30代独身女性の服・靴代は月々平均1万208円
着るものは日々の生活に必要不可欠なものであり、誰もが購入するものです(稀に買わずに借りたりもらったりする人もいますが)。家計においては支出であり、お金を貯める上ではマイナス要因ですが、一般的にどのくらい支出しているのでしょうか?総務省の『全国家計構造調査(2014年までは全国消費実態調査)』から、働いている独身世帯が被服および履物にいくらぐらい使っているかを調べてみました。下記の表は30歳未満(~20歳代)と30~39歳(30歳代)の男女別に、被服および履物代の支出額と消費支出に占める割合をまとめたものです。
若い世代に限ったことではないですが、消費に使えるお金が減っていることで、服や靴にまわせるお金も減っています。例えば30歳代女性は、消費支出全体が15年前に比べて6万1723円も減っていることから、被服・履物代がほぼ半分に減ってしまっています。30歳未満の女性は5年前より増えていますが、15年前と比べたら56%減で、消費支出全体に占める割合も13.0%から6.2%へ大幅に下がっています。男性の服や靴に使うお金は女性の半分程度で、消費支出に占める割合も3%程度しかありません。
お金を貯めるためには収入を増やすことが最善の策ですが、消費支出額が目に見えて減っているように、収入は増えるどころか減っています。増やす努力は続けることとして、その他に支出を抑えて貯蓄へ回すお金を捻出する方法もあります。30歳代女性の被服および履物代は昔より減っていますが、それでも年間で12万円は使っています。消費は活発な方が日本経済にとって良いでしょうが、お金を貯めたいと考えているなら聖域なく努力していくことが必要です。
体型が変わらなければ洋服代は確実に減らせる!
体型が変わらなければ洋服代を減らせる
- 流行ものを着たい(流行遅れのものは着られない)
- お洒落をしたい
- SALEをしていて衝動&まとめ買い
- ストレス発散
- 体型が変わって今までの服が着られなくなった
- 穴があいたり汚れたりして着られなくなった
そこで発想の転換をしてみましょう。体型が変わって服を買わなければならないということは、体型が変わらなければ買わなくて済むということです。20歳を過ぎれば身長の変化はほとんどないでしょうから、体重の変化が大きなポイントです。太ったり痩せたりしなければよいのです。ただ簡単なことではないので、あまり神経質にならずに、服のサイズを変えなくて済むくらいの増減は許容範囲としましょう。
適度に運動をして体型を維持しよう
ガイドの場合、学生時代に比べたら体重が10kg以上増えてしまい、入らないズボンがかなりあり、無駄な買い物をしたと後悔しています。ただ上半身ものは意外と着られるので、20年以上前に買った服でもまだまだ現役で使っています。
穴があいた場合についても発想の転換をしてみましょう。穴があかなければ買わなくて済むのです。日頃から雑に扱っていれば、服はすぐに汚れたり傷んだりし、どこかにぶつけて穴があきやすいです。丁寧に扱うことを意識していれば、穴があく可能性はかなり低くなるはずです。お気に入りの服は穴があいたら修理してまた使うのもよいでしょう。
着るのが恥ずかしいほど古くなった服はあきらめて、新しいものに買い替えましょう! 気分も一新しますしね。小さな成果だとしてもコツコツと努力することは大事です。明確な目標を設定し、頑張ってお金を貯めていきましょう!
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