一番大切なことは、「どうして貯まらないのか?」

お金を貯めたいけれど、どうしたら良いのか分からないという人も少なくありません。貯めるために必要なことと言うと、「運用知識が必要だ」と思う人が多いのですが、それ以前に知っておくべきことがあるのです。

貯まらない原因を突き止める

一番大切なことは、「どうして貯まらないのか?」。その原因を突き止めることからスタートしなくてはなりません。そして、この原因を突き止めるために必要なことは、「お金の流れを突き止めること」なのです。

お金が貯まらないと言う人の多くが、毎月、何とかやりくりはできるけど、お金が貯まらないと言う状態だと思います。この場合は、収入は足りているということ。まずは毎月のお金の流れを把握するために、お小遣い帳程度のもので良いので家計簿をつけることをお勧めします。

この時、クレジットカードで決裁したものはメモ書きにしておき、実際の決済月に支払う金額を組み込んで計算しておきましょう。クレジットカードは決済するまでは一種の借金です。カードの未決済額にも注意しながら利用しなくてはなりません。

お金の知識ゼロ

まずはお金の流れを検証して、無駄がないかをチェックすることから始めましょう。



無駄を見直す

最低でも1カ月以上、お金の流れを書いて頂きたいのですが、1カ月経つ前に「こんなに使っているの?」と思う人も多いはず。家賃や食費やライフライン等の生活に関わる費用以外にも、こまごまとした出費があることに気づく人もいるのではないでしょうか? 1回の支払金額は少額であっても、回数を重ねるとそれなりの金額になります。本当に必要で買ったのか? 買う必要があったのか? を検証しなくてはなりません。

その他、滅多に行くことのないスポーツクラブや使わなくなっている会員システムの利用料金等にも気づいた人もいるのでは?!

普段利用しないのに料金が発生しているのなら、これらを見直すだけで1万円程度のお金の支出を抑えることができますので、続けるべきか? 代わりになるものはないか? 等を考えてみましょう。特に3カ月以上連続で行っていない、月に1~2回しか行っていないスポーツクラブなら、解約した方が良さそうです。

毎月の貯蓄額を明確にしておく

お金の流れが分かったら、毎月いくら貯めるかを決めて銀行等に預け入れましょう。給与天引きで積み立てるのも大いに賛成です。そして預け入れるお金は、その月に残ったお金ではなく、使う前に預け入れるのがポイントです。まずは手元にあるお金で生活することを身に付けたいものです。

とはいえ無理は禁物です。まずは1カ月の流れを見直して無駄だと判断した金額を目安にお金を貯めるようにすれば無理はありません。

お金に関する知識を身につけよう

貯める習慣を身につけながら、あわせてお金について学ぶことも必要です。ある程度お金が貯まったら、どのような金融機関で、どのように運用すると良いのか、レジャー費用なら専用の積立商品の利率が良いなど、少しずつお金に関する情報を集めるようにしましょう。

知識を身につけるとなると、「本を読んで勉強する」という人もいるかと思いますが、その場合には図書館で借りる等、お金を使わないで情報を得るようにしたいものです。お金を貯める意識を持ちながら、徐々に節約にも目を向けられるようになったら、貯めるマインドが養われている証拠。自分のペースを保ちながら、情報を集めてみて下さいね。

お金を貯めるために何よりも大切なことは、小さな習慣の積み重ねです。

見直す→貯める→学ぶ の3ステップで、お金が貯まる体質になりましょう。
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