株主優待/高利回り株主優待ランキング

2016年に注目の金券株主優待ランキング

2016年に注目したい金券の株主優待銘柄ベスト3をご紹介します! 実質的に現金を貰うのと同じ金券株主優待は銀行預金と比較すると、利回りの点から非常に魅力的で注目できると思います。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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2016年に注目の金券株主優待ランキング

みんな大好き金券の株主優待!2016年にお薦めの3銘柄をご紹介します!

みんな大好き金券の株主優待!2016年にお薦めの3銘柄をご紹介します!

今回は2016年に注目したい株主優待銘柄のうち、金券を株主優待とする銘柄の中から、配当に加え、株主優待品を額面通りで評価した場合の金額(※)も含めた総合利回りを算出。その利回りランキングを参考に、株主優待の利用のしやすさなどを加味したガイドが選ぶトップ3をご紹介したいと思います。

※利回りを計算する上での株主優待の評価方法は、額面として記載されている数字を参考としています(一部ガイドが推定)。予想配当+予想優待利回りはあくまでも参考としてご覧ください。(2015年12月25日の終値で計算しています)

それでは、第3位から順にご紹介していきましょう。

第3位 コーセーアールイー(東証ジャスダック<3246>)

予想配当+予想優待利回り:4.3%

【2015年12月25日株価】 823円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=8万2300円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 25円
【株主優待権利確定月】 1月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください

福岡都市圏を中心にマンションや投資用ワンルームマンションの開発、分譲を手掛けている企業です。今回は100株を購入し、1000円分のクオカードを獲得したケースを想定しています(つまり株主優待は1000円で評価し、利回り計算しています)。

同社のROEは2016年1月予想で20%程度と高い点は評価できると思います。また、不動産市況の活況を背景に業績は緩やかな拡大基調となっています。足元の株価は大きく上昇していますが、同社の株価の傾向として、株主優待の権利落ちに向けて上昇していき、権利落ち後に株価は一度大きく調整する傾向がありますので、2016年1月末の権利落ち以降に、株価が調整したところで購入を検討できると思います。

第2位 THEグローバル社(東証2部<3271>)

予想配当+予想優待利回り:5.5%

【2015年12月25日株価】 456円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=4万5600円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 15円
【株主優待権利確定月】 6月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください


第2位はTHEグローバル社<3271>です。マンションの分譲や販売を手がける企業です。今回は100株を購入し、1000円分のクオカードを獲得したケースを想定しています(つまり株主優待は1000円で評価し、利回り計算しています)。

業績は振幅がありますが、長期では概ね横ばいと言ったところです。株価も振幅が激しいのですが、ここ2年程度は400円台前半が底値となってきました。なお、同社も株主優待の権利落ちに向けて株価が上昇し、権利落ち後に調整する傾向があります。次回の株主優待の権利落ちは2016年6月末とまだ先ですので、権利落ちに向けての上昇を狙っての購入が検討できると思います。

第1位 ビックカメラ(東証1部<3048>)

予想配当+予想優待利回り:5.9%

【2015年12月25日株価】 1020円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=10万2000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 10円
【株主優待権利確定月】 2月末日、8月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください


第1位はビックカメラ<3048>です。主にターミナル駅を中心に大型家電量販店を展開している企業です。家電量販店では5位でしたが、2012年、6位のコジマの50.06%の株式を取得し、子会社化して業界2位に。パソコン販売のソフマップも子会社です。

同社の株主優待は株主お買物優待券であり、クオカードやギフトカードではありませんが、店舗数や取り扱い商品内容が多いため、本ランキングに加えました。

今回は100株を購入した上、2年以上保有して長期保有株主向け優待制度を利用し、1000円分の株主優待券を年間で合計5枚を獲得した場合を想定しています(つまり株主優待は5000円で評価し、利回り計算しています。保有期間が短い場合、長期保有株主向け優待制度が利用できませんので、利回りは下がります)。ビックカメラの買い物優待券は、割引券ではなく、そのまま使える有利な点があり、また家電だけではなく様々なものを販売していますので、利回り以上の便利さがあると思います。

一時期は株主優待ランキングの常連銘柄でしたが、訪日観光客による爆買いが株式市場のテーマとなり、株価が大きく上昇して利回りが低下していました。しかし、2015年後半から調整しており、利回りは回復してきましたので、2016年は再び注目できると思います。

株価は調整したものの、訪日観光客による購買増や不採算店の閉鎖やプライベートブランド拡充などで、2016年8月期の業績は過去最高益更新見通しとなっている点にも注目です。2015年下半期から株価は1000円前後で推移しており、次の配当権利確定の2016年2月に向けて注目できると思います。

参考:グローバルリンクアドバイザーズの最新投資情報

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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