以前から南麻布のマンションに住んでいた建て主のご夫妻は、2013年に近くの土地が売り出されたことを知ってこの土地の購入を決めました。
自身もクリエイターで建築に興味があり、周りの人達も建築家に頼んで家をつくっていました。そこで複数の建築家に面談し、その中から「ちょうど良いバランス感」を感じた駒田剛司さんと駒田由香さんに設計を依頼しました。

マッシブなコンクリート打放しの家


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外観
北側の路地から1.5mほどセットバックしている。写真:傍島利浩
玄関
足元に敷かれた雨花石の玉砂利にコンクリート金コテ仕上げのアプローチが伸びる。玄関扉はスチールの防火戸、庇は6mmのスチール板。写真:傍島利浩
1階
玄関から廊下を見通す。奥のガラス引戸から隣家との隙間が見える。写真:傍島利浩
1階
南側の奥から玄関を見返す。左のガラスの奥はバスルーム、右は洗面所。写真:傍島利浩
1階
南側のランドリースペースの上に、2階から3階まで伸びる北側のスチール階段が見える。写真:傍島利浩


最寄りの地下鉄の駅から徒歩10分。大通りから商店街を通り、その先の住宅密集地の路地に面して建て主のご夫妻のお住まいがあります。外観は正面の壁の高さが約9.4m、間口が約3.7mのコンクリート打放しの都会的な四角い住宅です。
玄関に入ると幅70cmの廊下が南北に伸び、内部の手前と奥が階段室で、高さ9mの吹抜けとなって家を貫いています。これはコンクリート造ならではのダイナミックな空間構成です。