ポテチがなければとうもろこしを食べればいいじゃない

コンビニグルメ2017年春の大ニュースというと、北海道産のじゃがいも不足によるポテトチップスの一部商品販売休止でしょうか。

2016年8月の北海道地区の台風被害により原料の馬鈴薯(ばれいしょ)が不足となったのが原因ですが、馬鈴薯を輸入している品や輸入品のポテトチップスもありますし、もうすぐ新じゃがも出回るでしょうから、ポテチ自体がこの世から消えることはありません。

ところが「もうポテチが食べられないのではないか」と思ってしまった人もいたようで、買い占めが起きたり、ネットオークションやフリマアプリにて高値で取引されるなど、大きなニュースになりました。

そして、ポテトチップスが消えた商品棚には、とうもろこしやさつまいも等を原材料としたスナック菓子が並びました。それらの品を見てみますと、特徴のある品や復刻版、定番商品の大型サイズなど気になる品が少なくありません。そこで今回は、これらのポテチ代替商品の中で気になる品をピックアップしてご紹介いたします。

ドリトス トップ&ゴー ウォーキングタコス(ジャパンフリトレー)

ジャパンフリトレードリトストップ&ゴーウォーキングタコス

ドリトス トップ&ゴー ウォーキングタコス(ジャパンフリトレー)

どこのコンビニでも、ポテチの消えた商品棚にはフリトレーの商品が多数並びました。「どうしてなんだろう?」と思いましたが、フリトレーはカルビーの100%子会社であり、カルビー商品の代替品としてフリトレー商品を提案したのではないかと推測します。

今回紹介するドリトスの味は定番のメキシカンタコス味とナチョ・チーズ味ですが、パッケージのデザインに特徴があります。フリトレーの登録商標である「TOP N' GO」と呼ばれる長手方向に開けるパッケージになっています。広口で開けられるので、商品名どおり歩きながら食べたり、サラダを加えて食べるなどの提案がなされています。
ドリトスのパッケージ幅比較

ドリトスのパッケージ幅比較

また、このパッケージ、一般的なパッケージよりも幅を取っています。この幅は一般的な袋入りスナック菓子の長手方向のサイズなのですが、「自社のポテチが置けないなら、空いているスペースを力技でも埋めてしまわねば」という考え方(あくまで推測です)はさすがですね。

わさびマニア ツーン!と刺激的わさび味(ジャパンフリトレー)

ジャパンフリトレーわさびマニアツーン!と刺激的わさび味

わさびマニア ツーン!と刺激的わさび味(ジャパンフリトレー)

激辛スナック菓子というと東ハトの『暴君ハバネロ』湖池屋の『カラムーチョ』などが有名ですが、5月1日にフリトレーからわさび味のスナック菓子が発売されました。パッケージどおり激辛です。

かっぱえびせん あらびき仕立て(カルビー)

カルビーかっぱえびせんあらびき仕立て

かっぱえびせん あらびき仕立て(カルビー)

カルビー本体も、ポテチが無く空いた棚を埋めるための商品を販売しています。かっぱえびせんは小麦粉を使ったせんべいですが、この商品は通常のかっぱえびせんと形も食感が異なります。加えて、粗びきの天然えびを生地に練りこみ、大人向けに仕上がっています。

チーズビット 濃厚チーズ味(カルビー)

カルビーチーズビット濃厚チーズ味

チーズビット 濃厚チーズ味(カルビー)

1978年に発売された商品が期間限定で再発売されました。この品もかっぱえびせん同様、小麦粉を使ったスナックです。軽い食感にチェダーチーズの風味がマッチしています。

とうもりこ まるかじりコーン(カルビー)

カルビーとうもりこまるかじりコーン

とうもりこ まるかじりコーン(カルビー)

同社『じゃがりこ』のとうもろこしバージョンです。じゃがりこ同様、硬めのスティックになっています。

ドンタコス チリタコス味(湖池屋)

湖池屋ドンタコスチリタコス味

ドンタコス チリタコス味(湖池屋)

次もポテチメーカーです。ドンタコスというと、「ドンタコスったらドンタコス」と連呼する佐藤雅彦氏のテレビCMが有名なタコスチップスですが、ポテチ不足に乗っかってスーパーやコンビニの陳列棚に目立つようになっています。メーカーにしてみれば、ポテチ以外の定番スナック菓子があることは大きな強みですね。

GOLDENスコーンバーベキュー(湖池屋)

湖池屋GOLDENスコーンバーベキュー

GOLDENスコーンバーベキュー(湖池屋)

スコーンも定番のコーンスナック菓子ですが、この品はコンビニ限定です。スコーンは割合濃いめの味付けが多いのですが、この品も濃厚なバーベキュー味になっています。

ベビースター パンメン メープルシナモン味(おやつカンパニー)

ここからは大手メーカーのスナック菓子を紹介します。まずはおやつカンパニーの商品です。
おやつカンパニーベビースターパンメンメープルシナモン味

ベビースター パンメン メープルシナモン味(おやつカンパニー)

