やったことがないにも関わらず、なぜ無理と決めつけるのか
今日からお金持ち体質に変わるために必要な行動を1つ挙げるとしたら、私は「自分の頭で考える」姿勢を提案したいと思います。たとえば「ヒアルロン酸入り化粧品は肌に良さそうだから買おう」というのは、自分の頭で考えたことにはなりません。企業の広告宣伝を鵜呑みにしているだけです。だからお金を失いやすい。
あるいは、「FXはハイリスクだからやめておこう」というのも思考停止です。なんとなく耳にした情報だけで先入観を持っていて、これも自分で確認したものではないからです。だから収益機会が広がらない。
「起業は自分にはムリ」というのも頭を使っていません。やったことがないにも関わらず、なぜ無理と決めつけるのか。どうやったらできるかを考えていないからです。だから挑戦できない。
「こんなにがんばってるのに会社は自分を評価してくれない」というのも自分の頭で考えていない人のセリフです。会社は基本的に、努力よりも結果で評価をすることを理解せず、自分がやるべきことを考えられない。
「本にこう書いてあったので」「〇〇という人が言っていたので」と言う人がいますが、これも「考えた」ことにはなりません。本やマスコミや先生が言っていることでも鵜呑みにせず、いったん自分の脳みそにくぐらせ、納得したうえで行動することです。
先日、雑誌の取材を受けたとき、「どうすればそういう発想ができるんですか?」「どうすれば行動できるようになるでしょうか?」という質問を受けました。さて、一体どうすればいいと思いますか?
答えは、「それも自分の頭で考える」です。「考える」というのは、本当に「自分の頭で考える」ということです。
もちろん、本やネット、専門家などの意見や助言を参考にすることはあっても、それらをベースに自分なりの根拠を持つ。そしてそれこそ、自分で納得できる答えです。
お金が貯まる口癖、貯まらない口癖
だから強い内発的動機となり、行動や継続へのモチベーションとなる。自分で考えているから、何事も自己責任ととらえ、計画したりリスク回避の方法も準備できる。そして仮に失敗しても、考えれば次への教訓へと昇華できる。そこで、自分の頭で考えられるようになるための禁止ワードを提案します。「よくわからないから」「教わっていないから」「自分には関係ないから」「それが常識だから」「みんなが言っているから」「そういうものだから」「仕方がない」「自分にはムリ」
反対に、口癖にしたい言葉です。
「へえ、おもしろそう」「それ、どういう仕組み?」「どうすればできるか?」「こうすればもっとよくなる」「それ、本当?」「だから何?」「根拠は? なぜそう言えるの?」「本当の目的はなんだっけ?」「本当に重要なのは何?」
いかがでしょうか。