老後のお金と同時に大切な財産なのが人間関係

老後のお金を心配する人はとても多いのですが、お金と同時に大切な財産なのが「人」、人間関係なのではないでしょうか。

豊かな生活を送るためには、心地よい人間関係があってこそ成り立つもの。大切な財産をどのように築くのか、守っていくのか、心の貧乏にならないための人付き合いについて考えてみましょう。

老後には心の豊かさも大切になる

人とのつながりは大切な財産のひとつ。自分にとって大切な人は誰なのかを考え、友好な関係を築いていきましょう。


家族との関係をどのように守るのか?

老後を迎える頃になると、起こるのが相続問題です。自分の財産をどのように引き継ぐのかも大切ですが、親の財産をどのように引き継ぐのかも重要なこと。それぞれに思いはあると思いますが、基本的には法定相続分で分配することを心がけましょう。

よく、「揉めたくないから要らない」と相続を放棄する人もいますが、家族はどのように考えているのかも考慮して決めることが大切です。
また、自分の財産を引き継ぐときにも公平に法定相続分で引き継ぐように遺言書を残すなど、家族間で特別な扱いをするのを避けるようにしましょう。

引き継ぐ方としては、より多く助けてくれた、その子が大変な状況にあるからと思いはさまざまなのですが、明確な理由なしに特定の家族に多くの財産を引き継ぐのは、自分が旅立った後の家族関係を壊しかねません。

特に家族の場合には、年齢を重ねたときに起こる介護問題などもありますので、いつでも協力し合える態勢を整えておくためにも公平を心がけることが必要です。

身の回り人間関係を構築する

自分の身の回りを振り返ると、幼馴染、学生時代の友達、職場の友達、趣味の友達、PTAの友達など、社会生活を送るなかではいろいろな関わりを持つ友達がおり、それぞれに人間関係が成り立っていることと思います。そこで考えて欲しいのが、これらの友達は、生涯付き合っていく友達なのか?付き合っていきたい友達なのか?ということです。

年齢を重ねるごとに人間関係を築いていくのは難しくなります。辛いとき、楽しいとき、一緒に悲しんでくれる人、喜んでくれる人がいることは、大きな財産のひとつ。友好な友達関係を続けていくためにも、こまめに連絡を取るなどの近況を分かち合うことが大切です。

特に友達が多い人の場合、惰性で付き合っている人も少なくありません。年齢を重ねると友達と逢う時間は貴重なもの。自分の心に問いかけて、人間関係を整理することも必要です。

生きがいを作る

目に見えない財産で大切なもの。それは「生きがい」です。

サラリーマン生活を終えて自由に暮らすといっても、目標や目的がない生活では楽しくありません。自分にとっての生きがいは何かを考えておくことが重要です。

たとえば登山が趣味であれば、いつ、誰と、どのような山に登るのか。旅行が趣味であれば、どこに、誰といくのかなどは、楽しみとともに充実した生活を送ることに大いに役立ちます。趣味が生きがいの人にとって、ともに過ごす友達は大切な存在になります。自分の人生を輝かせるためにも、自分にとっての生きがいを見つけましょう。

老後貧乏というと、お金のことのみに意識が向いてしまいます。とはいえ物質的な豊かさとともに、心の豊かさにもスポットをあてることが大切です。

心が満たされなければ、本当の豊かさを感じることは難しいのです。誰かと分かち合う、ともに歩むためにも人間関係を大切にしていきましょう。

老後貧乏にならないために心がけたい3つのこととは以下になります。

(1)家族とは公平につきあうこと
(2)誰とつきあいたいのか、友達関係を見直す
(3)生きがいを見つける


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