9月は1年の中で最も平均損益のマイナスが大きい月

9月には、3月決算企業の中間決算が集中しています。中間決算に向けた売りが彼岸(9月23日の秋分の日前後各3日)の頃に最も集中するため、売り優勢になりやすく、「彼岸底」とも呼ばれています。そこで今回は、9月相場が実際に下がりやすい傾向であるのか、過去のデータから統計的に検証してみました。

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検証対象:全銘柄
検証期間:1990/03/01~2016/07/22
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・8月末の最終営業日の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り
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今回は、8月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に、勝率が50%以上で損益がプラスならば、9月は株価が上がりやすい月となります。反対に、勝率が低く損益がマイナスであるならば、9月は下がりやすい月といえます。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

■9月株式市場の検証結果
システムトレードの達人

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勝率: 36.66 %
勝ち数: 27,425 回
負け数: 47,393 回
引き分け数: 1,999 回

平均損益(円): -4,776 円  平均損益(率): -2.39 %
平均利益(円): 15,659 円  平均利益(率): 7.83 %
平均損失(円): -16,803 円  平均損失(率): -8.40 %

合計損益(円): -366,903,723 円  合計損益(率): -183,456.55 %
合計利益(円): 429,457,392 円  合計利益(率): 214,735.22 %
合計損失(円): -796,361,115 円  合計損失(率): -398,191.77 %

プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失): 0.539
平均保持日数: 27.81 日

検証結果を見てみると、勝率は36.66%、平均損益(率)は-2.39%です。勝率が50%を切っており、1トレードあたりの平均損益(率)がマイナスになっていることから、9月は下落しやすい月といえます。

また、9月は1年の中で最も平均損益のマイナスが大きい月であることから、1年で一番株価が下落しやすい月といえるでしょう。

9月は勝率が低く、平均損益も大きくマイナスになっている月であることから、安易なトレードを行うと不用意にリスクを被ってしまう可能性があります。よって、9月にトレードを行う場合は慎重に銘柄を選択する必要があるでしょう。

そこで、下がりやすい傾向がある9月相場でも、例年成績が好調である銘柄を確認してみましょう。

9月の好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

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上の表は、先ほどの検証結果において勝率が高かった銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄から特徴を見ると、「サトウ食品工業<2923>」「アヲハタ<2830>」「アドソル日進<3837>」「テレビ東京ホールディングス<9413>」などが挙げられます。

これらの銘柄は、食品関連および通信関連の銘柄、つまりディフェンシブ銘柄です。下がりやすい傾向がある9月相場では、このような景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄に買いが入りやすいと考えられます。
9月の投資戦略を考える上で「食品関連銘柄」「通信関連銘柄」に注目してみてはいかがでしょうか。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)
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