2月にオススメの株主優待銘柄
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。2月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が4番目に多い月です。今回ご紹介する銘柄のような人気優待銘柄ほど、投資家の注目が集まる可能性が高く、株価は上昇しやすい傾向があります。早いうちから注目することで、お得に優待銘柄を購入できると期待できます。2月オススメ優待銘柄その1「ライフフーズ<3065>」
【業務内容】和風レストランチェーンの「ザめしや」等を展開しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】31万1000円(2016年12月12日時点)
【権利確定月】2月末日・8月末日
【配当利回り】0.80%(2016年12月12日時点)
【優待内容】自社が経営する店舗(券売機利用の6店舗を除く)で利用できる3,000円分の優待券
※お米券(3kg相当)に替えることも可能
ライフフーズの優待は、主に関西や中部地区で展開しているレストランで利用できる優待券です。利便性が高く、普段から利用する方にとって魅力的な優待内容です。優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えるでしょう。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は同社株を12月末に購入し、2月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 85.71 %
勝ち数: 6 回
負け数: 1 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 9,746 円 平均損益(率): 4.87 %
平均利益(円): 12,838 円 平均利益(率): 6.42 %
平均損失(円): -8,805 円 平均損失(率): -4.40 %
合計損益(円): 68,221 円 合計損益(率): 34.11 %
合計利益(円): 77,026 円 合計利益(率): 38.51 %
合計損失(円): -8,805 円 合計損失(率): -4.40 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 8.748
平均保持日数: 48.71 日
検証結果を見てみると、勝率は85.71%、1トレードあたりの平均損益は4.87%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日の前に、早めに優待銘柄に注目することで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなります。
2月オススメ優待銘柄その2「リンガーハット<8200>」
【業務内容】ちゃんぽん店「リンガーハット」、とんかつ専門店「浜勝」等外食チェーン店を展開しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】21万1100円(2016年12月12日時点)
【権利確定月】2月末日、8月末日
【配当利回り】0.81%(2016年12月12日時点)
【優待内容】同社店舗で利用できる食事優待券。
・100株以上300株未満…1080円相当(540円×2枚)
・300株以上500株未満…3780円相当(540円×7枚)
・500株以上1000株未満…6480円相当(540円×12枚)
・1000株以上2000株未満…13500円相当(540円×25枚)
・2000株以上…27000円相当(540円×50枚)
リンガーハット<8200>の株主優待は、同社店舗で利用できる食事優待券です。食事優待券は「リンガーハット」や「浜勝」などで利用できますが、近くに利用店舗がない場合でも、オンラインショップでの利用が可能です。その魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は同社株を12月末に購入し、2月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
勝率: 83.33 %
勝ち数: 15 回
負け数: 3 回
引き分け数: 0 回
平均損益(円): 8,586 円 平均損益(率): 4.29 %
平均利益(円): 13,576 円 平均利益(率): 6.79 %
平均損失(円): -16,363 円 平均損失(率): -8.18 %
合計損益(円): 154,545 円 合計損益(率): 77.28 %
合計利益(円): 203,633 円 合計利益(率): 101.82 %
合計損失(円): -49,088 円 合計損失(率): -24.54 %
プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 4.148
平均保持日数: 47.50 日
検証結果を見てみると、勝率は83.33%、1トレードあたりの平均損益は4.29%です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早いうちに注目しておくことで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。株の売買を行う際、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。