パン生地で作ったベビースターです。味付けもラーメン風ではなくオリーブソルト、チーズなどパン風の味付けがあります。紹介したメープルシナモン味のように甘い味付けができるのもパンベースだからでしょう。

ビーノ うましお味・ソイビーノ 香ばし醤油味(東ハト)

東ハトビーノうましお味・ソイビーノ香ばし醤油味

ビーノ うましお味・ソイビーノ 香ばし醤油味(東ハト)

ビーノはえんどう豆、ソイビーノは大豆を使ったスナックです。この品も定番商品ですが、豆を使った商品というのは他に見当たらなかったので紹介いたします。豆の風味は、とうもろこしや小麦と一味違いますので、他の商品に飽きたときに食べるとよいかもしれません。

エアリアル しお味(ヤマザキビスケット)

ヤマザキビスケットエアリアルしお味

エアリアル しお味(ヤマザキビスケット)

同社のチップスターはアイダホ産ポテト使用なので、今回のポテチ騒ぎの影響を受けていないのですが、この機会にコーンスナックを売り込んでいるようです。エアリアルは4層構造でドイツ産岩塩を使ったアルペンザルツを使用しているのが特徴です。

マイク・ポップコーン しあわせバタ~味(ジャパンフリトレー)

ジャパンフリトレーマイク・ポップコーンしあわせバタ~味

マイク・ポップコーン しあわせバタ~味(ジャパンフリトレー)

ポップコーンもとうもろこしを使ったスナック菓子です。マイク・ポップコーンというと店頭でよく見かけるのが水色の袋のバターしょうゆ味ですが、今回はオーソドックスなバター味を紹介します。

バター味といっても、バターの他に蜂蜜、パセリ、マスカルポーネチーズを合わせ、4(し)あわせという語呂合わせを行っています。

コーンポタージュ 75g(リスカ)

ここからは定番駄菓子の大袋バージョンを紹介いたします。
リスカコーンポタージュ75g

コーンポタージュ 75g(リスカ)

この品はコーンポタージュ味のコーンスナックです。スーパーやコンビニの駄菓子コーナーにあるものは35gですので、約2倍のサイズになります。子どもに渡したら大喜びすることでしょう。

キャベツ太郎 90g(やおきん)

やおきんキャベツ太郎90g

キャベツ太郎 90g(やおきん)

この品も一般的には14gの小袋です。たこ焼きサイズのコーンスナックです。商品名にキャベツの文字がありますが、原材料にキャベツは入っておりません。

しみチョココーン 70g(ギンビス)

ギンビスしみチョココーン70g

しみチョココーン 70g(ギンビス)

一般的には25gの小袋です。チョコレートをしみこませたコーンスナックですが、原材料をみると、コーングリッツよりも植物油脂と砂糖を多く使っていたりします。

さつまんま ムラサキイモミックス(UHA味覚糖)

最後にさつまいもを使ったスナック菓子を紹介します。さつまいもというと一般的に秋の味覚なので、さつまいもスナックは秋冬限定商品になっていることが多いですが、今年は今の時季になっても販売終了になっていません。今後は通年販売になるのではないでしょうか。
UHA味覚糖さつまんまムラサキイモミックス

さつまんま ムラサキイモミックス(UHA味覚糖)

まずは味覚糖のさつまいもチップスです。紫いもも使っています。さつまいも・砂糖・植物油脂・ビタミンEしか使っていません。さつまいもをそのまま味わえる品です。

おさつどきっ プレーン(UHA味覚糖)

UHA味覚糖おさつどきっプレーン

おさつどきっ プレーン(UHA味覚糖)

もう一つ味覚糖のさつまいもチップスです。こちらは黄金千貫というさつまいもを使っています。さつまんま同様、最低限の材料で作ったさつまいもチップスです。

さつまいもん。クリーミーさつま(カルビー)

カルビーさつまいもん。クリーミーさつま

さつまいもん。クリーミーさつま(カルビー)

次はカルビーのさつまいもチップスです。クリームチーズ風味になっています。さつまいもの甘味とクリームチーズの酸味がマッチしています。

さつまりこ 黒蜜きなこ味(カルビー)

カルビーさつまりこ黒蜜きなこ味

さつまりこ 黒蜜きなこ味(カルビー)

同社『じゃがりこ』のさつまいもバージョンです。この品も例年ですと秋冬限定商品ですが、まだ販売している店を多く見かけます。2017年は5月下旬終売予定です。甘いさつまいもに黒蜜ときなこを加え、和風な甘みを出しています。

この秋までの我慢か楽しみか?

以上、ポテトチップス代替のスナック菓子を紹介いたしました。ニュースによれば、馬鈴薯不足はこの秋まで続きそうです。ですので、このひと夏はコーンスナックやさつまいもスナックがスーパー・コンビニの陳列棚を賑わせそうです。

しかしその分、秋になるのが楽しみになります。秋のじゃがいも豊作を祈りながら、今しか売らないようなスナック菓子を選んで食べて楽しみませんか。
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