レブル500に20万円分の差額の価値はあるか?

レブル500フロントビュー

レブル500フロントビュー

先日、レブル250に試乗してインプレッションを掲載しました。ほぼ同時期に登場したCBR250RRの影に隠れてしまいがちですが、非常に乗り心地が良く、しかも走行性能にも優れた次世代のクルーザーという印象でした。

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レブル250には500ccエンジンを搭載したレブル500という兄弟モデルがあり、フレームやタイヤサイズなど全て共通となっていて、500ccのパワーに耐えられる性能のパーツが贅沢に使われたレブル250は安定性に優れていました。

レブル250と見た目はほとんど一緒

レブル250と見た目はほとんど一緒


しかし、逆に言えばレブル500はエンジン以外のパーツはほとんどレブル250と同じということです。

2台の価格を見比べてみると、ABS付のレブル250は58万6600円[税込]、ABSが標準装備のレブル500は78万5160円[税込]となっており、価格差は約20万円となります。

2017年現在の実勢価格で見てみれば、レブル250が47万円前後に対してレブル500は67万円前後で、定価だけではなく実勢価格でも約20万円の差が発生しています。

エンジン以外のほとんどのパーツが共通なのに20万円高いと考えると割高なイメージがありますが、実際の走りはどうか?

今回も都内の通勤で試乗してインプレッションします。


レブル500は足回りのセッティングが異なっている

レブル500undefinedリアビュー

レブル500 リアビュー


レブル500は前後16インチタイヤを装備し、シート高は690mmと非常に低いので、身長165cmの私でも両足がべったりの稀有なバイクです。しかし、意外とステップが上の位置に装着されているのでコーナリングでも簡単にすることがありません。

車高の低いクルーザーでありながら、この軽快さがレブルのセールスポイントのひとつですが、レブル500に試乗した際には前後のサスペンションが若干硬いような印象を受けました。

レブル500は車両重量が重くなっているので前後サスペンションのセッティングが異なる

レブル500は車両重量が重くなっているので前後サスペンションのセッティングが異なる


手元の資料には言及されていなかったのでホンダの広報に確認したところ、フロントフォークは中のバネが硬さの異なる物が入っており、リアサスペンションはプリロードのセッティングが異なっているとのことでした。

排気量の異なるエンジンが搭載されることで、レブル500と250の車両重量の差は20kg程度あります。そのため、サスペンションは前後共にセッティングを変えたのでしょう。

ですが、個人的には街中を走るのには若干硬い印象を受けたので、リアはプリロードのセッティングを緩めてみたところ挙動がレブル250に近くなりました。

装備面ではサスペンションのセッティング以外には変更されている点が見受けられないレブル500ですが、実際街中で走ってみました。


レブル500のエンジンの価値とは?

レブル500のエンジン

レブル500のエンジン


2013年にホンダは同じフレームとエンジンを採用した3台の兄弟バイクをリリースしました。ネイキッドのCB400F、スポーツコンセプトのCBR400R、クロスオーバーコンセプトの400Xです。

これらの車両は海外では500ccで販売されており、レブル500はこのエンジンがベースとなったものが搭載されています。

前述した3台に搭載された400cc並列2気筒エンジンは癖がなく、フラットに高回転まで回る扱いやすいエンジンです。しかし逆に言えば抑揚がなく、気が付いたらスピードが出ているような印象です。

それに対して排気量が上乗せされたレブル500のエンジンは走り出しのトルクが増大しています。そのため走りに抑揚があり、艶のある走りとなっています。

本来クルーザータイプのバイクに搭載されるエンジンはトルクが重視され、あまり高回転域でパワーが出力されるものが採用されることはありませんが、レブル500のエンジンは高回転まで気持ちよく回ります。

車両重量自体は20kgアップしたものの、ブレーキ性能も250cc同様にまったく問題なく、ABSを250とは異なり標準装備としています。

レブル250でも高速巡航は全く問題ありませんでした。当たり前ですがレブル500の方が100km/h巡航時にエンジンの回転数が低いので余裕がありますし、音も静かです。

いちユーザーとしては、20万円の価格差はやはり高いと思ってしまいますが、エンジン自体はその価値があると言っても過言ではありません。


更に10万円安かったら大ヒット車両となったかも!?

レブル500サイドビュー

レブル500サイドビュー


レブル250は好調な売上げとなっているようですが、レブル500の方は250ほどのセールスには届いていないようです。

2台乗り比べればレブル500の方が当然パワーがありますし、クルーザーとは思えないスポーティーな走りをすることができます。

ですが、やはりユーザーの感覚で言えば価格差が開きすぎているような気がするのです。

ただ400ccの3兄弟の中で400Xは、私のように通勤メインでたまにツーリングに出かけるという用途では断トツに使い勝手の良いバイクでした。

バイクが趣味性の高いものとはいえ、乗り物である以上はマルチに使えたほうが良いのは間違いありません。

そういう意味ではレブル500は400Xに並ぶマルチ性能を持ち合わせています。ただガソリンタンク容量が11Lしかないのは残念! 燃費がよいエンジンなので、うまく走れば300km以上は連続巡航できると思いますが、タンクだけでももう少し容量が欲しかったところです。


レブル500をちょっとカスタムするなら

クルーザータイプの積載量を増やすなら、やっぱりサドルバッグがよいでしょう。バッグと車体が干渉しないようにバッグサポートは必須アイテムです。
 

レブル500にアクセサリーソケットを追加するキットが純正でありました。クルーザーなので、ツーリングの際などにスマホでナビを見ることもあるはず。電源の確保は大事です。


レブル500関連リンク

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