「小倉織」江戸時代の布が今再び!“縞縞SHIMA-SHIMA”
“縞縞SHIMA-SHIMA”の展示ブース
縦糸が繰り返す美しい色のリズム、江戸時代初期から、豊前小倉藩で袴(はかま)や帯として織られた「小倉織り(こくらおり)」が復元され、現代の布として“縞縞SHIMA-SHIMA”のブランドで国内初の展示会発表されていました。
さまざまな縞のパターンのファブリック
丈夫でしなやかな質感の木綿布である“縞縞SHIMA-SHIMA”は小倉織りの特徴を継承しながら、丈夫で美しい広巾の生地になっています。手織りにない広巾にすることで、生活に密着したライフスタイルという新たな世界の扉が開かれました。その美しい日本のパターンである縞、繊細な伝統色の組み合わせは大胆で“いき”、江戸の美意識をインテリアファブリックとして使うことができます。
縞々のクッション
今回の展示では、新作の黒万筋・白万筋という無地に見える黒縞と白縞が発表されていました。インテリアには使いやすく、椅子張り地やクッション、ベッドフットスローとして提案されていました。
縞々のテーブルコレクション
縞々のランチョンマットやナプキン、テーブルランナー、コースターなどでテーブルコーディネーションが提案されていました。その昔、侍(さむらい)の袴や帯として使われた布が、今また、日本様式のモダンなインテリアとして身近に使うことができます。
縞々のステーショナリーやハードケース
縞々のステーショナリーやハードケース
さまざまの縞々を使った小物が提案されていました。粋な縞のネクタイ、半巾帯、一枚の四角い布を纏うエプロン、書類をいれるハードケースやカードケースなど、身近に縞々を楽しむことができます。
2010インテリアライフスタイル展
インテリアライフスタイルの展示会は、年々個性的なブランドが増えています。今年は、キッチングッズなど身近なインテリアアイテムが豊富で元気でした。ガイドが気になったのは、NIKKEI DESIGN Awardを受賞した“古川紙工株式会社”の神々しいブースでした。真っ白い暖簾がかかり、白い玉砂利が敷き詰められた厳かな空間でした。取材を申し込んだのですが、社長に簡単に拒否されてしまいました。お話を聞くとちょっぴり納得、桐のトレイに収納された神々しいばかりの和紙のレターセット、やたらに見せてなるものかの気迫に完敗でした。
実は、あまり知られてないのですがAll About Style Awardがあるのですよ!2010は、折りたためるランチボックス、食べ終わったらたたんで持ち帰られるお弁当箱、“アッシュコンセプトがプロデュースした「HO.H.」(邦商株式会社)”が受賞しました。選者オールアバウト スタイルストア MDマネジャー 柳沼周子さんの審美眼はさすが、エコは大事ですね。そのうちにSTYLE STOREに登場すると思います。お楽しみに!
<DATA>
Exhibition:
2010interiorlifestyleインテリアライフスタイル
All About Style Award
関連サイト・
JosephJoseph(ジョゼフジョゼフ)
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HALO (ASPLUND 株式会社アスプルンド)
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縞縞SHIMA-SHIMA
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「
ときめき!インテリアライフスタイル展-2」
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