定番デニムでつくる大人のモテコーデ

モテファッションはイタい!? 大人のモテコーデって？

「モテるファッション」と聞くと、揺れ感のあるスカートなど、いわゆる女子アナのような清楚な雰囲気が頭に浮かんだという人も多いはず。そしてそれがモテ服！と分かってはいても、あざとい感じがしてイヤとか、普段の恰好と違いすぎて今更取り入れられない……と少なからず抵抗を覚える人も多いよう。

確かに、30歳以上の大人の女性が「モテ！」と言っているとイタい感じがするのも事実。ですが、それを「自分を魅力的に見せてくれるファッション」と言い換えれば、取り入れてみたくなりませんか。

モテファッションはパリジェンヌに学べ！

その代表的な例と言えばパリジェンヌ。オシャレで恋愛にも事欠かず、いくつになっても魅力的。カジュアルなデニムだって彼女達にとっては十分「モテファッション」。いつでも女性らしく着こなしています。

実際、男性側の意見として、私たちが想像する狙ったモテファッションより、もっとナチュラルな方が良いという声が多いのも事実。多くの服を持たず、常にファッションも恋愛も自分らしくエンジョイしているパリジェンヌからは学べるところが沢山！ 今回はそんなパリジェンヌ流ルールを参考にしながら、私たちでもすぐ取り入れられるデニムを使ったモテファッションをご紹介します。

永遠の爽やかコーデ　白シャツ＆デニム 

デニムを着る時はシャツが鉄則、と言い切れるほどシャツ合わせの確率が高いパリジェンヌ。まずは簡単に真似できるここから取り入れるのがオススメ。白シャツ×デニムは清潔感抜群、嫌いな人はいない永遠の爽やかコーデです。

ただしボタンの全部留めはNG。真面目に着ずに、2つほど開けて着崩して着るのが主流です。Ｖネックが自然な女性らしさを演出してくれるのでシャツ人気が高いのもうなづけます。またオックスフォードなどトラッドな印象のものより、とろみ素材や薄手のコットン、リネン素材など、体に馴染むシャツがオススメです。

一枚で女性らしく気負わず着られる女っぽブラウスを投入 

女性ならではのアイテム、ブラウスはナチュラルな雰囲気ながらフェミニンな印象に仕上げてくれる優れ物。特にコットンのレースは昔からフランス女優が愛用している定番アイテム。モテを狙っていなくても、自然に女性らしいコーデに仕上がります。その他、ボウタイやハイネックなどクラシックな印象のブラウスもオススメです。足元にボルドーなどシックなカラーのヒールを合わせると、さらに女性らしさがアップします。

フレンチカジュアルの定番ボーダーはヒールで女性らしさを

休日に子供を連れて公園に行くときでもヒールを履く、というほどヒール愛好家が多いパリジェンヌ。それにならってフレンチカジュアルの定番を使ったボーダー×デニムのコーデの時も足元は忘れずヒールをチョイス。

いきなり歩きにくい高いピンヒールを履かなくても、シルエットが変わるのでローヒールで十分。とにかくデニムにスニーカーはやめて、必ずヒールを合わせてみるところから始めましょう。楽なペタ靴を履いている時と比べ、姿勢や歩き方も変わってくるので自然と女性らしい雰囲気が備わるはず。

媚びない女性らしさのあるレッドを差し色に

パリジェンヌの街角スナップを見ていて目に留まるのは、全身がベーシックでもシューズやバッグ、スカーフなどの小物からリップ、ネイルに至るまで、赤を効果的に使っていること。数ある色の中で主張が強く華やかな赤を積極的に取り入れているのは、パリジェンヌの女性としての自信の表れ。他人に媚びたりせず、意思のある女性が魅力的とされているのは私たちも見習いたいポイントです。

”モテファッション”を狙って馴染みのない物を買うより、定番のデニムだって魅力的に見せるコツはたくさんあります。ベーシックな物を女性らしく見せるパリジェンヌの技を是非取り入れてみて下さいね！