Blues
■所在地:徳島県海陽町宍喰浦松原216-3
■アクセス:徳島ICから車で約2時間
■営業時間:月~木11:00~17:00/金~日9:00~17:00
■定休日:火曜日
■TEL:0884-70-1488
https://www.facebook.com/inbetweenblues/(Facebookページ)
魚を豪快に焼く「海賊料理」と郷土料理「ボウゼの姿寿司」
徳島県南部の居酒屋で味わう、新鮮な海の幸を豪快に焼いて食べる「海賊料理」。『お食事処 ごち』では事前予約制です。
おすすめのメニューは、七輪で豪快に魚介類を焼いて味わう「海賊料理」(事前予約制)で、サザエや足赤エビ(旬は11~12月)など食べ応え十分。イボダイを使った徳島ならではの郷土料理「ボウゼの姿寿司」も味わえます。
徳島の秋といえば「ボウゼの姿寿司」。すだちを加えた酢飯にぼうぜをのせた押し寿司です。地元の徳島ではスーパーでもよく見られるグルメ。
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お食事処 ごち
■所在地:徳島県海陽町奥浦字町内133-1
■アクセス:JR海部駅から車で約3分
■営業時間:18:00~22:00
■定休日:月曜日
■TEL:0884-73-4016
徳島のブランド魚「すだちぶり」が味わえる人気の漁協食堂
漁協に隣接した食堂では、水揚げされたばかりの旬のさまざまな魚が味わえます。ショップも隣接。
徳島のブランド魚「すたちぶり」(中央)が刺し身で味わえる定食が人気です ※すたちぶりは夏から1月ごろまでの提供
特におすすめは、徳島県のブランド魚「すだちぶり」。徳島県の柑橘で有名なすだちの果皮を添加した飼料で育てられたブリで、徳島魚市場と北灘漁協によって開発されました。すだち効果によってブリ特有の脂っぽさが抑制され、さっぱりとした味わいに加え、一般的な養殖ブリよりも4倍ものビタミンEが含まれています。
「すたちぶりの刺身定食」(1000円)は、毎年夏から翌1月ごろまでです。
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JF 北灘漁協食堂 うずしお
■所在地:徳島県鳴門市北灘町宿毛谷字相ヶ谷23
■アクセス:鳴門ICより車で約20分
■営業時間:10:00~20:00(L.O.)
■定休日:無休
■TEL:088-682-0037
http://jf-kitanada.com/
漁港で入札体験ができるホテル、落札した魚でランチも
徳島県南部の海陽町にある宍喰漁協での入札体験。町内のホテルリビエラししくいの宿泊者限定で、落札できた魚は宅配もしくはランチで食べられます。
太平洋に面し、美肌の湯として人気のパノラマ展望がある温泉も楽しめる「ホテルリビエラししくい」では、ホテルから車で5分ほどの場所にある宍喰漁協市場の入札体験が、宿泊者限定で2009年から実施されています。ホテルは、道の駅宍喰温泉に隣接。
入札では、水揚げされたばかりのさまざまな魚を前に、魚に詳しい漁港職員や漁師、目利きの仲買人らが仕事をする様子が間近で見られます。気軽に質問もOK。入札体験では、目の前に並べられた魚の中から欲しい魚を選んで「札」を入れ、落札できれば、宅急便で自宅に送るか、ホテルで調理して昼食で食べることができます。
平日限定、各日15名まで。前日19時までに申し込みが必要。入札見学は無料、落札できた場合は落札金額+手数料15%+消費税8%をホテルに支払い。
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ホテルリビエラししくい
■所在地:徳島県海陽町宍喰浦字松原226-1
■アクセス:徳島ICより車で約2時間
■宿泊料金:1泊2食13,367円~(2名1室)
■TEL:0884-76-3300
http://www.hotel-riviera.co.jp/
※掲載の内容はすべて2017年11月現在。価格はすべて税込