利回り9%超!出遅れ3万円台株主優待銘柄

今回ご紹介する銘柄はカタログ通販大手でネット販売も積極的に展開している企業です。株主優待と現金配当を合わせた合計利回りは9%超となっています!

今回ご紹介する銘柄はカタログ通販大手でネット販売も積極的に展開している企業です。株主優待と現金配当を合わせた合計利回りは9%超となっています!

スクロール(東証1部<8005>)はカタログ通販大手でネット販売も積極的に展開している企業です。生協向けが大きな売上を占めます。国内での組織・個人ダイレクトマーケティングのノウハウを基盤に他社へソリューションを提供。海外でのソリューション・健粧品事業も展開しています。

同社の株主優待はグループの商品購入時に利用できる優待券です(その他、静岡県特産の新茶ももらえます)。注目ポイントは株主優待獲得最低投資額が3万円台と低く、長期保有優遇制度を利用すれば、かなり利回りが期待出来る点です。

【銘柄データ】スクロール(東証1部<8005>)
【株主優待+現金配当予想利回り】 9.6%
【2017年3月3日株価】 363円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=3万6300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 10円
【株主優待権利確定月】 3月末、9月末
【今期予想PER】 20.58倍
【株主優待の内容】詳しくは同社のHPをご覧下さい


※今回は100株を購入して3年以上継続保有して長期保有株主優待制度を利用し、年間合計2,500円分の優待券を獲得したケースを想定しています。株主優待は2,500円として評価し、株主優待利回りを計算しています。

足元の業績は軟調ですが、株主優待の利回りは魅力的にも

17年3月期第1-3四半期までの業績を見ると、売上が8.1%減の443億5100万円、営業利益が35.5%減の13億7700万円、純利益が52.8%減の9億6000万円となっています。

部門別にはアパレルは天候不順や消費者の節約志向などによる市場低迷を受けて減収。また、健康食品についても、中国での販売展開を開始しているものの、国内のインバウンド需要の変化に伴い減収。広告宣伝費はカタログの廃刊などで年々減少していますが、売上が減少し、粗利益率が低下した結果、利益面はさらに大きなマイナスとなっています。なお、17年3月期通期の業績予想を見ると売上が6.6%減の590億円、営業利益が50.9%減の9億5000万円、純利益が74.8%減の6億円と減収減益予想となっており、下半期は赤字となる見通しです。

もっとも、中長期で業績を見ると概ね横ばいと言ったところです。また、株主への利益還元を、経営の最重要政策のひとつとしており、連結配当性向30%を目処として、配当を実施。安定した現金配当が続いています。自己資本比率は57.0%と比較的手堅い水準です。

株価は10月の下旬に通期業績予想の下方修正を発表したことで大きく下落。その後、値固めを完了しつつあるといったところです。当面は3月末の株主優待権利確定に向けて200日移動平均線前後までの戻りが期待できるのではないかと思います。その後は権利落ち後に調整した後、18年3月期上半期の業績がどうなるかを確認する流れになると思われます。株主優待の利回りの点を考えれば検討の余地のある銘柄と思います。

参考:日本株通信

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。