まずは初期設定から
「ベッドタイム」機能を使うためには初回の利用時に設定を行なう必要があります。まず時計アプリを起動して、画面下にあるメニューバー内の「ベッドタイム」をタップ。そして「開始」ボタンをタップします。設定項目は順番で以下の通り。質問に答える形式で設定するので簡単です。【1】睡眠時間
【2】何曜日のアラームをオフにするか
【3】何時間の睡眠が必要か
【4】就寝前のリマインダーを受け取る時間
【5】起床時のサウンド設定
ここまで設定したら、「ベッドタイム」機能のメイン画面が表示されるはず。夜、就寝時刻が近づくとリマインダーが表示され、起床時間になるとアラームが鳴るようになります。いくらアラームで起床時刻を設定していても、就寝時刻が遅いと寝坊してしまいがち。「ベッドタイム」ではリマインダーで就寝時間を管理して、睡眠不足を防いでくれるでしょう。
時刻や曜日を変更するには
しかし、規則正しい生活といっても、日によってはどうしても早起きしたい、就寝が遅くなる、という時があるかと思います。また、決めた時間が自分のリズムやライフスタイルに合わず、就寝・起床時刻を変更したいということもあるかもしれません。そんな場合、「ベッドタイム」機能のメイン画面上から時間の調整が可能です。就寝時刻を変更したい場合は円グラフのお月様マーク、起床時刻を変えたい場合はアラームマークを押さえて動かすだけ。
また、「ベッドタイム」機能を適用する曜日や就寝時刻のリマインダー、サウンドなど基本設定を変更したい場合、画面左上の「オプション」をタップすれば設定画面を表示させられます。
自分の睡眠周期をチェックするには?
そして「ベッドタイム」機能を使う上で押さえておきたいのが、自分の睡眠時間を記録した上で自分の傾向を把握できる「睡眠分析」機能。「ベッドタイム」機能のメイン画面には、円グラフ状に就寝時刻と起床時刻が表示されていますが、画面を上にスライドさせると「睡眠分析」が表示されます。これは1週間分の睡眠周期を記録してグラフで表したもの。就寝時刻と起床時刻を表す横線に対し、睡眠時間が縦線で表示され、自分の睡眠時間の分布が一目瞭然です。
また、「ベッドタイム」の画面では睡眠周期が1週間分しか表示されませんが、この「睡眠分析」のグラフをタップすると、ヘルスケアアプリの「睡眠分析」画面に移行します。ここでは画面上方の「日」「週」「月」「年」というタブをタップすれば、月ごとや年ごとの睡眠周期が把握できるようになっており、「夏は比較的早起き」「冬は睡眠時間が長くなってしまう」など自分の眠りの傾向が分かってくるでしょう。
さて、「ベッドタイム」を紹介してきましたが、普通のアラームから一歩進化した睡眠管理機能となっています。睡眠の管理において大事なのが、就寝時間と起床時間の両方を管理すること。規則正しい生活や十分な睡眠を目指すなら、利用してみてはいかがでしょうか。