雨でも軽快! レインルックをポジティブにする方法
悪天候を逆手に取って、着こなしを楽しもう!
お気に入りの服や靴を身につけようとしたら朝、雨模様で泣く泣く断念。そんな経験は誰しもあるでしょう。雨の多いシーズンはコーディネートに悩まされがち。でも、じめじめしてうっとうしい梅雨の時期を乗り切るコツさえつかめば、悪天候を逆手に取って着こなしを楽しめるはずです。
近年はお天気の変化がめまぐるしく、急な豪雨に見舞われることもあるので、雨風をしっかり防げるアイテムは、頼もしいパートナーです。
さらに、機能面だけでなく、雨の日コーデを快適にしてくれるアイテムを選ぶポイントがあります。
明るい色やつやめき素材を取り入れるのがコツ
雨の日の装いは地味になりがちです。雨雲で日が陰る中、沈んだ色を選ぶと、さらに暗く見えてしまうので、明るい色を選ぶのがコツです。むしろ、人の目が気になりにくくなる雨の日は、普段よりカラフルな色を試すチャンス。ビニールや樹脂のケミカルなつやめきもレインルックにフレッシュさを添えます。帽子や靴といった、体の中心から離れた位置にポジティブ色や光沢を迎え入れると、全体のシルエットが伸びやかに映ります。
これらの条件を備えたうえ、雨の日もポジティブにしつつ、コーデを元気に見せてくれるレインアイテムをご紹介します。
防水加工されたパッカブルパーカー
「防水加工をしたジャケット」として英語の辞書に載っているほど有名な「K-WAY(ケーウェイ)」は1965年、パリで誕生したレインウエアのブランドです。コンパクトに折り畳めるのに加え、軽量で防水加工が施されています。カラフルでおしゃれなデザインは雨の日ルックにエナジーを注ぎ込んでくれそうです。
雨の日に気をつけたい服装は、水シミになりやすい素材の服、裾がびしょびしょになる丈の長いボトムスなど。K-WAYのカラフルなパーカーを羽織れば、気持ちもポジティブに。小さく畳めるパッカブル仕様だから、バッグの底に普段から忍ばせておけます。また、雨が上がったら腰に巻けば着こなしのアクセントにもなります。野外フェスはもちろん、デイリーにも使える一着です。
ハンズフリーで雨を防げる、帽子&リュック
日本では雨が降れば大半の人が傘を差しますが、実は海外では雨でも傘を差さない人が多いものです。そのほうが軽快に歩けるし、ハンズフリーはやはり楽です。急に晴れてしまって傘が邪魔になることも。軽い雨なら帽子をかぶってしのぐ手があります。レインアウターとのコンビネーションは強力です。
手持ちのバッグをリュックに入れてしまう「バッグinリュック」にすれば、スマートで軽快なスタイルに。K-WAYのハットもリュックもパッカブル。晴れたらたたんで手持ちのバッグにポン。手がふさがらないアンブレラフリーは思った以上に快適です。
合成樹脂でつくられたスペルガのレインスニーカー
雨の日に一番気になるのは靴の水シミ。歩いているうちに雨水が入り込んで、さらに冷えたりすると、気分がいきなりゆううつになりますよね。人気の続くスニーカーは一般に水が大敵。一方、革靴は水濡れ後のお手入れが面倒。革を痛めてしまったり、シミが落ちなくなったりする心配も。レインブーツは防水面では頼れるのですが、途中で晴れてしまうと、気恥ずかしい感じがします。
イタリアを代表するスニーカーブランド「SUPERGA(スペルガ)」は1911年に創業していて、100年を超える歴史があります。日本でも人気の高いスニーカーです。キャンバス地のタイプが有名ですが、こちらはアイコン的存在の「2750」と同じ形でありつつ、ラバー風の合成樹脂でつくられているレインスニーカー。水を通さないので雨の日も安心してスニーカーを履けます。赤やイエローなど、「スペルガ」ならではのカラフルなラインアップが用意されていて、レインルックを足元から色めかせてくれます。
【画像協力】
K-WAY
http://k-way.jp/
SUPERGA
http://superga.jp/
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