本格的な燻製ブーム到来、ライフスタイルとして注目する書籍も
"燻製料理"と聞くと、食べるならまだしも、自分で作るのはちょっと敷居が高いと考える人がほとんどかと思います。しかし近年、にわかに"燻製ブーム"とも呼べる状況が起こりつつあるのをご存知でしょうか。つぎつぎと専門の料理店がオープンし、コンビニエンスストアやスーパーの店頭にはさまざまな燻製製品が並び、さらに"作る"側のアイテムも充実。なかでも象徴的だったのが、2015年10月にパナソニックから発売された、業界初となる燻製調理機能のついた"スモーク&ロースター「けむらん亭」"(以下、けむらん亭)の登場です。【関連記事】衝撃のうまさ!おうちで燻製スモーク&ロースター
食材を燻(いぶ)すうえで避けては通れなかった"煙"と"ニオイ"の問題をほぼクリアーし、自宅(室内)にいながら手軽に本格的な燻製料理が作れる同製品。発売直後は大手レビューサイトの売れ筋ランキングで1位を獲得するなど、"燻製市場"の拡大に大きく貢献しました。
そして、ブームの決定打とも言えるMook「燻せば美味しいレシピとその楽しみ 燻製ライフ SMOKE&ROAST」(以下、「燻製ライフ」)が3月に扶桑社から発売。こちらはただのレシピ集ではなく、燻製の基礎知識、燻製に魅せられた著名人たちのライフスタイル実例紹介などを通じて"燻製のある暮らし"を提案するというもの。初心者はもちろん、すでに楽しんでいる人にもおすすめの内容となっています。 2016年4月8日には、その「燻製ライフ」の発売を記念したイベントが都内で開催。扶桑社 第四編集局長の小林孝延氏、書籍の中で自身の"燻製ライフ"をお披露目しているモデルのAYUMIさん、多くのレシピを考案している料理研究家の河瀬瑠菜氏が登場し、トークを交わすとともに、前述したけむらん亭による実演・試食も行われました。
イベントにはESSEブロガーの方々も参加
「燻製ライフ」発売記念イベントに、燻製好き著名人が登場
「燻製ライフ」の仕掛け人とも言える小林氏は、18歳のときに燻製と出会って以来、現在まで魅了されて続けているという大ベテランで、自作のスモーカー(燻製器)を複数台を所有。燻製の魅力は「何年やっても楽しくて感動できるし、毎回発見がある」ところだそうで、今回の書籍は「僕の悲願だった。焼く、煮る、蒸すに並ぶ基本調理の新たなひとつに"燻す"を入れたい」とうれしさを隠しきれない様子で話していました。左から小林氏、AYUMIさん、河瀬氏
お子様にも燻製料理は好評とのこと
けむらん亭を使ったレシピの実演も
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