眉ひとつで女の「見た目年齢」は変わる
イラスト:陽菜ひよ子
20代の若いうちは肌の悩みが少ない人が多いので、目や唇といったポイントや色味を重視する人が多いのですが、アラフォー世代になると肌の衰えを補おうと、ベースメイクに力が入るようになります。しかし、下地にばかり時間をかけて、ポイントメイクをおざなりにしていてはいけません。
なかでも眉は印象を大きく左右するパーツ。大人の女性に似合うアイブロウとは、どんなものなのでしょうか。
痛アラフォーは、眉尻カーブの細眉メイク
整え過ぎの激細の弓形アーチ細眉は、痛アラフォーの代表・眉メイク。見慣れた形が一番似合うと信じ込み、ひと昔前に流行ったデザインを貫いてしまっています。80年代の不良ブームに青春を過ごした元ヤンキーか、懐かしすぎるアムラーメイクを彷彿させてしまい、見た目が微妙どころか年齢バレバレに……。自身に似合うかどうかジャッジせず流行ばかりを追うのは大人げないですが、メイクは保守的すぎると、どうしても「時代遅れ」感が目立ってしまい、垢抜けない印象になってしまいます。
イケアラフォーは、ナチュラル風に描いたストレート太眉
自分の眉の形を生かしつつ、「切る・剃る・抜く・描く」で適度に整えるのがアイブロウの基本。流行りの太眉メイクも柔軟に取り入れつつ、はつらつとした印象に仕上げるのがイケアラフォーの眉メイクです。デパートや百貨店のカウンタースタッフにいるBAさん(ビューティーアドバイザー)からプロ目線でアドバイスをもらったり、ファッション雑誌に載っている最新メイクを真似て研究しましょう。
メイクは女の顔をよりよく見せてくれる「魔法」。濃くしすぎてもケバすぎるし、野暮ったい。……かといってナチュラルに見せかけた手抜きメイクでは、実年齢より老けて見られてしまうこともあります。磨きをかけてこその「魔法」ですよ!
■イラスト/陽菜ひよ子
イラストレーター・漫画家。名古屋在住。パレット・クラブスクール卒。
主に女性や子供向けに、書籍・雑誌・広告・テレビなどを中心に幅広く活躍。
初書籍『アトピーの夫と暮らしています』(PHP研究所刊)絶賛発売中!
公式サイト http://www.hiyoko.tv/
FBページ https://www.facebook.com/hiyokodagane