「ウケトル」は宅配便の配送状況を教えてくれる便利アプリ
宅配業者は荷物の追跡サービスを提供しており、問い合わせ番号を入力すると荷物が今どこまで来ているのかを調べられます。近くの営業所まで荷物が来ていれば間もなく荷物が届くだろうと予測できますが、わざわざ番号を入力して荷物の所在地を調べる人は稀。たいていの人は配送状況など気にしないで荷物を待っているはずです。しかし、これではタイミング良く荷物を受け取れず、再配達をお願いしなければいけないことが増えてしまいます。再配達は依頼するのも手間ですが、宅配業者にとっても作業が増える悩みの種。昨今はあまりにも再配達が増えていることから、一部宅配業者がこれを有料化を検討しているとの噂まであります。
この問題の救世主となるかもしれないのが、今回紹介する「ウケトル」。これは荷物の配送状況を簡単にチェックできるアプリで、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の3社に対応しています。
いつも郵便受けに不在票が入っている……なんて人は早速インストールしてみましょう。荷物が近くの営業所に届くと通知してくれるので、荷物を受け取れる確率が向上しますよ。
■「ウケトル」
ウケトルは荷物が今どこにあるのかを確認できるアプリ。「配達中」となっていれば到着はもうすぐだ
荷物の配送状況だけでなく、配送履歴の確認も可能。ネットショップから送られてきた商品は再購入までできる
Amazon・楽天で買った物は自動登録される
日本でネットショッピングといえば、Amazon、楽天市場の2つが人気。読者さんの中にも利用されている人は多いのではないでしょうか。じつはウケトルにはこの2大ショッピングサイトと連携し、購入した商品の問い合わせ番号を自動登録する機能があります。連携はそれぞれのサイトのアカウント情報を入力するだけなので簡単。これで次回からは購入した商品が発送されると、アプリトップ画面の「配送リスト」に自動登録されます。しかも、配送リストに登録された商品を受け取れず、再配達になってしまった場合でも、アプリ内に表示される「再配達依頼」ボタンから再配達の手配が可能。まさに至れり尽くせりの便利アプリですね。
なお、ウケトルと連携するネットショップは徐々に拡大しており、今では三越伊勢丹と舟納豆のネットショップとも連携できます。今後も対応ショップが増えるとより便利になりますね。
「Amazonと連携する」「楽天と連携する」からそれぞれのアカウントを登録しておこう
Amazonや楽天で購入した物が登録され、配送状況が確認できるようになる
荷物を自分で登録することももちろん可能
ウケトルはAmazonや楽天市場以外から発送された荷物の確認にも当然対応しています。ただし、それらの荷物は配送リストに自動登録されないので自分で登録しなければなりません。登録方法はアプリ下部の「+」ボタンをタップし、問い合わせ番号と、任意の荷物の名前を入力するだけ。これで配送リストに登録され、配送状況が確認できるようになります。
ちなみに自分宛の荷物だけでなく、自分が送った荷物も登録可能です。荷物が無事相手に届いたか不安、なんてときはウケトルに問い合わせ番号を入力して配送状況を確認しましょう。「配送完了」になっていれば無事に届いています。
アプリ画面下部の「+」をタップし、荷物の問い合わせ番号を登録しておく
荷物が配送リストに登録され、配送状況を確認できるようになる
以上、ウケトルの紹介でした。ウケトルを導入したからと言って再配達から解放されるわけではありませんが、それでも荷物が届くタイミングがおおよそ分かるようになるのは便利。
自宅に宅配ボックスがなく、不在通知に困っているなら導入しておいて損はありません。