年0.51%や0.76%といった金利適用も
お子様を育てるご家庭にとって、資金計画は最重要課題といった方も多いことでしょう。少しでも着実に貯め、必要な時に資金が出せることが一番ですが、どうせ貯めるならば金利が高い方がよいですよね。そうした金融商品として、今回は信用金庫や信用組合等で利用できる「定期積金」についてご紹介したいと思います。定期積金とは、毎月など定期的にお金を積み立てていく金融商品です。銀行でいう積立定期預金のようなものです。この定期積金には、子育て世帯を応援するものがあります。中には年0.51%や年0.76%といった金利が適用されるものもあります。安全性を重要視し、少しでも貯めて増やしたい方には望ましい金融商品といえるのではないでしょうか。さて、どんな信用金庫、信用組合などが提供しているのでしょう?
金利の高い信用金庫を中心にご紹介
実は子育て支援の定期積金は、多くの信用金庫、信用組合等で提供されています。お近くの金融機関でも提供されているかもしれません。一般的なケースは、通常よりも金利が高めに設定されています。それでは2017年8月現在において、金利の高い子育て世帯向けの定期積金についてご紹介していきましょう。例えば、お子さんが5人いる場合には、3年預けると年0.76%が適用される「定額式定期積金すこやか」を鹿児島興業信用組合では提供されています。お子様1人の場合でも3年満期で年0.26%、お子様2人であれば年0.46%といった具合に、お子様の人数により適用される金利が異なってきます。
JA東京むさしでは、「サッちゃん子育て応援定期積金」を提供しています。サッちゃん子育て応援定期積金は、預入期間が2年以上5年以下で、お子様の人数に応じて店頭表示の利率に最大0.3%上乗せした特別金利が適用されます。2017年8月における、お子様3人以上のケースで年0.41%が適用されるため、積立にはもってこいといえるかもしれません。
福島信用金庫では、「ファミたん、しんきん定期積金」を提供しています。ファミたんカード持参者が3年以上5年以内の期間に、毎月積立を行うと、店頭表示+0.5%の年金利が適用されます。2017年8月現在では、年0.51%の金利適用となります。
このように、子育て支援のための定期積金は数多くあります。金利の高い金融機関では、年0.51%や0.76%など高金利が適用されますので、こうした金融機関がお近くにおありの方は是非活用されるとよいでしょう。