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アジアアロワナ

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長谷川 秀樹

執筆者:長谷川 秀樹

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アジアアロワナ
画像提供:オオツカ熱帯魚

アジアアロワナ

学 名:Scleropages formosus (Schlegel & Muller, 1844)
通称名
英 名:Asian bonytongue
分 布:インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア、ベトナム
サイズ:90cm
Temp :24-30℃
pH  :弱酸性~中性


CITES(ワシントン条約)に指定されることから野生魚の入荷は無いが、東南アジアからの養殖個体が大量に輸入される。非常に高価に取引されるにも関わらず高い人気を誇り、熱帯魚に興味の無い一般にもよく知られた魚だ。体色に拠って、幾つかの商品名が存在する。

成長すると1m近くに成長することから、その飼育は限られた人にしか向かない。最終的には、150×60×60(cm)以上の水槽が必要になることから、一般に飼える魚では無いことが分かると思う。

性格は荒く、同種間では激しく争うため、混泳には注意が必要。他種との混泳の際は、遊泳層(本種は水面付近)が重ならない、同程度のサイズの大人しい魚とが望ましい。大人しいポリプテルスやエイなどが、混泳魚としては代表的だ。

飼育そのものは難しくなく、中性付近の水質をキープし、定期的な換水さえ怠らなければ問題ないだろう。同種の人気に伴い、餌用の昆虫類が専門店にて多数販売されるので、コオロギ、ミルワームなどを主食とするとよいだろう。金魚などの生き餌も好んで食べる。

購入の際は、金銭的にもそうだが、何かと覚悟が必要な魚だと思う。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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