おすすめのデジ製品、予算10万円で10アイテムをピックアップ
2016年も終わりに近づき、慌ただしい日々を送っている人も多いことでしょう。そして、今年も多くのデジタル製品、デジタルAV機器が登場しました。ボーナスを手にした人々が「何を買うか?」と周りを見回しているのが目に見えるようです。デジタル機器の進化は日進月歩、さまざまな進化を見せた製品が人々のハートを揺さぶっていることでしょうが、膨大な製品が登場しているため、戸惑っている人もいることでしょう。この記事ではそんな冬のボーナスのお買い物ガイドをしたいと思います。
なお、あまり高いものを買っても家族に怒られるので、価格が実売で10万円以下のものに限って紹介しています。
スマートフォンを買うなら「SIMフリー」の選択が◯
今年の日本のスマートフォン業界は、SIMフリースマホが大きく伸びています。2年を待たずに次々と新製品が登場することを考えると、デジタル製品に興味がある人はSIMフリースマホを選択するべきでしょう。■おすすめ その1:「ライカ」のレンズを搭載した「P9」
なかでも今年、注目だったのはファーウェイの「P9」。これはあのドイツのカメラメーカー「ライカ」のレンズを搭載し、解像感の高い画像が撮影できるライカ監修のカメラ機能を搭載しています。
ディスプレイは5.2インチと比較的コンパクトなボディで、持ち歩きやすいのも魅力。デザイン的にも洗練され、オシャレで女性も違和感なく使えそうです。2016年12月現在、安い店では5万円を切るなど、コスパも高いものになっています。
Huawei P9 SIMフリースマートフォン (グレー) 【日本正規代理店品】EVA-L09-GREY
■おすすめ その2:ドルビーアトモスに対応した「AXON 7」
ZTEの「AXON 7」も魅力的な製品です。ハイエンド製品なので高速なプロセッサを搭載しているのは当然、カメラ機能もレンズが明るく、解像感の高いものになっています。また、ディスプレイが有機ELで極めて発色がよく、コントラストが高い表示になっています。
そして、オーディオに関して国内販売のスマホとしてははじめてドルビーアトモスに対応し、普通に音楽を聴く場合でもクリアで解像感のある音が聞けます。
また、デザインがBMWのグループ企業と共同開発したおかげもあり、柔らかい曲線で構成され、非常にオシャレ。よく見ると、BMWっぽいなという気がしてきます。また、2枚の通信SIMを同時に使えるDSDSに対応しているので、音声と通信を別々のSIMに仕事をさせることもできます。
ファーウェイもZTEも中国系企業であり、この分野における最近の中国の勢いを感じます。
ノートPCは「VAIO C15」と「MateBook」に注目
■おすすめ その1:カジュアルでオシャレな外観の「VAIO C15」最近の国産ノートパソコンで元気がいいのはVAIOです。VAIOのなかでは15.5インチディスプレイ搭載の「C15」がいい感じです。
15インチ級のノートパソコンは家庭向けのシンプルなものという感じで、可もなく不可もないデザインの製品が多い中、C15はカジュアルでオシャレな外観を持っています。また、カラーリングも4種類用意され、自分の好みにあったものを選択できます。
ディスプレイは低反射アンチグレアで目に優しく、長時間使い続けられる感じです。また、搭載するスピーカーも大型でいい音を出すし、低音出力のためのウーファーも搭載しているので、オンデマンドビデオはもちろん、内蔵のDVDドライブで楽しくDVDビデオを楽しむことができるのもいいでしょう。
また、ボディが大型なだけあり、タイプしやすいフルサイズキーボードを搭載していて、(持ち帰り)仕事からブログの作成まで快適にできるのもいい。
一家に1台のオシャレなノートパソコンという感じで、多くの人にフィットしそうだけど、4種類のカラーリングから選択できるので、自分の個性を主張できそうです。
2017年1月15日にまでに購入・予約注文をした人向けのキャッシュバックキャンペーンも実施中なので、お得に購入したい人は急いだほうがいいかもしれません。
■おすすめ その2:仕事でも家庭でも気軽に使える「MateBook」
モバイルPCとしては、最近はタブレットとキーボードを組み合わせるのが1つのトレンドとなっています。この分野ではファーウェイの「MateBook」がお勧めです。
Windows10を搭載した12インチディスプレイのタブレットなのですが、その本体重量は約640gと軽量です。
この機種は約500gのキーボードカバーとの組み合わせで、約1.1キロのノートPCのように使えるわけです。プロセッサパワーはCoreMなので、メールや簡単な画像編集ぐらいはOK。よくあるモバイルPC程度の仕事はすることができます。
価格も現時点で安い店ならキーボード付きで8万円を切るぐらいなので、コスパも悪くありません。仕事でも家のなかでも気軽に使えるので、悪くない買い物だと思います。
また、スマホメーカーならではの機能としてボディサイドに指紋センサーを搭載し、パスワードやPINコードの入力なしにロックを解除できて、スリープから素早く復帰できるので素早く使えるのもナイス!
