H5系

北海道新幹線H5系。ただし多数の列車はJR東日本E5系が使用される

いよいよ夏休み。どこかへ出かけたいと思っている人も大勢いることだろう。鉄道旅行も単なる移動手段のみならず、車両自体に乗ることが楽しみという列車が急増している。今話題の「旬」の列車を中心に、注目の路線、車両をピックアップしてみた。


北海道新幹線で行く道南の旅

夏は涼しく過ごしやすい北海道へ旅する人も多いことだろう。2016年3月には、北海道新幹線が開業し、東京駅から乗り換えなしの新幹線で新函館北斗駅まで最短4時間2分で行けるようになった。当初は、空いていると伝えられたが、やはり6月あたりからは、蒸し暑い本州以南から北海道を目指す人が増えたためか、満席の列車も見受けられるようになってきた。時間的に往復は難しいかもしれないが、片道は北海道新幹線に乗ってみたい。

東京駅と新函館北斗駅を結ぶ「はやぶさ」は1日10往復。最短4時間2分とはいうものの、奥津軽いまべつ駅や木古内駅にも停まる列車となると4時間20分以上かかる列車も多い。
はこだてライナー

函館駅へは「はこだてライナー」に乗り換える

注意すべきは、新函館北斗駅は函館市の中心部からは離れているということ。従来の函館駅へは、シャトル電車「はこだてライナー」で15~20分かかる。結局、乗換時間を含めると、東京駅から函館駅までは5時間近く見ておいたほうがいいかもしれない。
大沼公園

新函館北斗駅から近い大沼公園がおススメ

このことから、新幹線は航空機利用に比べて不利という見方もあるが、函館市中心部ではなく、道南のリゾート地大沼公園を目指すなら、新幹線利用が俄然有利となる。新函館北斗駅から大沼公園まで、クルマなら15分程度の近さだ。せっかくだから函館本線(在来線)の列車に乗ってみたい。特急なら一駅10分、各駅停車でも3駅20分。車窓からは小沼の向こうにそびえる駒ケ岳の雄姿がたっぷり眺められる。リゾート地と言うと、鉄道の駅から、さらにバスに乗るイメージがあるけれど、大沼公園駅はリゾート地のど真ん中。駅のすぐ近くにはリゾートホテルもあるので、足の便はよい。

北海道新幹線試乗会レポート!
「はやぶさ」の社内設備、予約など
新幹線でいく北海道の観光地情報


7月デビューの新しい観光列車「伊豆クレイル」

伊豆クレイル

新しい観光列車「伊豆クレイル」

JR東海道本線の小田原と伊豆急下田を週末に1日1往復する新しい観光列車が「伊豆クレイル」だ。元常磐線の特急「スーパーひたち」の車両を改造した4両編成の車内は、海側を向いたペアシート、バーカウンター、家族やグループ水入らずでくつろげるコンパートメント(個室)そして一般席とバラエティに富んでいる。列車ダイヤも、根府川付近や片瀬白田~伊豆稲取の海岸線を走る絶景区間では徐行運転や一旦停止が予定され、移動時間もたっぷり楽しめる。
ペアシート

1号車のペアシートは海を眺めるのに最適

4号車の指定席は駅の窓口で入手できるが、1号車、3号車は「びゅう」の旅行商品としてのみ販売するので、予約するときは注意を要する。

伊豆クレイルに乗ろう/JR公式