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人気パティスリーが移転リニューアル! 「クリオロ」(2ページ目)

あの人気パティスリー「エコール・クリオロ」千川本店が、有楽町線の隣駅・小竹向原駅最寄に移転し、2016年5月20日リニューアルオープン。明るく元気なイメージから、落ち着いたナチュラルな雰囲気へ、お店のイメージを一新し、ブランド名も「CRIOLLO クリオロ」へと生まれ変わりました。93年に来日以来、日本を知りつくしたフランス人パティシエとして活躍するサントス・アントワーヌシェフによる、新たな取り組みに注目!

平岩 理緒

執筆者:平岩 理緒

スイーツガイド


新生「クリオロ」に登場した新商品&季節限定ケーキ&焼き菓子

「クリオロ」の「ココ」(税込520円)

「クリオロ」の「ココ」(税込520円)

前のページでは、「エコール・クリオロ」から新たなブランド名に生まれ変わった「クリオロ」の、以前から人気の代表作をご紹介しましたが、さらに、新店舗になって登場した新作や、季節限定の品にも注目!中でもひときわ目を引く「ココ」は、パッションフルーツの果実を半分に割ったような見た目が斬新です。昨夏に登場し、注目を集めたケーキでした。

アーモンドクランチを散りばめたチョコレートのカップの中には、ココナッツムースや、マンゴー&パッションのジュレ、マンゴー&パッションのソース、スポンジなど。表面には生クリームを絞り、タピオカでみずみずしい果肉感、サクサクのシリアルチョコでパッションフルーツの種を表現しています。南国フルーツの華やかな味を、ちょっとビターなチョコレートが引きしめてくれていて、夏に食べたくなる一品です。

「クリオロ」の「ピュイ・オレンジ」(税込495円)

「クリオロ」の「ピュイ・オレンジ」(税込495円)

もう一つ、爽やかな味わいの「ピュイ・オレンジ」も、サントスシェフからお勧めいただき、私もとても気に入ったお菓子でした。パイ生地の土台の中に、オレンジの酸味の効いたカスタードクリーム、フレッシュのオレンジ、コンポートしたオレンジ・オレンジ風味の生クリームと、パーツのほとんどにたっぷりとオレンジを使用。「ピュイ」というのはフランス語で「泉」のことで、まさにオレンのみずみずしさにあふれたケーキです。

「クリオロ」の「タルト・キャラメル」(税別495円)

「クリオロ」の「タルト・キャラメル」(税別495円)

「タルト・キャラメル」は、焼き込みタルトをべースとした生菓子で、茶色系のグラデーションで色彩もやや渋めですが、全く重たく感じられないのが、サントスシェフの凄さ!タルト生地の中にラムレーズンと洋梨、ラム酒風味のアーモンドクリームを敷いて焼き上げ、とろりとやわらかで濃厚なキャラメルを塗ってから、キャラメル味の生クリームとキャラメルソースでデコレーションしています。心地よいほろ苦さながら、やさしく食べやすい味のキャラメルがポイント。

サントスシェフのお菓子は、本当に、好き嫌いに左右されず、多くの人が美味しい!と感じられるようなバランスを見事に突いています。シェフが、日本人よりも日本人らしい味覚の持ち主と言われる所以です。

「クリオロ」の「オレンジ・ショコラ」(税込540円)

「クリオロ」の「オレンジ・ショコラ」(税込540円)

それは、サントスシェフが得意とするチョコレートのケーキでも同じです。艶やかなグラッサージュがけの「オレンジ・ショコラ」は、チョコレートムースが主体で、その中に、ほのかなオレンジの皮の香りがアクセントのサクサク食感のクルスティアンの層や、チョコレート味の生地、ピューレ状のオレンジ、オレンジクリーム、チョコレートクリームなどが層になっています。

ショコラとオレンジという、フランスでも定番の相性のよい組み合わせを、しっかりと濃厚なチョコレートらしさは感じさせながら、ビターすぎず誰もが食べやすいバランスで仕上げています。

「クリオロ」の「トレゾー」各種(全て1本税込2,592円)

「クリオロ」の「トレゾー」各種(全て1本税込2,592円)

「クリオロ」の新たな顔として、手土産にぴったりのお菓子が「トレゾー」。しっとりしたチョコレート生地の間には、濃厚なチョコレートガナッシュをサンド。周囲にもチョコレートをかけてあり、見た目もシックで大人っぽい装い。フランス語で「宝物」を意味する名前にたがわず、どこを食べてもチョコレート感満載の贅沢な一本で、チョコレートが得意なサントスシェフらしいギフト菓子となっています。

