吉井奈々の恋愛コラム

恋愛で「LINEばかり」している人が気を付けるべき2つのこと

恋愛においてLINEでのコミュニケーションに慣れすぎてしまうと、表現力や読解力をどこかに置き忘れてきてしまう人もいます。リアルなコミュニケーション力を下げずに、心の距離を縮めてバランスよく活用するための方法をお伝えします。

吉井 奈々

執筆者:吉井 奈々

恋愛ガイド

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恋愛にはLINEが手放せないと思ったら、この2つに気を付けて

LINEで恋愛下手になる?

楽しくて便利なLINE。でもLINEばかりで、いいの?


LINEなどのチャットアプリってとても便利ですよね。でも、LINEに頼りすぎることで、コミュニケーションが苦手になっている人も増えているようなのです。

こんな時代だからこそみなさんにやってもらいたい、アナログコミュニケーションについてお話しします。
 
<目次>
 

1.会話や雑談が苦手になってない?

会うより、LINEで話すほうが楽しいのはなぜ?

会うより、LINEで話すほうが楽しいのはなぜ?

あなたのまわりに「彼とLINEしてる楽しいのに、実際に会うとなんだか会話が盛り上がらない」なんて言っている人はいませんか?

もしかしたらそれ、お互いがLINEに頼りすぎて会話や雑談が苦手になってしまっているのかもしれません!

「コミュニケーションが苦手な人ほど、LINEに頼りがち」というとなんだか実感がわきますよね。

LINEの場合、相手の短文を読んで、頭に浮かんだことを短文にして送信します。長文ではないので、表現は簡単なもので十分。もっと言えば、言葉で自分の気持ちを表現しなくても、自分の気持ちに合ったスタンプを使っておけば、いい感じのメッセージを作成することができてしまいます。

ただ、実際の会話の場合、相手の発言に瞬時に答えるのがふつうです。当然、スタンプなんてないので。自分の感情は、自分の言葉や表情で伝えなければいけません。

コミュニケーションが苦手な人は、自分の考えや思っていることを即座に言葉にしたり、表情に出すのが苦手なケースが多いので、LINEなどのコミュニケーションなら本音が言える、自分を出せるということが多いのです。

だからこそ、LINEでのコミュニケーションに慣れすぎてしまうと、表現力や読解力をどこかに置き忘れてきてしまう人もいます。

実は、コミュニケーションには練習が必要です。

だからこそ、LINEでのやりとりに頼れば頼るほどリアルなコミュニケーション力が下がりがちなのです。
 

2.LINEばかりの関係はすれ違いのもと?

たとえば、LINEで相手に何かをお願いした時、相手から「大丈夫だよ」と返信がきたとします。

文字だけでは相手の表情は見えないので、本当に心から笑顔で「任せて! 」という前向きな「大丈夫だよ」なのか、「本当は難しいけれど、なんとかするよ」という意味の「大丈夫だよ」なのか、わかりにくい側面もあります。そのまま相手の気持ちを判断せずに過ごすと、「あのとき本当はいやだったのに」「だったら、ハッキリ言えばいいのに」などとすれ違いが大きくなってしまう可能性があります。

声と声の会話の場合は、相手の息づかいやトーン、顔や声の表情や空気感を察知できて、相手の言葉「大丈夫だよ」の裏にある気持ちもわかりやすいのですが、文字のコミュニケーションだとなかなかそれは難しいんですよね。


つまり、LINEばかりに頼ってしまうと、「相手の気持ちを察知する力」が落ちてしまい、“実際に会うとうまく会話ができない人”また、“コミュニケーションが苦手な人”になってしまうのです。

とっても手軽で便利なアイテムですが、本当は一番難しいコミュニケーションツールともいえるのかもしれません。
 

大切な人とは、アナログコミュニケーションを!

自分の声で話すことで距離が縮まる!

自分の声で話すことで距離が縮まる!

とはいえ、LINEが便利なツールなのは重々承知です。だからこそ、大切な人にこそ、アナログコミュニケーションをMIXすることをオススメします。

とくに仲良くなりたい相手とはLINEではなく、ほんの数分でもいいので、「自分の声」で話してみませんか? アナログといっても、電話でOKです。

恋愛が始まってすぐの初々しい時期なら、「おやすみ」の一言をLINEではなく電話で伝えるようにしてみてはどうでしょうか。

朝や日中は忙しいので難しいですがおやすみの挨拶であれば相手も少し位は時間がとりやすいもの。

突然電話をするのは気が引けるという場合、「おやすみを言いたいから、少しだけ電話していい?」とLINEをして、OKをもらえたら本当に「おやすみ!」と言ってすぐに電話を切りましょう。

「もっと話したい!」と思っても、絶対に長電話はしないでくださいね。「“少しだけ”と言ったくせに電話が長い……」と思われたら、逆効果になりますし、短い電話のほうが「次はいつ会えるのかな。会ったらこんな話をしたいな」と期待が高まるものです。

メールやLINEの文字の「おやすみ」よりも、自分の声で伝える「おやすみ」のほうが相手の心に届きます。それは、お互いの空気感を大切にすることができるからです。

実は、私の生徒さんにも、「おやすみ」電話を毎日続けることで結婚したカップルがいます。

自分の声で話し、相手の声を聞いて会話をするってコミュニケーションにはとても重要なことです。ぜひ試してみてくださいね。

これは恋愛だけではなく、仕事でも同じです。

私も最初はメールでお仕事の依頼をいただいたとしても、必ず担当者の声を聞いて、自分の声を聞いてもらうようにしています。なかなか距離が遠くて会うことができなくても、相手との距離感を近づけることができますよ。

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