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時は金なり!お金が貯まる女性の時間の使い方

お金の貯まる人は時間の使い方にも気を配っています。しかしながら世間で取り上げられる時間の使い方は男性のビジネスマン向きともいえます。女性ならではのお金の貯まる時間の使い方についてお伝えしましょう。

二宮 清子

執筆者:二宮 清子

家計簿・家計管理ガイド

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女性だからこその時間の使い方、5つのポイント

「時は金なり」という言葉があるように、時間はとても貴重なものです。時間は24時間365日と誰にでも平等に与えられたもので、人生がいつ終わるかは神のみぞ知るというもの。
 
時間を有効に使ってお金を貯めよう

時間を有効に使ってお金を貯めよう



お金と違い貯めたり増やしたりすることができません。失ったお金を取り戻すというように、時間を巻き戻したり取り戻すこともできません。そうであるからこそ、時間はお金より貴重であり、この時間をどのように使うかによって、お金の量も人生の質も変わってくるのではないでしょうか?

しかしながら、男性と比較すると自分のためだけに使える時間が少ないのも女性の特徴です。女性だからこその時間の使い方について、5つのポイントをお伝えしましょう。
 

ポイント1 時間は買える

スピードのあるものは価値があります。交通手段でも一番スピードの速い飛行機が高く次に新幹線、バスという順番で値段が付いています。高速道路や有料道路も「時間を買う」という行為にあたります。

他にも、お惣菜や外食、合わせ調味料を利用するというのも料理をする時間と手間を買っているということです。働く主婦は時間が足りないものです。家事を時短できるような圧力鍋等の家事用品や時短レシピを持つことでより時間を有効に使うことができます。もしマイホームを新築したり、リフォームすることがあれば、少々高くても、ぜひ家事が時短できたり、水道光熱費が安くなるような住宅設備を選んでください。

それらの住宅設備は女性の味方になってくれます。そして、短縮できた時間をより自分らしいことや大好きなこと、やらなければいけないことに時間を使って、質の高い生活を送りたいものです。
 

ポイント2 女性だからこそ持てる時間を味方にする

女性だからこそ持てる時間とは?結婚や出産・育児・夫の転勤・介護等で離職せざるを得ないこと、女性なら一度や二度ではないかもしれません。そんな時は時間が女性の味方になってくれます。

比較的時間のあるその時期に、将来について考えスキルアップをするのも良いでしょう。また、家計管理が上手になるには時間がかかります。毎月支出を管理し、良い金銭感覚を身に付けるには最低でも1年間は家計と真剣に向き合う必要がありますので、時間のある時期に家族の将来と家計についてしっかり向き合っていくことで家計を上向かせることができるようになります。

家事に時間をかけることで食品や日用品の底値を覚え、節約レシピや時短レシピなどを駆使して料理の腕を上げたり、掃除が上手になったりすることができます。これらの主婦力は、仕事に復帰し働く主婦になっても、家計を守ってくれることでしょう。
 

ポイント3 未来の時間を有効に使う

お金は貯めるには時間がかかります。60歳までに1000万円貯めるために20歳から貯蓄を始めれば毎月約2万円で済みますが、40歳から貯めようと思うと毎月の貯蓄額は4万円になります。

早い時期から少額からでも、毎月コツコツとお金を貯めることができる人のほうがお金は貯まります。未来の時間を有効に活用することがカギになります。女性は男性に比べると、働く期間が短く、年収も低い傾向があります。将来受け取る年金額も男性よりずいぶん少なくなります。そのようなことも考慮し、早くから自分自身の老後のお金を蓄えることも、家計と心の安定に繋がります。

私がファイナンシャルプランナーの資格を取ったのは30代半ばですが、その時にもっと早く知っていればもっとお金が貯まっただろうなと後悔したものです。
 

ポイント4 すきま時間を無駄にしない

通勤時間や移動時間という「すきま時間」を、どのように使うのかも大切です。スキルアップのために勉強したり本を読んだり、あえてゆっくりと休養の時間にしたりとそれぞれ有効に使ってもらえるといいですね。片道30分の移動時間があれば往復1時間×出勤日数200日=200時間です。

1年間に200時間も費やすことができれば何かをマスターし収入アップも可能ではないでしょうか。女性は男性と違い育児や家事等で長時間を仕事に費やすことが難しいものです。すきま時間をいかに使いこなしスキルを身に付け、短時間でしっかり稼げるような人材になることも重要です。

私は普段自家用車で移動しますが、行きは教材やセミナーのCDを聴き、帰りは疲れているので頭を休ませるためにもストレスにならない音楽を聴きながら帰ります。通勤時間を乗り物にせず徒歩にすれば、健康という財産が手に入るかもしれませんね。そのように何気に使っている移動時間を有効に使うことも豊かさのポイントになるのです。
 

ポイント5 「いつか」と「怪物」は見たことが無い

「いつかやろうは馬鹿ヤロウ」とも言いますが、「いつかは〇〇しよう」「いつかは〇〇したい」と思っていることは叶いません。そんなを妄想するより具体的に期日を決め具体的に行動に移すことができた人が達成できます。

例えばお金では、100万円あったら何しようと考えるならいつまでに100万円貯めるのか計画を立てて、銀行で定期積立を始めるべきです。女性はどうしても家族を優先させがちです。それは決して悪いことではありませんが、「いつか自分のために〇〇したい」と思っていることがあれば、後悔の無いように今始めるべきです。妻や母親が幸せなことも夫や子供のために大切なことなのです。

期日を決める時は短期で考えることが大切です。大きな目標で10年かかるようなことも、半年、1年、3年と期限を設けながらコツコツと達成できるような目標設定にすることがポイントです。

女性は男性と比べると器用で気が利きます。家事・育児・仕事とフルで動く必要性もあり、時間を有効に使うことも上手です。その器用さを、ぜひ家計管理や貯蓄アップ、収入アップに使ってもらえると、多くの豊かさと幸せを引き寄せることができるのではないでしょうか。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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