自分ではどうしようもない壁に立ち向かう方法って?
自分では解決できなかった壁を乗り越えられるかも
1.憧れの人を3人ピックアップしよう
先輩や上司などでもOK。あのひとみたいになれたらこんな壁を乗り越えられそうだと思う人を挙げてみて
最初に目標にするのは、チャレンジしやすい、目指しやすい人にしましょうね。というのも、目標をあまりにも偉大な人にしてしまうと、自分とのギャップに結果落ち込んでしまうこともありますから! まずは、よく知っている身近な人で、この人みたいになりたいな、と思える人を探してみましょう。
なぜ3人かというと、自分の考え以外の予備の考えのパターンをなるべくたくさん作りたいからです。もちろん、2人でも10人でもいいのですが、ある程度相手を分析しなくてはいけないので、3人くらいからはじめましょう。そうして、いつもの自分とは違う考えを共存させることで、さまざまな場面に対応できるようになっていきます。
2.相手を分析してみよう
憧れの人ならこうするかな……?
・真似したいところ
・憧れるところ
・なぜこの人は魅力的に見えるのか
などを観察し、分析し、箇条書きにしていくのです。
行動や生活パターン、話し方、身振り手振り、言葉の選び方、間のとりかたそのほか、気づいたことはなんでも観察しておきましょう。なぜなら、これからあなたがそれを真似して実践するからです!
3.「あの人だったらどうする?」を生活にとりいれよう
真似するだけ!?
そして、いつかピンチやトラブルが起こったときに、「あの人だったら……」を使ってみてください。そのときは、その人になりきって、身体に憑依させるようなイメージで実行してみましょう。
「私だったらこうなのに」とか「私だったこういうことしたくないな」というように今の自分をベースに考えるとなかなか答えを出せなかったり、行動に移せなくなってしまう場面も、「あの人だったらこういうふうに考えそうだ」「きっとこういう行動をとるだろうな」と考えると、どんどん自分の思考の幅が広がっていくのがわかるはずです。ちょっと前まで、自分の頭の中で勝手に「これが限界だ」と決めていたことも、憧れの人の考えを学び、素直に実践してみることで自分の幅が広がることにつながっていきます。
「身近な人の真似をする」と言うと、なんとなく「パクった」ような感じで悪いイメージが持つかもしれませんが、「歴史的人物に影響を受けた」「アーティストの作品や考え方を参考にしている」というのはよくあることです。基本的な技術や考え方は真似することで磨かれることは多々あります。そもそも「自分らしさ」って何だろう? ということに気付くきっかけにもなるんですよ。
4.「真似」=「本人」にはなりません
「でも、真似ばかりしていたら、本当の自分ではいられなくなる!」……と不安になってしまうかもしれません。でも、大丈夫。他人の真似や模倣をしたからといって、自分がなくなるわけではありません。最初は他人の模倣や真似でも、結果的に自分が成長でき、自分らしさがもっと輝いていけばいいのです。いろいろな人の真似をして、どんどん憧れて、そこから本当の自分らしさを作っていきましょう。ふだんから、どんどん自分の憧れる人を見つけて、分析して、その人いいところを取り入れる。そして、ぶち当たる壁にもどんどんチャレンジしていきましょう!