生活家電の「買い替え時サイン」をキャッチしよう
日々生活するうえで欠かせない生活家電。高価かつ長年使うもの故に、買い替えタイミングをいつにするかは重要な問題です。大半の人は、基本の生活家電は壊れるまで買い替えないのが普通でしょう。確かに炊飯器やオーブンレンジ、掃除機などは、一週間くらいなくてもどうにかなるもの。しかし、冷蔵庫は壊れるとかなり困る。そのため、壊れたその日の内に慌てて買い、また10年付き合わなくてはならないという羽目に……なんてことが起こりがちです。だからこそ、壊れる前にしっかり吟味し、ベストなタイミングで買い替えたいものです。
そこで今回は、家電の買い替えタイミングを見極めるポイントをご紹介します。
お得な買い物をするためにも、買い替えのベストタイミングを見極めよう!
冷蔵庫の買い替え時サインは「冷凍室」に現れる!
ないと困る家電の筆頭とも言える冷蔵庫の「買い替え時サイン」は、温度が最も低くモーターの負荷も一番かかる「冷凍室」に現れます。例えば、保管しておいたアイスクリームが柔らかくなっていることが増えた、製氷室の氷がくっついていることが増えた、モーターの音が今までと違う……などが兆候です。このような現象が散見されたら、そろそろ買い替えの検討を始めましょう。特に、初めての夏日に壊れることが多いと聞きます。冬のあいだに異変を感じたら、暑くなる前の買い替えを!
冷蔵庫の買い替え時は、冷凍庫の環境をチェック
エアコンは「エアコンを使わない季節」に確認を
エアコンは、「シーズンはじめに運転しようとしたら効かない!」という話をよく耳にします。しかし、繁忙期に購入するのは得策ではありません。都合の良い日時に工事を頼めない可能性も高く、待つこともあります。また、施工する人の身になれば、エアコンの設置をする場所=エアコンの無い場所、ということ。真夏の暑い時や真冬の寒い時にする作業はなかなか過酷です。そういう意味でも、エアコンを使わない秋や春に、じっくり選んで取り付けてもらうほうが得策。秋は新旧モデルの入れ替えシーズンにもなるので、おすすめです。
エアコンが必要な時に「動かない!」では自身も業者も困ります
「脱水」に異変が現れたら洗濯機の買い替え時
洗濯機は、壊れてもコインランドリーがあるので大丈夫ですが、高額家電なので慎重に選びたいもの。洗濯機で一番モーターに負荷がかるのは「脱水」です。「脱水のしぼりが弱くなった」ということが続いたり、脱水時にガタガタと大きな音がしだしたら、そろそろ買い替え時と思って正解です。タテ型なら春、ドラム型なら秋に新製品が出ますので、その時期に検討してみてはいかがでしょうか?
脱水したはずなのにビチョビチョ……だったら、それは買い替えのサイン!
ちなみに家電の平均寿命は10~12年と言われています。それを目安に買い替えサインを逃さず、お得な買い替えをして下さい!
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