サントスシェフ曰く、「パウンドケーキを出しているお店は多いけれど、それとは違う、うちならではのオリジナルのお菓子を作りたかった」とのこと。実は、2016年1月に新宿で開催された「サロン・デュ・ショコラ」で先行発売され、既に話題を博していました。

「クリオロ」の「トレゾー・ナチュール」

「クリオロ」の「トレゾー・ナチュール」

「トレゾー」には「ナチュール」「キャラメル」「オレンジ」「ラムレーズン」「フィグ・カシス」の5種類の味があり、私のお気に入りは、ラム酒が香るガナッシュに、ラム酒にじっくりと漬け込んだレーズンも混ぜ込んである「ラムレーズン」。赤ワインやウィスキーとも相性がよさそうな、大人のための逸品です。

「フィグ・カシス」も、イチジクのコンポートと、甘酸っぱいカシスピューレ入りのガナッシュの組み合わせが華やかでフルーティー。それぞれ個性の異なる味わいがあるので、何本かまとめて買っていって、皆で少しずつ味見したくなります。

保存は冷蔵ですが、冷たい状態でも生地が硬く締まりにくく、しっとりみずみずしいのもさすが!最初はひんやりと、時間をかけながら味わって、ゆっくり常温に戻っていくにつれて、チョコレートや組み合わせられた素材の香りが花開くのを楽しむのがお勧めです。カットする時、ナイフを温めながら使えば、表面のチョコレートがけの部分も綺麗にすっと切れますよ。

「クリオロ」の「キャレ」や「ヨーヨーマカロン」のシリーズ

「クリオロ」の「キャレ」や「ヨーヨーマカロン」のシリーズ

他にも、注目の新作菓子は「キャレ」のシリーズ。5cm四方、高さ2cmほどの四角い形のチョコレート菓子で、「キャレ・プラリネ・キャラメル」「キャレ・ジャンドゥージャ」「キャレ・カフェ・ヴァニーユ」といった種類があり、中身はそれぞれ、ナッツを香ばしくキャラメリゼしたプラリネやジャンドゥージャのペーストやガナッシュ。1つでも充分な食べ応えがあり、詰め合わせギフトにしてチョコレート好きの相手に贈ったら、大いに喜ばれそうです。

また、「ヨーヨーマカロン」も以前からの人気シリーズ。表面がつるんとしたカラフルなマカロン各種もありますが、こちらは、サクッ・ふわっとした生地2枚でチョコレートガナッシュをサンドしたお菓子で、前のページでもご紹介した、世界大会優勝ケーキの「ガイア」や「ニルヴァナ」の味を再現した物や、季節限定の味も登場します。

「クリオロ」の「グルテンフリークッキー」(5枚入480円)

「クリオロ」の「グルテンフリークッキー」(5枚入480円)

また、「クリオロ」は以前から、「糖質制限」のお菓子の開発に力を入れてきた店でもあります。冷凍のままテイクアウト可能な細長い形のボックス入りケーキとして、苺のコンポートをサンドした爽やかなレアチーズケーキ「スリムレアチーズフレーズ」や、最新作の糖質制限「スリムティラミス」などが登場。糖尿病の専門医の方にきちんと計算をしていただいたもので、1食分の糖質量を、1日に摂取可能な量から算出された許容範囲内に収めています。

最近、欧米で支持者が増えている「グルテンフリー」のクッキーも開発。健康志向に応えるラインナップを揃えているのも特徴的だと言えます。

「クリオロ」の新しいパッケージ

「クリオロ」の新しいパッケージ

新店舗になってパッケージも一新し、これまでの明るいオレンジ色から、ブラウンカラーや木目調の、シンプルで洗練されたデザインの箱となりました。

落ち着いたナチュラルな雰囲気へと生まれ変わった「クリオロ」。今後は、個包装しないままの焼き立てのフィナンシェを並べるなど、厨房と同じ建物内の店舗だからこそ可能な、よりフレッシュ感のある品も出していきたいそうです。

タルティーヌなどの総菜パンの商品も登場するようで、6月以降、イートインスペースもオープン予定です。これからますます進化していく「クリオロ」とサントスシェフに注目です!


<ショップデータ>
「クリオロ」東京本店
東京都板橋区向原3-9-2 サントスビル1階
電話 03-3958-7058
営業時間 10:00-20:00 ※2016年6月以降、イートインスペースもオープン予定
定休日 火曜(祝日は営業、翌日休み)

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