シーンにより女性像を使い分けるのが結婚できる女性
「社交的すぎて盛り上げ役になってしまい、モテない……」「彼の友人や家族とうまくやれなくて結婚に至らない……」
どちらもよく聞く女性の恋愛の悩みですが、逆に、「モテて、結婚までできる」という、両方をかなえてしまう女性がいます。しかも、顔やスタイルが並外れて良いわけではなくても、それを叶えている女性はすくなくありません。それは、どんな人なのでしょうか。
実はこれ、コミュニケーションの違いにあったのです。
そもそも男性が求める女性像は、シーンにより異なるもの。そしてそれらは男性心理を知っていれば、非常にわかりやすいものなのです。
それでは巷によくある例をあげながら、解明していきます。
1.出会いの場でモテるのは、ちょっと「人見知りな女性」
出会いの場では、「彼だけを見つめる」女性になりきって。
これには、理由があるんです。
男性は、誰かから認められたいという感情、つまり、「承認欲求」が強い生き物。さらには、「自分だけ」を見てくれる女性を望みます。そのため、誰にでも社交的な態度で接している女性を見ると、「この女性は、誰にでも良い顔をするんだな。自分だけの女性にならなそうだ」と内心で思ってしまうのです。
逆に、「私、こういう場所、苦手なんです……」と緊張しながら、はにかんだ笑顔を見せる女性がいると、男性は「自分だけを頼る、自分だけの彼女」の存在をロックオンして、恋愛対象だと思ってしまうものなのです。
しかし! 完全に「人見知りなだけ」の女性でも、結婚に繋がりにくいのが難しいところ。恋愛中は「自分だけを見て欲しい」と思う男性ですが、結婚となると状況が変わってくるようです。
2.結婚したいのは、自分の仲間や身内と「社交的な女性」
結婚を意識すると、彼の知人や友達は、もはや彼のライバルではなくなります。
そうなると急に、妻候補の女性には「社交性」が求められるのです。
実際、家庭に入ると、相手の家族や近所とのお付き合いなど、さまざまな場面で社交性が求められるもの。
「あなたの会社の同僚に会いたくない、自宅につれてこないで!」
「あなたの家族とうまくお付き合いできない」
……というのは、夫婦喧嘩や離婚のきっかけとしてもよくある話ですよね。
「人見知り」「社交性のなさ」(または、それを身に着けようとしない)女性は、彼女としてはOKでも、「嫁」としてはNGとされてしまうことも少なくないということなのです。
恋愛をしなければ結婚はできませんから、「じゃあ、どっちもダメじゃない!」と困ってしまいますよね。では、どのような女性が、結婚できる女性になれるのでしょうか?
両方を兼ね備えるには、演じ分ければいい!
ずばり、2つの人格を演じ分ける「女優」になってください。あなたのもともとの性質がどちらだったとしても、初対面でモテたい相手がいれば「人見知り」を演じ、結婚話を進展させたいなら彼の大切にしている人にだけ「社交的」な自分を演じること。とはいえ、常時、演技をするほど人は器用ではないので、ここぞ、という場面で演じてください。
たとえば、合コンや出会いの場としての飲み会などでは、みんなを盛り上げるのはほどほどにして、気になる彼だけを見て、彼だけに笑顔や愛嬌を送ってください。だって、彼にとって、彼以外の男性陣は、彼の「ライバル」でもあるんです。
でも、もし付き合って彼と親密になってきたら、彼の家族や同僚など、彼が信用しているメンバーに対しては社交的になる必要があります。だって、合コンとは違い、彼の家族や上司などは、恋のライバルではなく、むしろ、彼の仲間なのですから。あなたも彼のパートナーとして、彼の仲間であることを最高の笑顔と愛嬌で伝え、披露していきましょう。
あえて女性向けに言いましたが、実はコレって、男女関係なく両方に当てはまることですよね。
人見知りっぽいけれど私だけに心を開いてくれて、仲良くなったら家族や友達うまくやっていける彼。こんな人との結婚生活は、きっと最高ですから。
人見知りと社交性のハイブリッド。この両方をうまく取り入れることで、意中の相手のハートをつかみ、結婚までつなげれば夫婦円満で幸せになれること間違いなしですよ!