デ アドミラル(DE ADMIRAAL)
ホテルヨーロッパにある品のよいフランス料理店です。2016年度の「現代の名工」に選出され、初代総料理長である上柿元勝氏の流れを組んだ、本格的なフランス料理を食べられます。
「デ アドミラル」は仏語で「提督」という意味を持つように、重厚感あるインテリアに包まれ、生演奏もあり、荘厳な印象すら受けます。
ディナーで用意されているのはこちらの3コース。
- Prelude(プレリュード) 9500円
- Hommage(オマージュ) 14500円
- Imperial(アンぺリアル) 19000円
この中で、「デ アドミラル」のエッセンスを十分に楽しめる「Hommage」をご紹介しましょう。
アミューズ 人参のピューレとコンソメジュレ 雲丹を添えて
濃厚な甘味を讃えた人参のピューレ。トップにはウニ、銀箔、バラの花びら、イタリアンパセリです。
カツオの炙りをサラダ仕立てに バルサミコとカレー風味のソース ゴマ油と醤油の香りをアクセントに
適度に脂ののった戻り鰹。ニンニク醤油、バルサミコ風味のソースとカレー風味のソース。シソ、ダイコン、エディブルフラワー、ニンジンを添えています。
パン
自家製のバゲットとカンパーニュ。有塩バター、あおさ海苔やトサカノリが入った海藻バター。
テリーヌフォアグラ フランボワーズとビーツを赤のバリエーションで
イチジクのゼリーとコンポート、銀箔を載せたフォアグラのテリーヌは濃厚です。野菜のゼラチンで包んだフランボワーズのジュレ、ビーツの千切りとソースにヘーゼルナッツを、フォアグラの両サイドに合わせています。
パテ・アンクルート 根セロリのサラダと二種のマスタードソース
きれいな形をした細めのアンクルート。鹿肉、フォアグラのテリーヌをパイでしっかりと包み込んでいます。
通常のマスタード、ブドウを加えた黒色のレザンマスタードを添えています。根セロリのスライスと松の実、ほおずきがアクセント。
トリュフ香るきのこのクリームスープ カプチーノ仕立て
「デ アドミラル」秋のお勧めスープが、このシャンピニオンのスープ。ミルクの泡、トリュフのオイルとスライス、チャービル。ヴルーテほど重たくありませんが、染み渡るような旨味があります。
長崎産金時鯛のロティとフランス産キノコのフリカッセ
金時鯛のかろやかなロティ。トランペット茸やジロール茸など、フランス産のキノコがたっぷりと使われています。旬の魚とキノコを楽しめる一皿。
葡萄のグラニテ
ひんやりとした爽やかなグラニテ。華やかな香りがあります。
黒毛和牛フィレ肉のグリエ 赤ワインソース アルマニャック風味のシャテーニュグラッセ
黒毛和牛フィレ肉はグリエされていて、香ばしく網目が食欲をそそります。シャテーニュはアルマニャック風味で甘くて優美。付け合せはドフィノア、キャベツのチップス。
季節のチーズをワゴンサービスで
テーマパークのホテルレストランにしては本格的すぎるフロマージュのワゴン。好きなものを好きなだけ食べられます。
アヴァンデセール
長崎県の嬉野でつくられた紅茶のジュレです。
マスカルポーネのムースとフランボワーズのケーキ キャラメルのアイスクリームを添えて
3種類の盛り合わせ。メインはフランボワーズのムースで、しっかりとした酸を讃えています。キャラメルのアイスクリームはビターで、底に敷かれたクランブルがサクサク。マスカルポーネもムースは円柱型で軽いです。
ミニュアルディーズと紅茶
バニラのマカロン、トンカ豆のチョコレート、フランボワーズのパートドフリュイ。コーヒーや紅茶も付いていて、写真はダージリンです。
■デ アドミラル(DE ADMIRAAL)
営業時間:7:00~10:00、11:30~14:00、17:30~21:00
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■ハウステンボス(各レストラン共通)
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
TEL:0570-064-110(ハウステンボス総合案内ナビダイヤル)
地図:Yahoo!地図情報
URL:http://www.huistenbosch.co.jp/
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