ママの「タラレバ」を解消する唯一の策とは?

ママがタラレバのスパイラルから復活するには?

ママがタラレバのスパイラルから復活するには?

漫画やドラマで話題になっている「タラレバ」は、ママの行き場のない悩みとも関係している、とても深い言葉。ママが「タラレバ」のスパイラルから脱出するには、どうしたらいいのでしょうか? 子育て心理学を交えて、お伝えしていきます。


育児にも「タラレバ」があるって本当!?

「告白されていれば……」
「あの時付きあっていれば……」
「もっとキレイになったら……」
「私だって本気を出したら……」

「こうしていたら、〇〇だったのに……」、「ああしていれば、〇〇なのに…」と仮定の話を積み上げる3人の女性を描いた漫画やドラマの「東京タラレバ娘」。ご覧になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「タラレバ」、実は育児でもあてはまることがとても多く、ドラマを見ながら、たくさんのママの「タラレバ」が頭をめぐりました。というのも、普段、カウンセリングなどでママたちのお話を聞いていると、悩みの中に「タラレバ」が多いことをずっと感じていたからです。


育児の悩みとつながりのある「タラレバ」って?

よく聞く育児のタラレバには、2つの方向性があります。

  1. 「あのとき○○していたら……」という過去形のタラレバ
  2. 「もし○○できれば……」という未来形のタラレバ。

例えば、
「赤ちゃんのとき、もっとたくさん抱っこしてあげればよかった……」
「あのとき、もっとちゃんと話を聞いてあげていたら……」

「もっと自分の時間があれば、勉強の時間も取れるのに……」
「いつかこの問題が解決したら、何でも挑戦できるのに……」

このような「タラレバ系」のお悩みの特徴は、そこで話が止まってしまっているということです。過去に対しても、未来に対しても、「私には無理だ」と足踏みしてしまっている状態なのです。

とくに、過去に対するタラレバに対しては、ママたちが持つ強い縛りが関係しているように感じています。それは、「育児にはやり直しが効かない…」という縛りです。


育児のタラレバには「育てなおし」「育ちなおし」をすればいい

ママがこのように縛られてしまうのには、飛び交うネット情報も大きな要因になっていると考えられます。1人でも多くの読者を引きつけるために、ドキッとするようなタイトルづけがされていること、多いですよね。

「ママ必見! ○○したら絶対にダメ」
「ママが○○すると、子供が将来~~になる」

こんなタイトルに引き寄せられ、中身を読むことで、「育児にはやり直しが効かないんだ」と強くインプットされてしまうのです。

でも実際には、育児に絶対なんてありません。やり直しは可能なのです。

だから、
「赤ちゃんのとき、もっと抱っこしてあげていれば」と思ったら…
⇒ 今、抱っこしてあげてください。

「もっと真剣に向き合ってあげていたら」と思ったら…
⇒ 今、真摯に向き合ってあげてください。

ママが育児の何かに後悔したら、「育てなおし」をすればいいのです。そうすれば、子供たちは「育ちなおし」をすることができます。


アタッチメントの育みも「今」を大事にしよう!

精神的な強い絆を意味する心理学用語、「アタッチメント」と言う言葉をお聞きになったことがある方も多いでしょう。育児書では、とかく、0歳代の母子のアタッチメントばかりが強調されますが、ママとパパの間の深い愛情だって、アタッチメントの形の1つです。

たしかに、0歳代というのは、アタッチメントの土台を作るのに最適な時期ですが、それ以降の時期もとても大事。赤ちゃん時代⇒子供時代⇒思春期⇒青年期を経て、大人、さらにはおじいちゃん、おばあちゃんになるまで、ずっとアタッチメントで人間は支え続けられます。

様々な事情で、その時期に十分なアタッチメントが作れなかった方もいると思います。そんなときは、”今”、アタッチメント強化をすればいいのです。ママの「育てなおし」の働きかけは、子供に必ずプラスに響いてくれます。

育児のやり直しについて、この記事でもまとめています。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。




※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。