デジカメはミラーレスとコンデジからピックアップ
■おすすめ その1:標準、望遠ズームがセットで10万以下の「α6000」デジタル一眼レフは少々、重いので現在の一眼レフの主流はミラーレスなのではないかと思います。この分野では2つのズームレンズをセットして実売10万円を切るソニーの「α6000」がお勧めです。
フォーカス動作も軽快でスムーズに撮影できます。また、今までに何度もファームアップし、処理がよりスムーズになっているので、スキが少ないものとなっています。前述のように標準ズーム、望遠ズームをセットしたダブルズームセットで10万円以下と買いやすく、十分に一眼レフライフを楽しめるのも魅力です。
■おすすめ その2: 動画撮影にも非凡な実力を発揮する「LX9」
コンデジのなかでお勧めなのはパナソニックの「LX9」。20.1Mの大型1.0型センサーとF1.4と明るい光学3倍ズームレンズを搭載。日常的な撮影領域のなかで、明るく圧倒的に高画質な画像を撮影することができます。言うまでもなく、レンズはライカレンズ。
動画撮影にも非凡なものを持ち4K解像度で撮影でき、4Kフォトモードで撮影すれば、動きの速い被写体でもシャッターチャンスを逃さずに写真を撮ることができます。また、4Kフォトで撮影した写真は好きなフォーカスポイントを選んだ写真を作ることもできるなど、写真を自由に楽しめます。
LX9は高度なハードウェアとソフトウェアで写真の楽しみを広げてくれるカメラだと言えるでしょう。
ビデオカメラとヘッドフォンを買うならコレ!
■おすすめ その1:高機能かつタフに使える「GZ-RX600」ビデオカメラが技術の進歩でより高画質になっていくのは素晴らしいことです。しかし、落としたり、雨のなかで撮影したりするだけで壊れてしまうのでは、撮影状況が限られて不便。
そんな現在のビデオカメラの脆弱さを解消しようとしたビデオカメラがJVCケンウッドの「GZ-RX600」です。
この機種は「クアッド・プルーフ」と称しています。これは4つのものからの防御というような意味ですが、これは次のようなものがあります。
・防水:水深5メートルで約30分間
・防塵:ベビーパウダーのような細かい誇りにも耐える
・耐衝撃:1.5メートルの高さからの落下に耐える
・耐低温:マイナス10度の低温に耐える
つまり、運動会の撮影やアウトドアでの撮影でも雨に耐え、落としてもけっこう大丈夫だということです。さらにバッテリーを内蔵し、約5時間の連続撮影も可能。普通のビデオカメラの標準バッテリは1~2時間ぐらいなので、最初から大容量バッテリーを搭載しているくらいの感覚なわけです。
「GZ-RX600」は、高度な耐環境と大容量バッテリで、幅広い環境で自由に撮影できるのが魅力。もっと自由なビデオカメラが欲しい人に、ぜひ使ってもらいたい製品です。
■おすすめ その2:ハイレゾクオリティ変換で高音質にする「MDR-1000X」
次はおすすめヘッドフォンの話です。ソニーは騒音のなかでも快適に音楽が聴けるデジタルノイズキャンセリングに非常に積極的なメーカーなわけですが、なかでも「MDR-1000X」は際だってすごい機能を搭載しています。
このヘッドフォンはハイレゾではない音楽CDや圧縮音源(iTunesなどで販売されているようなクオリティの音源)でも、ハイレゾクオリティに変換して高音質に聴かせてくれるのです。しかも、ノイズキャンセリング処理をしながら! この高音質処理は、ウォークマンなどで知られる「DSEE-HX」で処理されています。
ソニーの最近のウォークマンに搭載されている、Bluetoothでハイレゾ相当のクオリティの音を転送できる「LDAC」にも対応しているので、LDAC対応ウォークマンなどとの組み合わせであれば、非常に高音質に音楽を楽しめます。
あらゆる音源をBluetoothでワイヤレスに転送し、必要ならハイレゾクオリティに変換し、しかもノイズキャンセリングの静かな環境で聴くことができるのがMDR-1000Xなのです。いつでもどこでも自由にハイレゾを楽しめるヘッドフォンと言えるでしょう。
ちなみに2016年12月現在の市場価格は4万円程度。その機能を考えれば驚くほどコスパが高いと言えます。
ユニークガジェットにも注目アイテムが登場
■おすすめ その1:スマホの情報を音声で伝える「Xperia Ear」今年、ちょっと面白いと思ったガジェットは、スマホの情報を音声で知らせてくれる「Xperia Ear」。
メッセンジャーやメール、天気予報、ニュース、時間などの情報やスマホの着信などを音声で知らせてくれるので、スマホをポケットから取り出す必要がなくて便利。音声入力にも対応し、メッセンジャーの返信などを音声で入力できます。
名前からソニーモバイルの製品なのがわかりますが、Xperia専用というわけではなく、Android5.0以降で使えるので、多くの人に使えます。片耳にセットするだけなので、周囲の音を聞き逃すこともなく、ボイスアシスタント的に使えます。
人によってはスマートウオッチよりも役に立つデバイスかもしれません。
■おすすめ その2:フルHD撮影ができてポケットに収まる「DOBBY」
もうひとつ注目なのが“ドローン”。これまでも多くのドローンが登場していますが、新しい市場の製品だけに大き過ぎたり、高かったり、面倒くさかったりといろいろと不満の残るもの多かったのですが、最近は完成度の高いドローンが登場してきています。
筆者がお勧めしたい「DOBBY」というドローンは、通称「セルフィードローン」と呼ばれているもの。13メガピクセルのカメラを搭載、フルHDの動画も撮影可能。折りたたみ可能なボディでポケットにも入るので、いつでもどこでも使うことができます。
自動追尾機能を持ち、人を追いかけて動画を撮り続けることもできます。まさにセルフィードローン。そして、重量が199gと軽量なので、日本国内の多くの規制にかからず、自由に遊ぶことができます。また、掌から離陸するモードも搭載しています。
ドローンを買って何をするの? どこで飛ばすの? ということに対して、明確な答えを持っていて、いろいろ遊べそうなのがDOBBYのいいところです。価格も5万円前後と、これだけの性能にしてはリーズナブルなのも魅力的です。
【国内正規代理店品】Zerotech ポケット セルフィードローン Dobby デラックス版 D100B-H