2016年に筆者が見つけたスマートフォンの周辺機器で、思わず唸った10製品を紹介します。どれも買って損のない、超便利ガジェットです。
左右独立型ワイヤレスイヤホン「AirPods」は超快適
まさにイヤホンの再発明。Appleらしい逸品です。
Appleから鳴り物入りで発売された、ワイヤレスイヤホンの「AirPods」。左右のイヤホンをつなぐケーブルもないので、耳の負担が少なく、痛くならないし落ちにくいのが特徴です。イヤーピースをダブルタップすることで、Siriを起動することも可能です。左右が独立したBluetoothイヤホンとしては、決して高くない価格も魅力です。
■商品データ
AirPods
実売価格:1万8144円
破壊不可能なiPhoneケーブル「TITAN」は超絶タフネス
のこぎりも歯が立ちませんでした。
タフネスがウリのLightningケーブル。アメリカのFuse Chicken製で、日本ポステック株式会社が日本総代理店となっています。地上最強を謳うだけあり、比類のない頑丈さ。長さは1mで、重さは132gとズッシリとした手応えです。ハンマーで叩いてものこぎりで切っても、問題なく利用できます。
■商品データ
TITAN
実売価格:4880円
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バックや財布、スマホの居場所を見つけられる「Qrio Smart Tag」
デザインはソニーが担当。手ごろな価格なのでプレゼントにもぴったりです。
試作機をお借りしてひと足早くレビューしたIoTデバイスです。スマホと連携して、バッグや財布などなくしたくない物の場所を監視できます。忘れ物をしても、どこでなくしたのかを確認できるのです。逆に「Qrio Smart Tag」のボタンを押すことで、スマホからアラームを鳴らして見つけることも可能です。現在は予約受付中で、年明けに発送される予定です。
■商品データ
Qrio Smart Tag
実売価格:3686円
家中の電子機器をまとめてスマホで操作できる「eRemote mini」
この小さいデバイスでリビングの家電すべてをコントロールできます。
据え置き型の学習リモコンです。小さな円柱型のIoTデバイスで、家中の家電のリモコンを学習させることができます。あとは、スマホひとつですべてを操作できるのです。Wi-Fiに繋がるので、外出先から操作することもできます。エアコンのリモコンも学習でき、一家に一台に置かれることになりそうな製品です。
■商品データ
eRemote mini
実売価格:6980円
一眼レフで撮影した写真をスマホに転送できる「REX-WIFISD1H」
外出先でスマホからSDカードにアクセスできます。iPhoneでもOKです。
Wi-Fiを搭載したSDカードリーダーです。旅行先などでデジタル一眼レフカメラで撮影したデータをSNSにアップしたい場合、通常はPCに取り込む必要があります。とは言え自宅に帰る前に現地でスマホに取り込みたい、と言うニーズもあるでしょう。そんな時は「REX-WIFISD1H」があれば、Wi-Fi接続で写真を取り込めます。バッテリーを内蔵しており、スマホを充電するモバイルバッテリーとしても利用できるので便利です。
■商品データ
REX-WIFISD1H
実売価格:8980円
iPhoneの容量不足を解消するLightning端子付きUSBメモリー「JetDrive Go 500」
かさばる写真や動画はUSBメモリーに保存して、iPhoneの容量を節約できます。
コンパクトで質感がいいUSBメモリー。小さな本体にUSB端子に加えてLightning端子も備えており、iPhoneに直接挿して利用できるのが特徴です。写真や動画、オフィス文書などを保存しておき、容量を節約できます。バックアップにも使えますし、人に見られたくないデータを保存する用途にも利用できます。容量は32GBと64GBの2モデルがありますが、64GBのほうがコストパフォーマンスがいいのでお勧めです。
■商品データ
JetDrive Go 500
実売価格:5480円(32GB)、6980円(64GB)
車内と車外の動画をまとめて残せるドラレコ「DrivePro 520」
ドラレコの映像をスマホに落とせると色々楽しめます。
車に取り付けて映像を記録するドライブレコーダーです。「DrivePro 520」は車外だけでなく車内の映像も同時に記録できるのがウリ。事故の時の証拠になるだけでなく、仲間とドライブするときの撮影用としても使えます。Wi-Fiを内蔵しており、撮影した動画はスマホで読み込めます。いちいちSDカードを自宅に持って帰ったりしなくていいのが便利です。
■商品データ
DrivePro 520
実売価格:2万8000円
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スマホで照明をオンオフしたり調光できる「hue」
スマホで照明をコントロールできます。
スマホで操作できる照明です。アップルの「HomeKit」に対応しており、遠隔地からでもさまざまなことが可能です。単にスマホをスイッチ代わりにするだけでなく、照明のスケジュールを設定したり、目覚まし代わりに使ったり、映像や音楽とシンクロさせたりできます。旅行中の夜に、インターネット経由で家の電気を付けたりして、セキュリティツールとして活用する手もあります。もちろん、Siriに話しかけることで操作できます。
■商品データ
Philips Hue スターターセット v2
実売価格:2万9000円
走って撮影しても手ぶれしない「3軸32bit電子制御カメラスタビライザー」
スマホなのにぶれのない動画を撮影できるのは感動です。
スマートフォンを固定するカメラスタビライザーです。自撮り棒のように見えますが、電子制御された3軸スタビライザーを搭載しており、振動による手ぶれを吸収し、ぶれのない動画を撮影できます。縦横どちらでも撮影でき、パンすることも可能です。スマホで動画を撮ることがあるなら、一度は試してほしいアイテムです。
■商品データ
3軸32bit電子制御カメラスタビライザー
実売価格:2万9800円
早い安い大容量! のモバイルバッテリー「PowerCore 10000 with Quick Charge 3.0」
大容量でコンパクト、そして安いのがありがたいところです。
2016年はモバイルバッテリーの性能が向上し、価格が下がるといういい年でした。なかでもAnkerという中国メーカーの製品がブレイクしました。中国製とは言え、Googleで働いていたMeng Yang氏が副業で始めたメーカーで、安いですが品質は高い製品をリリースしています。いまのイチオシは、「PowerCore 10000 with Quick Charge 3.0」です。税込みで3000円を切る価格ながら、1万mAhという大容量で、iPhone 7を3回以上満タンにできます。さらに、急速充電規格のQuick Charge 3.0にも対応しています。
■商品データ
PowerCore 10000 with Quick Charge 3.0
実売価格:2999円